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日本茶の品質基準について。

いつも、僕のnoteをご覧くださりありがとうございます。本日は、すすむ屋茶店で扱う日本茶の品質基準、考え方についてご紹介をしたいと思います。

これから日本茶に興味がある方には勿論、これから日本茶ビジネスを始めたい方、私たちの日本茶の卸売り購入を検討されている方にも参考になると思います。

それではよろしくお願いいたします。


実は、もう言語化されている。

白い花は、お茶の花です。

昨今当たり前のように、プロダクトアウトの時代ではない!マーケットインだ!みたいな話をよく聞きますが、やっぱりすすむ屋茶店の最大の優位性はお茶の品質にあると思っています。これは、日本中の誰よりも様々な日本茶を大量に(笑)飲んできた自分だからこそ、そう思っています。※マーケットもっと見たほうがいいかも…。

とはいえ、そこに危うさ感じていたのも事実。だってクルー全員が全国一お茶を飲んでいる。という環境は無理に等しいし、僕やメインの焙煎人が死んでしまったりしたらお客様に永続的に美味しいお茶が届かなくなるでしょ。

それでは、すすむ屋茶店が取り組んでいるmission「最高の日本茶体験を。日常化する。」ことが出来なくなってしまうので、これはいかん!

誰が淹れても美味しい。も大切。

更に、これは僕の考え方なのですが、1人の焙煎人や茶師に頼ってるって好きじゃないんです。永続性がないと思うから。

ということで、品質担保の為に言語化には取り組んでいたんです。プロダクトアウト企業ですので品質が命ですから(笑)。

だから、今では僕がいなくなっても。むしろいなくなった方が美味しくなる可能性大いにあります(笑)。



フレッシュ(新鮮)・ナチュラル(自然)・インディビジュアル(個性的)


すすむ屋茶店の、基本的なお茶に対する考えは以下の通りです。

①その土地の。そのお茶の味わいをそのまま伝える。
②お茶が主役。茶師は脇役。人は邪魔な存在になる可能性があることをわきまえる。
③保管状態が命。
③良い畑からは、良い香りのお茶ができる。

茶園の美しさをそのまま伝えたい。ただそれだけ。

だからこそ、茶葉の個性を殺さない「超浅煎り」を採用しているし、過度なブレンドはしないんです。お茶にとっては人間によって、個性を消されることになるから。

そうそう。あと。保管状態が最適(真空状態で冷凍or冷蔵保管)であれば、摘みたての時とはまた違う。そのタイミングだけの味わいを楽しむことだってできるんです。だからこれからヴィンテージの日本茶が台頭してくると思うな。美味しいから。

あと絶対マストなのが香り。日本茶を作るときに絶対にごまかすことのできないのが香りなんです。見た目の美しさは、小手先で調整してうまく作ってくる農家さんがいるんですが(笑)、香りだけは作ることはできません。鼻を抜けるような爽やかな香りがするお茶は、焙煎すると更に美味しくなりますね。

お茶の種類は沢山ある。美味しいお茶は香りが違う。

一方どれだけ見た目が良くても、香り悪く、鼻を抜けない茶葉は焙煎してもダメ。こういった茶葉は、強火で焙煎してごまかすしかありませんね。(笑)。世の中に出すときは茶師の技ってことにして。(笑)。

だから、すすむ屋茶店では香りの悪いお茶は絶対に使わない。香りに自信があるから浅煎りにするんです。

そんなこんなで、生まれたコピーが、フレッシュ・ナチュラル・インディビジュアル。

保管状態が完璧で新鮮な。
畑も、焙煎も、人の手が入りすぎない自然な状態で。
その土地だけの個性的な。

日本茶を。ということなんですね。


※すすむ屋の商品開発理念は、今現在17あります。またどこかの機会で。


変わらない価値。

美味しいものは人を幸せにする。当たり前ですが自分たちが心の底から「美味しい」と思った日本茶だけを皆に届けていきたいですね。

最後までお読みくださいましてありがとうございました。

美しく仕上げられた茶葉


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