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世界一周19カ国目:オランダ備忘録~金と女と葉っぱとカジノ~

どうも、しなーです!私は金持ち社長に連れられて世界一周をしている29歳男性です。オーストラリア、インドネシア、マレーシア、タイ、ベトナム、香港、インド、ドバイ、ケニア、エジプト、ギリシャ、イタリア、モナコ、スペイン、ドイツ、フランス、イギリス、ベルギーを経て現在はオランダを旅行しております。

オランダと言えば有名な風◯街である飾り窓や、コーヒーショップっと銘打った大麻ショップがあったりなど、大麻に売春にアルコールにギャンブルにと、なんでも有りなやべー国として有名でしょう。

一応綺麗なものだと風車の村である「ザーンセ・スカンス」やチューリップなどが有名ですが、先程紹介したものの方が有名かもしれません。

本来僕の旅程だとオランダは訪れる予定がありませんでした。
ですが、僕らはヨーロッパの後にペルーへ行く予定で、ペルーへの直行便が出ているのがオランダとロンドンのどちらかだったんですよね。

なのでペルー行きの飛行機ついでに観光しよう、ということになり、オランダを訪れることとなりました。

以前行ったタイともまた違う欲望に溢れた街、オランダ。一旦どんなまちだったのでしょうか。レビューしていきたいと思います。

【第一話:世界一周旅行に行くことになった理由
【前回:ベルギー編


一日目:電車移動でまずはトラブル

ヨーロッパの電車はよく止まる(n回目)

何度もこの旅行記では話していますが、ヨーロッパの電車はマージーで良く止まります。仕事ちゃんとやってるお前ら?ってぐらいには簡単に止まります。

なので皆さんがヨーロッパを旅行する時は「乗るべき列車がちゃんと存在する」と信じては絶対にダメです。本当にいきなり消えますから。

オランダ行きの直行列車が'乗ってる途中に'綺麗に消える

"システムエラーでキャンセルされました"

イギリス→オランダの列車は直通の列車を取っていたんですが、乗っている電車がいきなりキャンセルになったんですよね。

電車がとある駅で停車したと思ったら30分以上動かなかくて、社長と「これ流石におかしくないっすか……?」という話をしていると、

「電車消えました!他の手段で移動してください!」
と言ってるっぽいアナウンスが聞こえてきて、周りの乗客に話しかけたらその通りでした。電車、消えました。

乗ってる電車がいきなり消えるという超絶面白い展開ですが、ヨーロッパだと良くあります。この旅でこの現象に遭遇するのは3回目です。

電車が"全部"消えた

↑で載せた画像を見てもらえれば分かるんですが、
「システムエラーでキャンセルされました」
と、全部の電車の下に書かれています。

前に電車が消えた時は別の電車に乗れば良かったんですが、今回は全部の電車が全て消えています。

そのため、代替となる電車に乗ることすら出来ません。

もちろん保証は無し

いきなりBredaとかいうアムステルダムから100kmぐらい離れた駅で降ろされたわけなんですが、もちろん保証なんてもんはありません
当然払い戻しもないですし、代替輸送手段を確保してくれるなんてそんな親切はありません。

JRとかで同じことをやったらもう非難は轟轟でしょうし、色々代替手段を提示してくれるでしょうが、ここは海外です。文句を言っても対応してくれる何でも屋は居ません。

バスを探すが超苦戦

降ろされたBredaという駅

「代替手段としてバスで〇〇(名前忘れた)まで行けるから、そこ行って電車に乗り直してくれ」

と言われたのでバスを探すんですが、まぁこれがわからない
この駅の2階にバスロータリーがあったのでそこを探しまくってみたのですが、オランダ語で書かれていたりするのもあり、マジでびっくりするぐらいわかりません。どこにあんだよそのバス……。

社長を見習って頑張って5人くらいに話しかけてもみたんですが、

「いやぁごめん、わからんわぁ」
「僕もわからないんだ。ごめん」
「電車で行ったほうが早いんじゃない?電車がない?それだとわからないなぁ」

みたいな感じで誰もわからないという。本当にバスあったのか……?

