おうちにいながら作れるオンラインサードプレイスのススメ
家庭でも学校や職場でもない“第3の場所“を持つことが大事と言われて久しい昨今。でもそんな場所を見つけるのって、簡単じゃないですよね。
ただ、今の私には3つのサードプレイスがあります。
ただしそれはすべてオンライン上の話。
この記事は、私が身を以って体感した「オンラインからはじめるサードプレイスづくり」のススメです。
22歳の私が思い描く理想の『サードプレイス』
出社前に立ち寄るお気に入りのカフェで、顔馴染みの店員さんと談笑
終業後には習い事へ。ヨガに英会話、自己研鑽に励む
休日はボランティアで社会貢献しつつ、普段は出会えない仲間たちと交流
27歳、社会人5年目の私は、豊富なサードプレイスのおかげで充実した日々を送っている。
というのは社会人1年目、22歳の私が思い描く理想のサードプレイスでした。
22歳の私の現実
朝は1秒でも長く寝たいから、毎日定時5分前に滑り込み出社
平日の終業後は疲れ果て、早く家に帰りたい。習い事したいけど一歩を踏み出すのって勇気がいるし、続くか分からないな
休日は溜まった家事に追われ、美容院から出るともうすっかり夜…また明日からいつもの毎日が始まる
毎日目の前のことで精一杯、サードプレイスを作る余裕はありませんでした。
では、27歳現在の私は?
現在は、結婚を機に退職、1か月後には初めての出産を控えています。
少し前までは、仕事というセカンドプレイスすら持っておらず、収入がないのでちょっとカフェに寄るだけでも罪悪感がありました。
毎日洗濯・掃除・食事作りのルーティンをこなすとあっという間に夕方で、気づけば夫以外誰とも喋っていない。「社会に居場所がなく、自分の存在意義が分からない」ともがき苦しんでいました。
でも、オンラインにサードプレイスを見つけたおかげで『今、私は人生で最も充実している』と胸を張って言えます。
私が救われたオンラインサードプレイス
①オンラインヨガ yoggy air
6:00~22:00頃まで毎日10以上のクラスが開催されている。クラスの時間は30分から、5分前からでも予約が可能
画面オフでもOK、「今起きた」「終わったら寝る」という状況でも参加でき、忙しい時や疲れている時でも続けやすい
オンデマンド配信も豊富なので、いつでも体を動かせる
私は元々ヨガに通っていたのですが、コロナ禍もあり、オンラインに切り替えました。実際受講してみると、画面越しでも通うのと遜色なく、そして30分という束の間の時間でも、家庭を離れてリフレッシュできることを実感。オンラインの可能性を知るはじめの一歩となったのです。
https://air.studio-yoggy.com/welcome/
②Instagramで見つけたコミュニティHAHA project
住まいも年齢も仕事も違う150名近い母たちが、子育てをはじめ、各々の仕事や課外活動の報告、さらには好きな本の話まで幅広く、主にSlack上で交流しています。気軽に妊娠や子育ての悩みを相談できる仲間を見つけられたことは、大きな財産となりました。
さらにメンバーは多様なバックグラウンドを持ち、住んでいる地域も様々。
実生活ではなかなか出会えない人たちと交流でき、知見を広げられるのもオンラインならではですよね。
オフラインイベントも定期的に開催されているので、出産が落ち着いたら参加してオンラインで見つけた輪を広げたいと思っています。
現在もメンバーを募集中ですので、興味があればぜひ覗いてみてください。
https://instagram.com/88project_?utm_medium=copy_link
③オンラインスクール SHElikes
SHElikes(以下SHEと表記)はライター、Webデザインやマーケティングなど27の分野を定額で学べるオンラインスクールです。特徴はこんな感じ。
月に一度のコーチング※で「学びの棚卸し」や「目標設定」ができる
活躍中のライター、デザイナーの講演会や受講生同士の勉強会も豊富に企画されている
受講生が加入できるSlackがあり、一緒に学ぶ仲間の間で交流ができる
「企業に納品するもの(企業が実際の業務として、SHE受講生に記事やメルマガの作成を依頼する案件)」から「練習案件」(SHE運営側が主催の案件)まで、お仕事の案件が豊富。いずれもコンペ形式で、選抜されると報酬が出る上に、案件によっては講座を受講途中でもチャレンジできる。
私にとって今年最大の挑戦だったのが、SHEに入会したことです。
①と②の経験を経て社会とのつながりを取り戻し、コミュニティで出会った方々の活躍に触発された私は「自分のやりたいこと」にも目を向けるようになりました。
それが、ライターです。
本を読んだり文章を書くことは昔から好きだったものの、今までは趣味でいいと思っていました。でもやっぱり改めて勉強してみたい、そしてゆくゆくは「ライターをお仕事にしたい」いう思いが募ったのです。
そんな時出会ったのが、SHEでした。
SHEがオフライン限定のスクールだったら間違いなく「出産がひと段落したら通ってみよう」と諦めていたに違いありません。
そして出産が落ち着いても育児や日々の生活に忙殺され、今度は「子供が落ち着いてから」とどんどん先延ばしになり、ずっと挑戦し続けられないままだったと思います。
また、オンライン学習は気軽にできる分、孤独になりがちだし、自分だけで目標を立ててクリアしていくのって想像以上に根気がいると思うんです。
でも、SHEでは前述のコーチングやSlackなどのように、伴走してくれる仕組みがたくさんあるので、モチベーションを保って学び続けられます。
さらに、このnoteもお仕事案件の1つなのですが、私のようにまだ入会して1か月も経っていないのに自分の実力を試せる機会があるなんて、モチベーションがとても上がりますよね。
もし入賞できなくとも他の受賞者の作品は公開されるため今後の自分の参考になり、とてもありがたい企画です。
SHEの説明会は無料(オンラインもあり)ですので、少しでも興味のある方はぜひお申し込みを。
改めて、オンラインサードプレイスのいいところは?
①はじめやすいところ。思い立ったが吉日!
②おうちにいながら、同じ境遇の人や遠いところにいる人と関われる
③おうちにいながら、社会に向けてアウトプットできる
おわりに〜オンラインサードプレイスのその先に〜
オンラインは、子育てや介護など各々が抱える状況や、今回のコロナ禍など情勢によっては「社会に気軽に戻ってこれる手段」として大事なツールであることは確かです。
そして、私自身オンラインで、一歩を踏み出す勇気を持てました。
しかし、必ずしもオンライン上でのつながりだけに留まることが、いいことだとは思いません。だから私は、今回オンラインがきっかけでできた大事な人たちとは今後、オフラインでも積極的に交流したいと思います。
オンラインをうまく活用してサードプレイスを増やし、人生を豊かにしましょう。
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