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マクロ経済

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#消費税増税

【本】消費税10%後の日本経済

【本】消費税10%後の日本経済

安達 誠司さんの消費税10%後の日本経済 (2019.10.10) https://amzn.to/2MtL6S1
Kindle版 https://amzn.to/2VVh7pb

定量的な分析と演繹的な記事(現代ビジネス)を参考にしているエコノミストの安達誠司さんの新著です。

日本経済と世界経済の現状分析(貿易減、内需は雇用改善が下支えも…)したうえで、金融政策の効果を忘れてはいけない、と指摘

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景気後退を示す景気動向指数19年7月

景気後退を示す景気動向指数19年7月

内閣府が2019年9月6日に公表した景気動向指数(2019年7月速報値)では「下げ止まり」を示している、となりました。

先行指数は横ばいですが、3ヶ月後方移動平均が13ヶ月連続、7ヶ月後方移動平均が14ヶ月連続の下降とかんばしくありません。

一致指数は7ヶ月後方移動平均は9ヶ月連続下降と下降傾向が続いています。

「イワタ流景気判断」を使って景気動向を改めて見てみましょう。

イワタ流景気判断

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「消費増税を凍結せよ!」元日銀副総裁の講演

表現者クライテリオン主催のシンポジウム「消費増税を凍結せよ」に参加してきました。

「反緊縮」が広がりを見せる中、注目のシンポジウムで、会場はほぼ満席(200名以上?)でした。
僕は、一般席の最前列中央から二番目という席が空いているのを見つけ、着席(なんと目の前に元日銀副総裁の方が…)しました。

お目当ては、元日銀副総裁で上智大学と学習院大学の名誉教授である岩田規久男さんの基調講でした。配布され

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増税どころではない景気動向

2019年1月の景気動向指数の基調判断によると、
“景気動向指数(CI一致指数)は、下方への局面変化を示している。”
そうです。

これを踏まえ本記事では、
1)景気動向指数の動き
2)2019年10月の消費増税回避を行う可能性がある人物
について取り上げます。

景気が良くない時やデフレ脱却途上で、2019年10月の消費税率10%への増税を行えば、日本経済に負の影響が出ることが想像されます。

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