探し疲れてUberを利用することに

もう少し粘ろうかと思ったのですが、多分私が疲れているのに気を使ってくれたのか

社長「よし、Uber使うぞ」

と行ってくださり、Uberでアムステルダムまで移動することにしました。
結構距離があるのでお金がかかってしまうのですが、なんかよくわからない疲労感が溜まっていたのと、イギリスでぶり返した風邪が良くない感じになっていたので、非常にありがたかったです。

Uber代金

ちなみに255ユーロ(41,055円)かかりました。東京⇔広島を新幹線で往復できる値段ですね……。
本当に感謝です。

アムステルダム到着。治安は悪くなさそう

ホテル前

車で約一時間程かけてアムステルダムに到着しました。

個人的にオランダって治安が良くないイメージがあったんですが、僕らが止まったホテル付近は大分治安が良さそうに感じました。

こう考えるとパリとベルギーは中々治安悪かったですね……。

久々にラーメンを食す

ホテル近くのラーメン

晩飯どうしようかーという話になった時、社長がホテル近くにラーメン屋があるのを発見し、そこに行くことに。

今回の旅では極力現地の料理を食べるようにしており、基本は日本食を食べないようにしていました。社長の言葉を借りるなら「安易に日本食に逃げないように」していたわけです。

ただ、ドバイ以来本当に日本食を一回も食べていなかったので久々に食べるかーということでオランダで約一ヶ月ぶりにラーメンを食べたわけですが……

バリ美味え。

多分社長が居なかったら叫んでたろうなってぐらいには美味かったです。いや日本食マジで旨すぎません???日本食ガチで世界一だと思います。

ちなみにこのラーメン、二人で47ユーロ(約7000円)しました。高すぎワロタ。

ちなみにホテルには猫が居た

Hotel La Bohèmeというホテルに泊まったんですが、ここホテルに猫がおりました。

日向ぼっこするお猫様。運が良いとロビーに居ます

猫を眺めながら仕事を出来たのは非常に癒やし。猫っていいよね……。

部屋のクオリティは70点なのに結構良い値段なのでオススメ出来ないですが、話のネタとしては面白いかもしれません。

ちなみに2人が2泊で 756.18ユーロ= 約12万円でした。
高くない?????

ついでに真面目な話をすると「犬が駄目!」って国はある(例えばインドネシアのジャカルタとか)んですが、世界各国共通で猫が嫌いって所ない気がします。

二日目:街中探索

東京駅のモデルになったと言われる中央駅へ

アムステルダム中央駅

二日目はまずアムステルダムの中央駅へ。

この駅、東京駅のモデルになったとか言われていて、たしかに雰囲気が結構似ているんですよね。モデルになったと言われても納得だなぁという印象でうs.

ただ、今この記事を書いてて思ったんですが、生で見るよりも写真で見たほうが東京駅っぽく写ってますね。生で見るともうちょい小汚い感じなので、写真で見ている時よりも「あれ?」ってなるかもしれません。

ちなみに今回は利用しなかったのですが、オランダには有名な「飾り窓地区」という場所があって、それはこの駅から徒歩20分ぐらいの所にあります。
昼間だけちょろっと眺めに行きましたが、昼間は普通の綺麗な観光地といった感じで全然治安が悪い感じもしませんでしたね。

ただ、夜になると結構顔を変えるという話もあるので、もし行かれる紳士諸君はご注意ください。財布とかすられないようにね。

路面電車はクレカで支払い

タッチ決済の出来るクレカ必須

アムステルダム中央駅までは路面電車で移動しました。
路面電車はクレカのタッチ決済で行けるので、

  • 乗る時

  • 降りる時

 に機会に一回ずつクレカをタップすればOKです。

海外はタッチ決済が非常に進んでいて、場所によってはタッチが主流に近い所もあります。

そのため、海外旅行に行く際は「タッチ決済の出来るクレカ」を必ず一枚以上持っていった方が良いです。
そしてブランドは絶対にVISAかMaster持って行ってくださいね。間違ってもJCB一枚だけとか持っていっちゃ駄目ですよ。

