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「いいものを作って きちんと手入れして 長く大切に使う」ということ

日本の住宅は「スクラップ&ビルド」といわれ、これまで約30年という短い周期での建て替えを余儀なくされてきました。
その要因とされるのが、戦後、住宅不足解消のために安価な工業製品を使用した住宅が大量生産されたこと。

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その結果、現在では空き家問題が深刻化し、平成 18 年6月に「住生活基本法」が制定。「量の確保」を主軸としてきた住宅政策は「ストック重視」への転換期を迎えました。

直近、平成30年の日本における中古流通シェアは14.5%。
海外諸国では、アメリカ81.0%、イギリス85.9%、フランス69.8%と、日本の流通シェアはかなり低い水準にあることがわかります。

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出典:国土交通省|既存住宅市場の活性化について(内閣府)

“質”より“量”を重視した「つくっては壊す」フロー(売り切り)型の社会から、「いいものを作って、きちんと手入れして、長く大切に使う」ストック型社会へ。
そこで求められるのが、高耐震、高耐久、高気密・高断熱、低炭素といった住宅性能の向上です。

…しかし、本当にそれだけでよいのでしょうか?
安心・安全で快適な住宅であることはもちろん、次世代、その次の世代まで受け継いでいくためには、“愛着を持てる家”であることも大切な課題の1つだと思うのです。

日本の住まいは寿命30年といわれていますが、実際には現在の日本にも200年住宅は存在します。それが、『古民家』『町家』といわれる建物です。

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いい家をつくってきちんと手入れをすれば、長持ちするのは当たり前のこと。
問題は、そこまでして「200年先まで住み継ぎたい」と思えるような住まいであるかどうか、ということではないでしょうか。

どれだけ性能にこだわっても、建ったときがもっともよい状態で、時間の経過とともに劣化がすすむ。10年、20年で飽きてしまう。そんな家では意味がありません。
時間の経過とともに味が出る、住めば住むほど愛着がわく、そんな趣のある建物だからこそ『古民家』や『町家』は100年、200年と住み継がれ、中古市場においても価値を認められているのでしょう。

ただ快適なだけではなく、子の世代、孫の世代まで「住み継いでいきたい」と心の底から感じられる。
そんな愛着のわく住まい、趣のある家を、私たち新保興業がご提案いたします。

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