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💉接種後3回転倒⇒溺水⇒死亡に「評価不能」と厚労委

厚労委と言うのは、コロナワクチンの副作用を主に評価不能と評価する自称専門家たち15人が、製薬メーカーへの風評被害や、厚労省の被害救済給付金支出に忖度する委員会(忖度委)のことです。見出しでは厚労委、本文中は忖度委と称します。

72歳男性一回目接種2日後死亡
 
基礎疾患等:肺がん、アレルギー歴・1カ月以内のワクチン接種なし
2021/05/30、ワクチン接種前の体温は摂氏36.5度であった。
2021/05/30、まずワクチンを接種した。
その後(2021/05)、発熱と体調不良があった。
2021/05/31、患者はなかなか起床してこないなど動作緩慢な状況にあった。 ごみ捨てから帰るときに足がもつれて転倒した。
また、2度の転倒があり2度目は起き上がれず顔面に裂傷があったため救急受診した。その時に頭部打撲があったため、救急で運ばれた。
2021/05/31、頭部CT(コンピュータ断層撮影)は、異常なく、縫合を受け帰宅した(異常がなかったので自宅に帰った)。
帰宅時は自立歩行して、普段と変わらなかったため入浴した。
2021/05/31 21:30(ワクチン接種の1日後)、患者は溺水を発現した。患者は溺水状態で発見された。
2021/05/31、患者は医師の病院へ運ばれ入院したが、意識は戻らなかった(2021/05/31)。
2021/05/31、CTでは、低酸素脳症の所見であった。
患者は2021/05/31から溺水および低酸素脳症のため入院した。
2021/06/01、患者は呼吸停止を発症し、死亡した(死亡発現)。
2021/06/01、死亡が確認された。
2021/06/01、患者は翌日死亡した(ワクチン接種1日後の2021/05/31とも報告された)。溺水、低酸素性虚血性脳症、転倒、皮膚裂傷、起立障害、頭部損傷に対し、治療処置が取られた。

死因等:低酸素性脳症、溺水
報告医が死因等の判断に至った検査:CT
因果関係(報告医評価):評価不能
他要因の可能性の有無(報告医評価):有(評価不能)
専門家による評価:溺水するに至った原因については明らかになっていない。
直前に何らかの異常があった様子ではあるが、病態を検討するための情報が不足している。ワクチンと死亡の因果関係は評価不能である。
 
29日のnoteでも書いたように日本アレルギー学会のアナフィラキシーガイドライン2022では「アナフィラキシー誘因の特定は、発症時から遡る数時間以内における飲食物、薬剤、運動、急性感染症への罹患、精神的ストレスなど、アレルゲン物質への曝露、経過に関する詳細な情報に基づいて行う」としています。

男性にとって初めての新型コロナワクチン接種という大きなイベントがなかったら、初日に発熱と体調不良、翌日に計3回の転倒が起こりえたかを検討するべきではないでしょうか。

こうした異常な経緯は、ほぼ無視する割りに、忖度委が重視する「病態を検討するために不足している情報」が具体的に何なのかは示しません。「○○のデータが足りない」と示してほしいものです。今後の評価に資するかもしれないからです。

「情報不足」がワクチン接種との因果関係を評価不能とするための格好の方便に使われています。
 

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