『孟子』告子下195ー孟子と淳于髡の対話(3)賢者がいればこそ 支那・中国古典シンプル全訳 2022年1月18日 09:01 ◆全訳はこちら↓ 孟子 もうし ―全訳―(支那・中国古典シンプル全訳シリーズ) www.amazon.co.jp 1,250円 (2022年03月04日 17:00時点 詳しくはこちら) Amazon.co.jpで購入する 淳于髡は言った。「かつて魯の穆公の時、公儀子(こうぎし)が政治を取り仕切り、子柳(しりゅう)や子思(しし)が臣下となりました。ところが、これほどの人物をかかえながら、魯の領土が削られていく様は、ひどいものでした。こんなものなんですかね。賢者が国家に益がないというのは…。」孟子は言った。「かつて、虞(ぐ)の国は、百里奚を起用しなかったために滅亡しました。そして、秦(しん)の穆公が彼を起用して覇者となったのです。魯がもし賢者を起用していなければ、領土を削られるどころのさわぎではなかったでしょうね。」*以上、『孟子』告子下195ー孟子と淳于髡の対話(3)賢者がいればこそ ダウンロード copy #哲学 #古典 #中国思想 #諸子百家 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? 記事をサポート