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タワーオブテラーの秘密 続き…

「シリキ・ウトゥンドゥ」には8つの崇拝の掟が存在します。

もし掟を1つでも破ってしまうと「シリキ・ウトゥンドゥ」を怒らせてしまい、呪いをかけられてしまうといいます。

1. 崇拝すること
2. 燃やさないこと
3. 閉ざされた場所にしまわないこと
4. おろそかにしないこと
5. 馬鹿にしないこと
6. 他人に渡さないこと
7. 放置しないこと
8. そして何より、恐れること

実はハイタワー三世はこれらほとんどの掟を見事に破ってしまっていたのです。

結果的にハイタワー三世は謎の失踪を遂げてしまうのですが、ハイタワー三世がもし掟を破っていなくても「シリキ・ウトゥンドゥ」により呪いが降りかかるのではないかと言われています。

「シリキ・ウトゥンドゥ」はスワヒリ語で"災いを信じよ"という意味がこめられています。
掟を守り崇めていてもおのずと災いが起きてしまい、最悪の場合は部族ごと丸ごと滅んでしまうと言われているんです。

つまりハイタワー三世に降りかかった災いは遅かれ早かれ起きてしまっていたのではないでしょうか。


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「タワー・オブ・テラー」のバックストーリーの中にはとある2つの会社が出てきます。

まず一つ目がニューヨーク・グローブ通信という新聞社です。

コーネリアス・エンディコット三世が経営している新聞社で東京ディズニーシーのブロードウェイ・ミュージックシアターの隣にあります。

エンディコット三世はハイタワー三世と犬猿の仲と言われており、ニューヨーク・グローブ通信はエンディコット三世がハイタワー三世の悪事を世間に公表するために作ったとも言われています。

そしてこのニューヨーク・グローブ通信に勤めている記者の中にマンフレッド・ストラングという人物がいます。

彼はホテル・ハイタワーで行われた記者会見でハイタワー三世に「シリキ・ウトゥンドゥ」の呪いについて質問しますが、呪いを信じていないハイタワー三世に軽くあしらわれて追い出されてしまいます。

しかし、諦めきれないストラングは、ウェイターに変装してホテル内に忍び込むと、偶然エレベーターに乗り込むハイタワー三世を目撃し、エレベーター事故を目の当たりにしてしまうのです。

「シリキ・ウトゥンドゥ」の呪いを信じた彼はニューヨーク市保存協会の見学ツアーは危険と判断し、中止するように訴えます。

ちなみにこのストラングとハイタワー三世の記者会見でのやり取りは「タワー・オブ・テラー」内で聞くことができます!

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ストラングの中止の訴えを無視するかの如く見学ツアーを行ったのがニューヨーク市保存協会です。

実は責任者であるベアトリス・ローズ・エンディコットはエンディコット三世の末娘。
13歳の頃にハイタワー三世の冒険を誇張して書いた本を読み、ずっとハイタワー三世に憧れを抱いていました。

彼女も「シリキ・ウトゥンドゥ」の呪いを信じておらず、父であるエンディコット三世にホテルハイタワーの買収計画を持ちかけます。

しかし、買収に成功するもホテルハイタワーを取り壊し新しいホテルを建設しようとすることを知り、ニューヨーク市保存協会を立ち上げ、ストラングの反対を押し切り、見学ツアーをスタートさせてしまうのです。

実はストラングはこの時失踪したはずのハイタワー三世から警告の電話を受けていたのです。

ちなみに「タワー・オブ・テラー」内のキャストさんはすべてこのニューヨーク市保存協会のスタッフという設定。

事務所は、アメリカン・ウォーターフロント内のニューヨーク・デリの真向かいにあるカールッチ・ビルの三階にあるんですよ!

気になる方はチェックしてみてくださ!


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