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こんにちは。
ガンダムに加えてSPY×FAMILYの第2期のスタートにさらにテンション上げている"生涯こども宣言した大人" シンディです。
(あとチェンソーマンとBLEACH)
(今年の秋アニメはヤバいw)

さて、今日のテーマは「コミュニケーションの”ずれ”をなくすには?」です。「すれ違いの純情な感情」というふざけたタイトルつけてしまいましたが、あくまで仕事の場面での”すれ違い”を想定しています。恋愛に関してはわかりません^^;
でも、結局は同じかもなぁ、と思ったりします。

今回のテーマは会社で後輩から聞かれたことをテーマにしました。
皆さんも仕事をしていて、依頼した仕事が自分の期待と大きくズレていたり、受けた仕事が相手の期待にそぐわなかったり…

「え⁉︎なんでこうしたの⁉︎」
「もっとこうして欲しかったんだけどなぁ…」
「こうしてって言ったじゃん!」
(むきーッ💢)となる場面はありませんか?

会社で部下や後輩の指導をするようになると必ずぶつかる問題ではないでしょうか。会社で起こるほとんどの問題はこのようなコミュニケーションのすれ違いによるものだと思います。

このようなすれ違いって相手に悪気はないんですよね。そう、純情な感情なんです。純情な感情が空回りしてるだけなんです!
(急に熱くなってすいません。。)(T-BOLANとSIAM SHADEご存知ですか?)

少し前までは、こういった状況で上司が部下を詰める場面をよく見かけた気がします。が、僕はその光景に以前から疑問を感じていました。それって本質的な問題解決になっていません。それに、パワハラが問題化した現代においてそれ自体が問題の可能性があります。

今日は、若き指導者となった後輩に向けて、このようなすれ違いを防ぐにはどうすべきか?を考えてみたいと思います。

それでは、
早速いってみましょう!

すれ違いの原因

問題解決のプロセスは「具体→抽象→具体」。
まずはすれ違いが起こる本質的な原因を考える必要があります。

そもそもコミュニケーションって双方向の情報伝達、意思疎通を言います。なので、コミュニケーションのすれ違いの原因はお互いにあるというのが僕の根本的な考えです。

にもかかわらず、会社では立場が弱い人間がその責任を追求されることがほとんどな気がします。確かに部下側にも原因の一端はあります。でも”一端”です。一方的に詰めるのは僕は違うと思います。

むしろ、僕は上司側がコミュニケーションの齟齬を先回りして考えておく必要があると考える派です。6:4ぐらいで上司の責任と考えた方が本質的な問題解決につながると思っています。

すみません、話が外れてしまいました。。どちらの責任というのは一旦置いておいて、すれ違いの原因について考えてみましょう。

すれ違い原因を考えると以下のようなことがパッと浮かびました。

・お互いの思い込み
・お互いの先入観
・認識のズレ
・抽象度のズレ
・解釈のズレ

すれ違いの原因は「伝えたつもり」「わかったつもり」というお互いの思い込みがほとんどな気がします。では、なぜこのような思い違いが起こるのか?
それは抽象的な言葉を使っているからです。
そして、使う側も聴く側も抽象的な言葉を自分の都合良く解釈していることに気付かないことが原因ですれ違いは起こります。

それでは、すれ違わないためにどんなコミュニケーションを心がけるべきか考えていきます。

すれ違わないためのアクションプラン

①相手の解釈を具体的に確認する

解釈のズレに気付くには、指示出して終わりではなく、最後に相手がきちんと理解したかを確認しましょう。というと、「すでにやっているよ」という人がほとんどかもしれません。
ですが、具体的に聞き出しているでしょうか?

「わかった?」
「わかりました」

というコミュニケーションになっていないでしょうか?
これでは相手の解釈を具体的に確認していません。それに上司部下のような上下関係があるなかで、YES or NOの二択の質問をすれば、反射的にポジティブな回答をする人が多いと思います。(特に日本人であれば)

なので、この時はオープンクエスチョンで訊くべきです。オープンクエスチョンとは二択で回答できない質問のことです。「理解したことを言ってみて」と優しく訊くといいといいです。

そして、逆の立場のときは、自分の解釈が合っているか上司に確認しましょう。このとき、出来るだけ要点を絞って、相手が使う言葉に合わせることで解釈のズレをより防ぐことができます。

②目的と前提条件を共有する

解釈のズレが生まれる原因の一つには、その仕事の目的や前提条件の共通認識が取れていないことに起因していることがあります。

そもそも”なぜ”その仕事をするのか?
そのためにどんな前提条件があるのか?

ハナから違う山の山頂を目指していては一生ゴールに辿り着けません。
必ずここを押さえてから仕事の指示を出しましょう。

③相手の表情を見て話す

特に上司が気をつけるべきアクションです。
コミュニケーションの目的は互いの意思疎通です。自分が伝えたい内容を相手が正確に理解することでコミュニケーションは完結します。自分が伝える内容以上に相手の理解度に気を配りましょう。

部下側はわからないことは素直に質問しましょう。決して知ったかしてはいけません。話し途中で言いにくいときは、せめてわからない表情をしましょう。デキる上司ならきっと気づいてくれるはずです。

潜在的な要因

最後に潜在的なもう一つの要因について触れたいと思います。最初に上司の方に責任の割合が大きいと言ったことに繋がってきます。

潜在的な要因というのは、「心理的安全性」です。

上記にも書いた通り、すれ違いをなくすために、部下側はわからないことを「わかりません」と素直に訊く必要があります。しかし、部下が上司に対して「わからない」とネガティブな発言をすることはとても勇気がいることです。

個人の性格にもよりますが、年上や目上の人を敬うことを教育されてきた日本人は素直に「わからない」と言えない人が多いと思います。言えたとしてもストレスがかかる行為のはず。上司であればそのことを把握しておくべきです。

心理的安全性を作るには上司のリーダーシップ・マネジメントが大きく影響します。「何度言ったらわかるんだ!」「なぜその時訊かないんだ!」と感情を表に出して叱責することは「心理的安全性」を損なってしまうように思います。なので、僕は合理的に考えて感情を表に出すべきではないと考えます。

もちろん、相手にも責任があることなので、部下の成長のためには適度なプレッシャーをかけることも必要だと思います。が、バランスが大事です。

感情的にならず論理的に説明すること。こちらの期待値を具体的に示すこと。それだけで日本の組織のヒエラルキーには十分なプレッシャーがあるように思います。カツオを叱る波平のように「バカもん!」というのはプレッシャーはかけすぎのように思いますね。

さいごに

最後にまとめます。
「コミュニケーションの”ずれ”をなくすには?」

・相手の解釈を具体的に確認する
・目的と前提条件を共有する
・相手の表情を見て話す

です。
そして、潜在的な要因には「心理的安全性」があるよ、という話をしました。

皆さんの組織には心理的安全性はどの程度あると感じますか?
コミュニケーションはうまく言ってますか?

これは僕の仮説ですが、「心理的安全性」のある組織ではコミュニケーションのすれ違いも少ないと思います。ゆえに生産性の高い組織となるのではないでしょうか。

「心理的安全性」は日常のコミュニケーションで作り上げてくものです。普段から相手の純情な感情に寄り添って信頼関係を積み上げていくことが何より大切な気がします。

今日もここまでお読みいただきありがとうございました。

じゃ、またねw

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