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「トゲのある言葉」を、「ま~るい言葉」にしてみよう!

「へんなプライドだけは高いな」

こんなことを言われたら、どう返しますか?

今日からは、こういう、

「トゲのある言葉」を、「ハッピーワードガチャ」に入れて「ま~るい言葉」にしてみよう!

という挑戦をやってみたいと思います。

このセリフは、寺地はるなさんの『ほたるいしマジカルランド』からいただきました。老舗の遊園地「ほたるいしマジカルランド」で働く人々の、人知れぬ悩みを描いた小説です。

登場人物のひとり、アルバイトの村瀬くんは、メリーゴーラウンドが好きなのに、ぜんぜん担当させてもらえません。社長にも「難しく考えすぎやねん」と評されています。カンタンにいうと、“自”意識高い系ですね。

むかし付き合っていた彼女に言われたのが、

「へんなプライドだけは高いよな、あんた」

でした。

直球ーっ!!!
自分でもそうだと思っているけど、絶対認めたくない指摘は、ズキンと胸に刺さってしまいますよね……。

言った本人はたいしたことじゃないと覚えていないようなことでも、言われた方は頭の中がグルグルして抜け出せなくなることがあります。

さぁ、トゲのある言葉に対して、本日ご用意した「ハッピーワードガチャ」は、「反対語接着技」です。

へんなプライドだけは高い

ヤバいくらいプライドも高い(めっちゃ褒められた!)
自己肯定感とプライドが高い(最強戦士だ!)
謙虚さとプライドだけは高い(新人に必須の要素!)
質素でプライドが高い(ていねいな暮らし代表!)
ポテトフライとプライドだけは高い(これはカンベンして!)

なんのことはない、逆の層にある言葉をくっつけてみるだけのことです。できるだけバカバカしい展開にするのがおすすめです。

こうして「ま~るい言葉」にしたことで、ジクジクした傷が、ちょっと和らいだ気がしませんか?

「トゲのある言葉」をまともに受け取ってしまうと、当然ですが心の傷になります。

ですが、人間は刺激と反応の間に「スペース」をつくることができます。外部からの刺激に対して、どう反応するかを、自分で選べるのです。

怒るか、泣くか、反論するか、無視するか、受け流すか、笑うか。

反応を選択するために必要なのが、「スペース」です。

セルフコーチングに必要なのも、まさにこの「スペース」。

「うっ!」となったときは、ぜひ使ってみてください!


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