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【読書】人生うまくいく人の 感情リセット術

世の中の悩みの9割は、自分のネガティブな感情が原因。

人生うまくいってる人は、自分の感情をコントロールしてポジティブに考えることができる。

私は最近このことに気づきました。
なぜ辛い感情や苦しい感情から逃れられないのか。

まずは、どのような仕組みでネガティブな感情やポジティブな感情が生まれるのか。
そしてどのようにすればコントロールできるのかを知ることが大切です。

脳内物質を知る

心の変化というのは、脳内物質やホルモンの増減であると解明されています。

苦しい状態では、ノルアドレナリン、コルチゾール、アドレナリンが分泌される。
この3つは3大ストレスホルモンと呼ばれ、私たちの体に悪影響を与えている。

楽しいときに分泌されるのは、ドーパミン、エンドルフィン、セロトニン。

ドーパミン=幸福物質
エンドルフィン=快楽物質
セロトニン=癒し物質


と呼ばれる。

このように、脳内物質が感情や気分を決定づけている。

苦しいの後には快楽が待っている

苦しいことの後には、必ず楽しいことや幸せが待っている。
苦しいことを乗り越えた自分を想像する。

また、ワクワクすると口にしてみる。そうすると本当にワクワクしてくる。
自発的な言葉を口にしてみるとやらされ感がなくなり苦しさが軽減され、脳のパフォーマンスが向上する。

自分を客観視する

今の苦しい自分というのを客観的に観察する。

今の自分に点数をつけてみよう。

他人と比較するのはやめる。
他人より劣っていると思ってしまい逆効果になる。

他人と比較するのではなく過去の自分と比較してみよう。
過去の自分よりはきっと成長しているはず。
成長しているとわかると、ポジティブな気分になれる。

今にフォーカスする

先のことを考えずに今この瞬間にフォーカスする。

先のことを考えると不安になるため、
今どうするかだけを考えて行動しよう。

目標を達成する

目標を達成するときにはドーパミンが不可欠。

ドーパミンが分泌されていないと意欲が出ない。

仲間のため、人のために行動するとき、あるいは社会貢献、ボランティアをするときにドーパミンや、エンドルフィンが分泌される。

エンドルフィンはドーパミンの幸福感を増幅させる効果がある。
苦しさを和らげてくれる。

人間関係

自分が嫌いと思う人は、自分と似ているもの。
つまり自分と共通点が多いということ。

自分に近い人間と思うと親近感が出て好きになれるかも。

相手を変えることはできない。
嫌いな相手のことを肯定して、自分から変わろう。

好き、嫌いというモノサシではなく、
好きか、普通か、嫌いかというふうに考える。

「普通」というのを入れて考えると、嫌いな人というのはほとんどいなくなる。

相談する

相談するだけで気分がスッキリし、
感情がリセットされる。

実際に問題が解決しなくても話すだけで心がスッキリする。

また、話すという行為によって自分の悩みが脳内で整理される。

自己洞察力を高める。

3行ポジティブ日記

今日あった出来事の中から、3つポジティブなことを書く。
ポジティブ思考になれるし、
自己洞察力、内省力が高まるなどの効果がある。

ネガティブなことは書かないようにする。
どうしても書きたい時は1回だけにする。
2週間に3回以上同じことをアウトプットすると記憶に残ってしまうので注意。

受け入れる

病気になった場合は、闘おうとするのではなく受け入れる。
闘おうとするとストレスになる。

実際に、病気を受け入れる人の方が長く生きるというデータもある。

しっかり休む

副交感神経と交感神経。

昼間は交感神経が優位になり活発に動くのに適した状態になる。

夜は副交感神経が優位になり休息モードになる。

夜、副交感神経を優位にするために心をリラックスモードにする。

生活習慣も大事。
夜はブルーライトのスマホやPCを見ないことや、
電気は暖色にして蛍光灯は避ける。

体がしっかり休めるモードにする。

読み終えて

まずは体の状態を整えることが大事なんだと理解しました。
しっかり休んで運動して、食事をとって体調を万全に整える。

他人や環境のせいにするのではなく、自分を変えようとする意識を持つ。

あと、自分に足りないのは人とのつながり、オキシトシン的幸福かなと思いました。

職場では人間関係が希薄で、可もなく不可もなくといった感じです。

家族がいるので孤独ではないですが、
趣味などでつながれる第3のコミュニティの必要性を感じました。


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