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アダコテックの長期インターンシップがよくわかる(かもしれない)note

こんにちは!アダコテックの井上です。
弊社では、製造業向けの異常検知AIソフトウェアを提供しています。

今回は、弊社の長期インターンシップについて紹介したいと思います!

何をしているの?

インターンシップの主な業務としては、お客様からお預かりしたデータに対してHLAC(高次局所自己相関特徴)を利用したAIモデルによる検証をしています。最近ではAuto Encoderなどで製造業における異常検知課題に取り組んでいるお話はよく聞きますが、これらと産総研特許技術であるHLACとの差分として「CPUだけで学習および推論ができる」「良品画像を数十枚から高い精度の学習モデルが作成できる」「ブラックボックス化されていない」などがあります。
弊社代表の河邑の記事をご確認いただければ詳細がわかります!

なんで"長期"インターンシップなの?

製造業のお客様から頂いたデータに対して検証を実施し、良い結果が出たら「はい、おしまい!」ではないのです。お客様から最初に頂くデータは、日々生産している製品の一部のデータだったりするので、長期的に性能を保つことができるかのデータN増し検証をしたり、モデルの高精度化(不良品の見逃し0%という前提で、過検出率をいかに少なくするかが重要)するための取り組みをしていく必要があり、このフェーズでもインターン生の力をバリバリにお借りしています!

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また、最適なAIモデルが出来たとしても、すぐに人から機械に置き換わるわけではなく、そのAIモデルを活用するための設備やアプリケーションが必要となります。設備についてはイチから設計開発すると早くても2~3か月はかかります。あとはお客様側での予算の調整があったりと・・・。

弊社はソフトウェア会社でもあるので、アプリケーションの開発を担当することもあります。AIモデルを利用する部分や、必要に応じてカメラの制御やコントローラとの通信といったところも開発して、お客様に提供しています。これについても、アプリ開発を得意としているインターン生にお願いすることがあります!

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といった感じで、お客様に満足していただけるAIモデルが初期の検証段階で出来上がったとしても、それが現場で実際に使われ始めるまで半年~1年くらいは当たり前のようにかかります!

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「アダコテックで担当した案件を最後まで見届けてほしい!」という気持ちから、短期ではなく長期でインターンシップをお願いしています。
学生のうちに、製造業の課題を解決できるプロジェクトに最初から最後まで携われるのは非常に良い経験になるはずです!

最近のインターンシップ状況

2021年3月現在、アダコテックでは15人のインターン生がいます。関東にある学校に在学中の学生さんたちで、リケ男・リケ女・スーパー高校生(!?)という感じで構成されています!

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インターン生にお願いしている業務は、上記の繰り返しになってしまいますが、以下の通りです。

①お客様から頂いたデータの検証 (画像処理+機械学習)
②コアなHLACフレームワーク開発
③機能強化のための研究開発
④エッジアプリケーション開発
⑤クラウド(AWS)開発

①を基本に担当してもらっていますが、インターン生として働いてもらっている間に多くのことを経験してもらいたいので、タイミングを見て②~⑤もお願いしています。「自分の得意な技術を伸ばしたい」「新しい技術を習得したい!」という気持ちがある学生にとっては、とても最適な環境だと思います!

インターン生3名にアダコテックの魅力についてインタビューした記事もあります!是非、こちらもご覧ください!

また、最近ではアダコテック勉強会を始めました。第1回は「就活座談会」というテーマで、今期就活生(+今後就活を控えている学生)の質問や不安に答えるような会を実施しました。

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弊社代表の河邑からは「転生したら就活生だった件」というタイトルで、河邑の経験をベースとした志望動機の書き方だったり、前職でエンジニアの採用も経験した柿崎による「採用されるエンジニア像」、アダコテックインターンOB(社会人1年目)からはリアルな就活事情について語っていただきました!

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次回以降はAIベンチャーらしく、機械学習やWebアプリ開発の勉強会や、井上が得意とするマシンビジョンライティングの勉強会など、技術的な内容で積極的に開いていく計画です!

以上、アダコテックの長期インターンについて!でした。

アダコテックでは、メンバーを募集しています。
製造業が抱える課題を一緒に解決していきましょう!


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