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自分棚卸|STRENGTHS FINDER 2.0

40代に差し掛かろうかという頃、これからの生き方や働き方について、自分が本音の部分でどう思っているのかということを考えるようになりました。

安定性を重視するのか。
仕事は生活のためと割り切るのか。
本当にやりたいことはなんなのか。
自分にできることはなんなのか。

そんなようなことを、自分なりにひっくり返したり突いてみたり試行錯誤を繰り返し、数年かけてようやくぼんやりとした輪郭が見えるようになってきました。

もしかしたら、この道に進んだらいいのかもしれない。
そんな直感とワクワク感で胸が高まる一方、それらの倍以上湧いてくる「ホンマに?」「大丈夫?」という不安な気持ち。

よくある葛藤の狭間でゆらゆらしながら、しかし、すでに40代に突入した自分の足元から延びる人生の残り時間を考えると、そうも悠長に迷うことを楽しんでいる場合ではないのではないかという焦りもある。

そんな時、そういえばずっと気になりつつ挑んでいなかったものがあったことを思い出し、遅ればせながら手を伸ばしてみたのがこちらです。

WEB上で質問に答えることで、34個に分類された「資質」の自分特有の順位が明らかになり、そこから自分の「強み」を知ることができる診断テストです。

※注意※
書籍を購入しての診断で判明するのは上位5つの資質まで。34すべての資質の順位を知るには、レポートの追加購入が必要です。

今回は、こちらを受けて見つけたキーワードについてご紹介します。

わたしの資質TOP10

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こちらが、わたしの資質のTOP10。

34個の資質は、大きく「人間関係構築力」「影響力」「戦略的思考力」「実行力」の4つに分類されるのですが、わたしの場合は「人間関係構築力」の資質に強みがあるとのことでした。

これまでの人生では、人間関係で一番悩んできた気がするのでこの結果には正直面食らったのですが、裏を返せば強みとして生かせていなかったからこそうまくいかなかったということなので、なるほどなと納得できました。

それぞれの資質はそこそこのボリュームのレポートとしてまとめられているのですが、長い文章を読むだけではいまいち頭に入ってきません。
ひととおり目を通した後、マインドマップ的にキーワードやポイント、自覚していたことなどを図にしてみたところ、なかなか面白いことが分かりました。

キーワード① 自分一人で

「自分一人で行動したい」
「自分の裁量でやりたい」
「一人の時間が必要」
「一人で考えることが好き」
「自分で決めて、自分で動く」

とにかく、「自分」「一人」といったワードがあちこちの資質から浮き上がってきました。

以前から、人に指図されて動くことが嫌いだったり、大勢(3人以上)で行動するのが苦手だったり、人が決めたやり方に従うことがしっくりこなかったりといった自覚はありました。
また、人と一緒に過ごす時間ももちろん好きだし大切だけど、一人になる時間がないとストレスが溜まってしまうタイプでもあります。

自分のやりたいやり方で、自分のペースで進められる仕事が良さそう。
逆に、根拠が良くわからないマニュアルのある職場なんかは絶対にアウトだと昔から自覚していましたが、こういうことだったのかと腑に落ちました。

キーワード② 考える

「考えることが好き」
「考える時間、書く時間、戦略を練る時間が必要」
「読む・調べる・考える」
「考えること=書くこと」

ここも、昔から自覚のあることでした。
何かモヤモヤしてきたり、どうにも心が落ち着かなかったりしたときは、「そういえば、最近ゆっくり『考える』時間を取ってなかったな」ということがあったりしてきました。

わたしにとって「考える」とは歩を進めるために不可欠な行為で、答えが出ようと出まいと自分と向き合ったり自分を俯瞰したりしないと、現在地が分からなくなってしまうのです。

これまではなんとなく、「行動する=善」「考える(立ち止まる)=悪」というようなイメージを持っていたけれど、私には「考える」ことこそが行動するために必要なエネルギーだったのだと理解できました。

そして、「書く」ことが「考える」こととつながっていたことにも納得。
自然とやっていたことは間違っていなかったんだと、嬉しくなりました。

キーワード③ 学びたい・知りたい

「相手のことを深く知りたい」
「学ぶことそのものが好き」
「体験・行動を通して学ぶ」
「短期間でたくさんのことを学ぶ」

広く浅くよりも1対1で深く人とつながりを持ちたい【親密性】や、そのものずばりな【学習欲】といった資質はもちろんのこと、【活発性】の中にも、良いことも悪いことも体験を通して学びたいという欲求が含まれているとのことで、とにかく自分の知らないことや未体験のことを学んで知りたい欲求が強いようです。

読書が好きで、小説で好きなジャンルは圧倒的に推理モノやミステリー系なのですが、ここまでの「自分一人で」「考える」「学びたい・知りたい」というキーワードにぴったり沿っているのが面白い。

キーワード④ 発見する

「新しい可能性を案内する」
「新しいアイデアや発見が好き」
「毎日発見がある生活が幸せ」
「人の得意なこと、秀でていること、強みを見つけられる」
「あらゆる可能性を瞬時に見つけ出せる」

人だったり、物事だったりについて、他の人が気づかないことや思いつかないことを発見したり気付けたりすることができる資質があるとのこと。

確かに、友達が何かに悩んでいるときに本人が思いもよらない角度から見た意見で「なるほど!」と視点を変えてあげたり、「これってもしかしてこういうことなんじゃない?」と固定観念を取っ払って新たな見解を探ってみたりすることはよくあります。

あ、この資質も推理小説好きに通ずるものがあるな。

キーワード⑤ 知ってもらいたい

「自分のことを深く知ってもらいたい」
「自分を開示することに熱心」

キーワード③とは逆の欲求ですが、【親密性】の資質から言うと相手を知るためには欠かせないことのようです。自分が心を開かずに相手に開かせようとしても、それは難しい話ですものね。

ただ、【活発性】から見る自己開示欲は、自分を開示することによって自分の言動の意図を相手に理解させ、自分の思うような行動を相手に取らせたいというところからきているそうで、同じ「知ってもらいたい」でも、発信源が違うのが非常に面白いなと思いました。
そして、どちらの「知ってもらいたい」にもうなずけてしまいました。

深堀りしてこその診断結果

あらゆる診断テストって、結果が出ると「当たってる・当たってない」で一喜一憂して終わるパターンが多いですよね。
けれど、このテストに関しては、判明した資質が自分にとってどういう影響を与えているのかや、その資質をどう生かせばやりたいことを実現できるかということを検証することにこそ意味があります。

わたしの場合は、以前から自覚していたことの確証を得るとともに新たな気づきなどがあり、そこから導き出されたものが自分のやりたいことにうまく結びつきそうな気がしています。
また、強みだけにフォーカスするのではなく、下位の資質と向き合うことで見えてくるものもありそうだなと感じています。

まだまだすべてを深掘りしきれていないので、これから時間をかけてじっくり向き合い、やりたいことへの一歩を踏み出す準備をしていくのが今の目標です。

テストをまだ受けたことがない方、得るものはきっと多いと思いますよ。
ぜひ体験してみてください。


Shina

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いろんな分野に好奇心丸出しで首を突っ込みつつ、野球にまつわる絵を描いたり、もっと野球を楽しむための学びに取り組んでいます。みなさんの素敵なnoteに触発されながら、わたしならではのnoteを綴っていきます。よろしくお願いします。