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ファイザーには忖度するが小林製薬にはしない コレステロールは下げるほど総死亡率は上がる 紅麹騒ぐマスゴミ、厚労省が決して伝えないこと

「悪玉コレステロールを下げる」「L/H比を下げる」を謳い文句にする小林製薬の機能性表示食品サプリメント「紅麹コレステヘルプ」を摂取した人に健康被害が確認された問題で、厚労省もマスゴミも決して言わない二点のことがあります。
L/H比を下げるとは、LDH悪玉コレステロールがHDL善玉コレステロールより少なくなることを言います。
 

コロナワクチン接種後死亡は黙殺するマスゴミ


まず一点目は、新型コロナウイルスワクチン副作用の因果関係を認めない接種者の死亡が多数出ているのはまったく問題視していないのに、ワクチン健康被害よりはるかに少なく因果関係もわからないのになぜ大騒ぎをしているのか。株主にまで取材して。ワクチン副作用も同様に株主を取材する気概はないのでしょうか。
気軽に飲めるサプリメントだから問題は重大ですか。私は、ほとんどサプリメントを飲みませんが、よく飲んでいる家人も知らないサプリメントでした。対照的に、ワクチン接種率は首相官邸ホームページによると1回接種者は国民の8割を超えます。気楽に打ってますよね。
厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会の資料によれば、
2021年2月17日から2023年7月30日までファイザー製ワクチン接種後死亡したと報告のあった1866例のうち、「因果関係が否定できない」と因果関係ありと示唆した例はたった2例です。実に0.1%。1000人に1人しか因果関係を認められていません。では、いたいけな製薬会社の責任を無理やり問うケースばかりだったのでしょうか。
評価不能とされた例をいくつかピックアップしましょう。
 
▽26歳女性 基礎疾患なし 2021年3月19日1回目接種、4日後の3月23日小脳出血、くも膜下出血で死亡。専門家のコメントは「死亡時画像診断(CT)にて、小脳半球から小脳橋角部にかけて石灰化を伴う血腫を認めており、出血リスクが高い病変が存在していた可能性が示唆される。ワクチン接種が脳出血の発症や死亡にどのような影響を与えたかは不明である」で評価不能。
※4日前の大きな出来事が抱えていた出血リスクの引き金を引いた可能性を考えない専門家は素人以下ですね。
 
▽34歳男性 基礎疾患なし 2021年4月21日1回目接種、5月5日肺動脈血栓症で死亡。専門家のコメントは「既往歴、嗜好歴、併用薬、剖検結果など情報がなく因果関係の評価は困難である」で評価不能。
※情報がなければ、収集してから判断すべきでしょうね。
 
▽23歳男性 基礎疾患なし 2021年8月27日知2回目接種 3日後の8月30日急性循環不全で死亡。報告医の評価「有(現時点では接種と無関係な不整脈発作、あるいは心筋炎などの可能性が否定できない。)」はあるも、専門家のコメントはなく、評価不能。
※形勢不利な場合、専門家は黙り込んで評価不能の烙印を押すようです。
 
若者がこれだけ亡くなっているというのにワクチンメーカーの広告費にどっぷり浸ったマスゴミは報道の使命を完全に捨てました。いくら紅麹で騒ごうとも繕うことはできません。
 
基礎疾患のない若者でこれですから、高齢者や基礎疾患があったり何か治療中であったりすると、まず因果関係を認めません。現にワクチンメーカーのご威光を笠に着て評価不能を連発しています。
 
新型コロナウイルスワクチンによる健康被害に関して、メーカーの免責を認めてしまっているから、国賠を避けたい厚労省の意を受けた専門家は評価不能を連発するという国民不在の図式です。
 

コレステロールを下げるほど総死亡率アップ


二点目は、「コレステロールは下げなければいけない」信仰の根強さです。
 
総コレステロールの基準値(健康な人の検査値分布の95%が入る)をざっと調べただけで日本内分泌学会、日本人間ドック学会、日本動脈硬化学会、日本臨床検査標準協議会ですべて異なりました。関係する学会や団体ごとに基準が違い、ある基準では病人でもある基準では健康人となります。
 
そもそも、総コレステロール値を下げるほどいいのでしょうか。
 
近藤誠著「医者が『言わない』こと」(2022年毎日新聞出版)は、患者数を増やすために、恣意的な基準値を超えた健康な人も「病気」に格上げされる実態を暴いています。降圧剤を売るための高血圧規準を厳格化するのと同様に、コレステロール値を下げる薬を売るために総コレステロール値の基準を厳格化しています。近藤医師は、日本の大規模な調査結果をもとに「コレステロール値を下げると早死にする可能性がある」と医者が言わないことを真っ向から言います。
その調査結果とは、
<高コレステロール血症と診断された、総コレステロール値が「220以上」の5万2000人に、コレステロール値を下げる「スタチン剤」を5年以上飲ませた研究です。服用後の総コレステロール値でグループ分けして、各グループの「総死亡率」をみてみると、総コレステロール値を下げるほど総死亡率が高くなっています。>
 
<200~219を100%(総死亡率の基準)とすると、180~199は113%、160~179は172%、160未満は276%。
この調査では、危険レベルである総コレステロール値が199以下に下がったのは、服用者の約25%。1300万人以上がスタチン剤を飲まされている日本では、約330万人が危険レベルにあることになります。>
 
紅麹が総コレステロールではなく、悪玉コレステロールの低下を謳っていますが、近藤医師はこうも言います。
<近ごろ、医療機関の検査では、総コレステロール値に代えて、いわゆる「悪玉コレステロール」が調べられ、その値にもとづいてスタチン剤が処方されています。…しかし悪玉も、総コレステロールの一部であり、本質的な違いはありません。体内にある物質は、からだが必要とするから存在するのであって、いいも悪いもないのです。実際、日本の大規模調査では、総コレステロールも悪玉コレステロールも、値が高い人のほうが死亡率が低い…>
 

重要なことを一般にお知らせできるわけ「製薬企業から研究費等をもらっていない」


日本脂質栄養学会コレステロール ガイドライン策定委員会による「長寿のためのコレステロール ガイドライン 2010 年版」の序文を見て、驚きました。医療の闇をすべて説明しているからです。
<高脂血症のガイドラインはすでに動脈硬化学会などから出ており、例えばコレステロールを例に取れば、いわゆる悪玉といわれる LDL-コレステロールを 140mg/dL 以下にすることが目標としてかかげられている(総コレステロールなら 220mg/dL 以下)。しかし、これまでのガイドラインにはいくつもの大きな問題点があったため、ガイドラインとして成立していない。一般の人達のみならず医療関係者も、総コレステロール値が高いと総死亡率がどうなるかをきっと知りたいと思うはずだ。しかし、これまでのガイドラインには、その総死亡率のデータが全く表示されていなかった。もしも想像とは逆に、コレステロールが高い人達の総死亡率が低いのであれば、今まで常識だったコレステロール害悪説を考え直す必要が出てくる。
我々のガイドラインでエビデンスを示したように、総コレステロール値あるいは LDL-コレステロール値が高いと、日本では何と総死亡率が低下する。つまり、総コレステロール値は高い方が長生きなのである。このことは専門家の間では 10 年以上前から分かっていた。なぜこのような単純で重要なことが一般には知らされていなかったのだろうか。
今回、日本脂質栄養学会が中心となり、高脂血症のガイドラインを編集することになったが、本ガイドラインには今まであまり知られていなかった多くの事実が含まれている。それが可能になった理由は編集委員のほとんどが製薬企業から研究費等をもらっていないからである。…>

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