2021.1-17 デザイン日記#11 フォントが与える影響

こんにちは、1日空けてしまいましたがデザイン日記書いていきたいと思います。今回はサイトで使われているフォントに狙いを絞りWebサイトを考察していきたいと思います。

今回比較するWebサイト
山手こひつじ保育園:http://www.kohitsuji-hoikuen.com/
清水寺:https://www.kiyomizudera.or.jp/
イチゲ―採用:http://ps4.kayac.com/

フォントの種類

フォントには日本語入力に使われる和文フォントと、ローマ字入力で使われる欧文フォントがあります。今回は和文フォントに焦点を絞っていきますが、和文フォントも大きく分けると明朝体とゴシック体という種類に分けられます。明朝体は横線に対して縦線が太く、横線の右端、曲り角の右肩に三角形の山(ウロコ)がある書体で、美しさや高級感を表現したい時に適しています。一方、ゴシック体は、横線と縦線の太さがほぼ同じで、ウロコが(ほどんど)ない書体で、タイトルやキャチコピーなど、人目について欲しい時に向いています。


山手こひつじ保育園

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山手こひつじ保育園のWebサイトでは丸ゴシックが主に使用されています。丸みを帯びていることが特徴で、丸いものは「幼稚な印象」や「やさしい印象」を与えてくれます。親しみを感じてもらいやすい丸ゴシックは、幼稚園や高齢者向けの施設のWebサイトに向いています。


清水寺

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清水寺のWebサイトには明朝体が使用されています。明朝体には美しさや高級感を表す鋭利な印象があります。清水寺は京都にある世界遺産で、美しく和の印象を持つものなので、明朝体が最適です。ゴシック体をつかってしまうと京都の世界遺産という雰囲気を壊してしまうでしょう。


イチゲ―採用

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こちらプレステーションが企画した就活企画のイチゲ―採用のWebサイトです。フォントには角ゴシックが使われています。角ゴシックは太くて目立ちやすいのでタイトルやキャッチコピーなどの人目についてほしい言葉に使うのが向いています。このようなインパクトのある企画名に使うのはとても最適です。


まとめ

それぞれのフォントには特徴があり、フォントは使い方によってWebサイトの印象を変えてしまうのでフォント選びはとても大切です。サイトが与えたい印象や目的、ターゲットユーザーのことを考慮してWebサイトのフォントを選ぶことが重要です。今後は様々なサイトや広告、雑誌などで使われているフォントを今よりも意識しながら生活してみたいです。



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