小説 パッとしない子 の感想

辻村深月さんのパッとしない子をオーディブルで聴きました。
ちょっと後味が悪いというか ゾクッとするお話で
最近 ハッピーエンドの作品が結構続いていたのでかなり衝撃的でした。
このお話は 教師と元教え子の兄が登場し話が進みます。
両者の視点から考えることができるとても素晴らしい作品で 知り合いの人を聞かれたときにネガティブな発言は控えるべきであると、すごく考えさせられるものでした。
人格者でない先生に教えてもらった生徒もそうですが 教師も大変だなぁと思いました。
自分が教師だったらって思うと生徒はたまったもんではないなと。
嫁と喧嘩して気分が滅入ってるときなんか最悪です。めっちゃ生徒に冷たくしたりしそうやし、たいしたことちゃうくても結構怒ってみたり。
また、機嫌がいいときなんかは やたらと喋ってみり。
パッとしない子に登場するような生徒を たくさん作ってしまいそうです。
教師をすることは今のところ まったくないので、大丈夫ですが、
この本より 自分以外の人のことについて ネガティブな表現をなくし、調子にのらずより相手の話を聞くことを心がけたいと思いました。

最後までお読み頂きありがとうございました。

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