【物語】星のごちそうタマゴ #8 試食
戻ってきた大きな異星人は、片手に食材らしきものが盛られたバスケット、もう片方の手にはアタッシュケースのようなバックを持っていた。それを両方テーブルの上にのせると、それぞれを取り出し一つ一つ並べながら説明を始めた。
「例えば、”しょっぱい”って言うのはおそらくこれらの事を言うのだと思うのですが、こちらの小さな実はかじるとしょっぱいです。そして、この枝を絞るとこのような液が出ますがこれもしょっぱいです。もう一つ、この砂・・・失礼、パウダーもしょっぱいです。」
オヤッサンは、そ