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自分のできること、できないことを理解して、周りの人と働く

全てができる人はいない。
凄く優秀で勝てないと思う人でも全てができるわけではない。

何が出来ると偉いのか。
自分にできることを増やすこと。
その時に「自分の得意」と「興味がある」と「人が求める」3つのことが重なる部分を増やせると人生が楽しくなってくる。

全てができるのではなく、人が求めることができると、自分が得意じゃないことをやってくれる別の人が来てくれる。
同じ事ができる人と話すことは楽しい。しかし、手段は違っても同じことに興味を持っている人と話すことも楽しい。
これがコラボレーションと多様性だ。
女性とか外国人とかは関係ない。

エンジニアの仕事はどうにも人から理解しにくい。
システムの状態というのも人から見えにくい。
期待されることを満たせる人を集めると「同じ事ができる人」が集まってしまう。他の職種の人からは肩書き以上の違いは理解しにくい。
もちろん、表面的に現れる「コミュニケーションが上手い」とか「推進力がある」とかは理解してもらえる。
でも、「コード表現が綺麗で分かりやすい」とか「イレギュラーケースが考慮されている」とか「自動化されてチーム全体が効率的」とか、そういうのは見つけられづらい。分かりにくいコードを書いて、最低限に仕様通り動くように作って、ずっと非効率でも一生懸命にやっている方が評価されがちの環境すらある。

事業的にも、働く個人としてもあまり良くない。
中長期的に良いシステムを作る能力としては両方が評価されるべきだし、両方とも必須だ。片輪走行を続ければ、どこかで大破する事故が起きる。だから、事故りそうになると止まって修理をする状況をよく見る。もしくは、事故ってから止まってる。できれば、事業を止めずに、健全に両輪で走れる方が良いと考えている。


このエンジニアに対する理解とシステムに対する理解をなんとかしたい。
事業にとっても、個人のエンジニアにとっても幸せになる働き方があるはずだと考えている。
これが今の自分の仕事の1番のモチベーションだ。

エンジニアはスキルが偏った人が多い。でも、それでいいと思う。
人に求められる興味があることを突き詰めて行って欲しい。

僕も自分の興味のままに色々なことを経験してきた。
凄く偏っていて、僕は上手く仕事ができないことが多い。
みんなに助けてもらいたい。
みんなのチカラがあれば、僕も楽しく仕事ができる。

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