遊覧船にて街を一望

駅近くの遊覧船

アムステルダム中央駅の近くには遊覧船があり、それで街を流れている河を一周することが出来ます。

水の上から見る中央駅。やっぱ写真の方が綺麗
運が良いと延々と続くトンネルが見れるとか
こちら貸アパートらしい
ヨーロピアンな町並み

一人13ユーロ程かかるので中々良いお値段がしますが、一時間ぐらい時間が潰せるので是非体験してみると良いと思います。

ちなみに現在ホテルオーナー達から集団訴訟されまくっているBooking.comさんですが、本社はアムステルダムにあり、この遊覧船から見ることができます。

町並みはまぁヨーロッパだよねって感じ。若干ネオン強め

ヨーロッパでは広場をよく見る
貼り付けにされている人もよく見ます
遠巻きに見たアムステルダム中央駅
水路。飾り窓地域にほど近い場所

オランダの町並みはこんな感じ。
ベネチアを見れてないんですが、ベネチアもこんな感じなんでしょうか。

あんまり良くないことなんですが、ヨーロッパって結構同じ町並みが多くて、回っていると変化が乏しくなってきちゃうんですよね。

特にフィレンツェというヨーロッパの中でもかなり至高の街を見てしまった後だと、ヨーロッパの町並みに感動することが少なくなってしまいます。

ただ、流石は欲望の街オランダといった所でしょうか。
イタリアとか他の街にもない感じの怪しいネオンがギラギラしてて、この色合いはあんまり見なかったので雰囲気は面白かったです。

夜はカジノへ

私は仕事が終わっていなかったので、仕事を片付けるため社長と別れパチパチとパソコンを弄っておりました。

一方社長は暇つぶしにカジノへ旅立ったらしく、私も仕事が終わってから合流することに。

入場には5ユーロ必要

エジプト同様ブラックジャックをやってみたのですが、これが結構面白い。ルーレットとかスロットみたいに戦略が無い運ゲーは嫌いなんですが、ブラックジャックだったら考えれば勝率上げられるので、そこが面白いですね。

ちなみにカジノは大体どこも「ギャンブルのテーブルに座っていれば」無料でお酒を持ってきてくれます
なので、1万円ぐらいかけて一晩遊ぶ分には全然面白いと思います。

次の日が大分朝早くでなければだったのでサクッと退散しましたが、友人とかと来たら一晩中遊び呆けるとかも面白そうかなーと思いました。
大学時代みたいに財産を溶かさないようにだけ注意が必要ですが笑

ちなみに大麻はコーヒーショップで吸える

今回残念ながら行けなかったのですが、コーヒーショップと銘打たれたお店で大麻が吸えるらしいです。

オランダは普通に大麻が合法なので、ケルンで知り合った日本人もオランダで吸ったって言ってました。

結局この世界一周旅行では大麻に触れることが無かったんですが、そんなに効くものなんでしょうか……?CBD試している限りだと全く聞かなそうな雰囲気するんですよね。

三日目:いよいよ南米、ペルーへ

オランダは2日で滞在を終了し、ペルーへと旅立ちます。
ペルーがまたこれが色々あったので、次回詳細に語ろうと思います!

是非ペルー編も御覧ください!

総評

また行きたい度

★★☆☆☆
また行きたい度は★2つです。
なんかフランスあたりから毎回同じ評価な気がします。

  • ニ回みたい観光地が無い

  • 新しく見たい観光地がない

  • 物価がかなり高い

  • 食べたいご飯も特に無い

というのがオランダの感想です。
オランダ非常に楽しかったんですが、楽しかった理由の大半が社長にブラックジャック教えて貰いながら遊んでたからじゃないかなぁと。

治安はそんなに悪くない

治安は想像していたよりも悪くなかったです。

外務省曰くそんなに良くないとのことですが、全然ベルギーとかフランスの方が治安悪かったですね。

未来はわかりませんが、2022年9月現在だとそんなに警戒しなくて良いんじゃないかと思います。

かかった費用

宿泊代:121,745円
飲食代:19,433円
移動費:42,263円
雑費:4,186円
計:187,626円
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前回までの累計:5,608,254円
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累計:5,795,880円

やはり旅は宿泊費と移動費がネックですよね。
オランダ宿泊費高いんですよね……。

次回は南米編になるので、その移動費が中々えげつなくなる予定です笑

まとめ

以上がオランダのアムステルダム編でした。

もっと汚い感じの街を想像していたのですが、想像より大分綺麗でびっくりしました(とは言え日本と比べれば大分汚いですが)。

治安も悪くなかったですし、ベルギーよりはオススメの街でした。二回は行かないと思いますが、行って良かったです。

次回はいよいよ南米編になります。旅もいよいよ終盤です。
南米、ペルーは面白い街だったので、書く内容がもりだくさんになると思います!是非次回も御覧ください!

【次回:ペルー
【リアルタイム更新:@gareimeguri

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