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27年目の「1.17」

1995年に発生した阪神・淡路大震災。

あの日から27年。
忘れられないあの日。
忘れてはいけないあの日。

以下は、以前ブログに書いた文を引用します。
少し読みづらいかもしれませんが、一読していただければ幸いです。

過去には地震が来たら考える時間と余裕があったが、あの震災時は何が起こったかわからないぐらいに凄かった。
下から突き上げてくる縦揺れ、そして横揺れ。
当時は実家住まいでマンションの8階にいて、寝ていたロフトベッドが倒れんばかりに揺れた。
もちろん、家の中はタンスが倒れたり、物が散乱...。
神戸や淡路ほど被害は大きくなかった明石でも、かなりの衝撃だった。
神戸に伯母が住んでいたので、すぐに安否確認の電話をするものの全く連絡が付かない。
鉄道や国道も寸断されていたため、父と2人で自転車で向かうことにした。
自分達と同じように神戸方面に向かうバイクや自転車の人々。
東へ向かうごとに倒壊していたり、焼け落ちた家屋が増えていき、今まで何気なく見ていた風景が無残な姿に変わっていた。
約2時間かけて、伯母のアパートに到着。
倒壊はしていなかったっが、端の部屋の側壁がまるごと落ちてしまっていた。
慌てて伯母の部屋に行ってみるが、いない!?
すぐに避難所になっていた近くの小学校へ行き、そこで探しまわって無事に会う事が出来た。
その帰りには当時勤めていた会社に立ち寄った。
社屋倒壊は免れていて一安心...でも、中は物が散乱していてメチャクチャ。 
その後、1週間は通勤手段のJRが寸断されていたので、家の片付けや避難していた伯母の元へ行ったり...。
その間も何度も余震があり、なかなか心が休まる時が無かったように思う。 
結局、会社も震災の影響が少なからずあったようで、この年の夏には事業閉鎖により社員全員退職。
人生において大きな転機になった1995年1月17日。
この先も忘れる事はないだろう。

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