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伝統と革新

武術には数千年以上の長い歴史があり、正統を継ぐ者と、革新に挑む者がいる。

制心術にも武の側面がある。

制心術は、道家武術の流れの末端にあり、心意派による革新を継ぐ意志がある。

その革新とは、中国武術の特色とされてきた套路(トウロ≒型)という伝統を捨てたこと。

そして心意派と称されるように「気」の養成を重視し、無理無駄のない、自然な動きを引き出す稽古法に特色がある。

これは伝統の破壊に見えるが、実は站樁(タントウ:立禅)という核を重点的に継承する事で、逆にコピー劣化の防止に役立っている。

型や理論ばかりで実戦が足りなくても、伝統を無視した実戦ばかりでも真技には至れない。

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空手家との組手や演武などの動画は下記サイトでご覧いただけます。
(武術気功健康教室|大阪府四條畷市)

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