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どうなる?賃上げ

2024年春闘の一次速報がでました。なんと、5.28%アップ、だそうです。
賃上げが企業優劣左右 連合1次集計5.28%、持続力競う - 日本経済新聞 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA153WP0V10C24A3000000/

2024年の消費者物価指数(コア)を、2.4%と仮置き、
同じく所定内賃金(一般)を3.1%と仮置きしてグラフを作ってみました。
賃上げ率よりも、消費者物価指数(コアCPI)と所定内給与(一般労働者)の動きが近い動きをしているように見えます。

デフレ維持は賃上げを阻む要因だった、とも思えます。金融緩和に理解が乏しい「労働者の味方」が日本にいたような気がします。。。

厚生労働省、統計局のデータを基に筆者作成
2024年のコアCPIは、ESPフォーキャストの値を基に仮置き
2024年の所定内賃金(一般労働者)は、2023年の賃上げ率と所定内給与の伸び率の比率を基に試算

僕は、以前の記事でも書きましたが、拙速な金融政策の変更には否定的な考えです。

株高、春闘の賃上げ率、円安などを見るのではなく、政府が定義している「デフレ脱却」で、賃金が持続的に上がる経済環境に早くなることを期待します。

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