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『孟子』尽心上216ー孟子の言葉(85)勢を忘れる

◆全訳はこちら↓

孟子は言った。

「古の賢明なる王は、善を好み、自分の威勢を忘れるようにしていた。

古の賢明なる士が、どうして、彼らだけ、そうしなかった、ということはないのである。賢明なる王たちの道(みち)を楽しみ、個人の威勢など忘れていたのだ。

そのため、王公であろうと、敬意をはらい、礼を尽くさなければ、ほとんどの場合、賢明なる士と会うことができなかった。

会うことすら、なかなかできないのだ。まして、この賢明なる士を登用するとなれば、なおさらであったろう。」

*以上、『孟子』尽心上216ー孟子の言葉(85)勢を忘れる


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