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「楽園」で朝ごはん

祝日の朝、早起きして朝ごはんを食べに行ってきました!

「馳走の朝ごはん at 葉山 楚々」という月に1度だけ開催されるイベントです。

2回目となる今回は、2種のご飯の「食べ比べ」がメイン。上の画像が「基本の定食」で、追加でおかずをオーダーできます。今日のメニューは、

・サバの味噌煮
・佐島産めかぶ

の2種類。わたしはサバの味噌煮が苦手なので、基本の定食だけをいただきました。

でも、ふだんは朝ごはんを食べないんです。こんなに食べきれるのか不安……でしたが、TKGとアラだし茶漬けでペロリといっちゃいました。

お米のひとつは、谷川農園さんの「ひゃくねんたんぼ」。(写真右)

もうひとつはKURUMAYA FARMさんの「はるみ」。(写真左)

ご飯が出てくる直前までマスクをしていて、「さぁ!」とマスクを外したとたん、ご飯のいい香りが!!!

ご飯ってこんな香りだったっけ!?

卵ってこんなキレイな色だったっけ!?

マスク生活で鼻が利かなくなってたのかもしれない。ひとつひとつのお料理に感激しながら、おいしくいただきました。

葉山の夏みかんと白味噌でつくった「夏みかん味噌」、風土農園さんの「玄米餅」があまりにもおいしかったので、思わずお買い上げ。


ちょっと話は変わりますが、テレビ朝日系列で、毎週土曜日の夕方に放送されている「人生の楽園」という番組があります。

わたしはひそかに「田舎でパン屋さん番組」と呼んでおりまして、まぁそんな感じの番組です。笑

地元のお野菜を使った料理、海や山の絶景を見るたびに「いいなー」感がます番組で、実は「馳走の朝ごはん」にも似たような印象を抱いていたんです。

が、実際に訪れてみて、ちょっと別の想いも湧いてきました。

「場」があるって、いいな、です。

番組では、移住してきた家族を支え、協力してくれる地元の人たちとの交流も描かれるんですが、遠方から“わざわざ”お店にやって来る人もいます。

「場」があれば、そこに集まる人がいる。

当たり前のことだけど、この数年のことを思うとね……。「馳走の朝ごはん」にもなつかしい面々が集まっていました。リアルに会って、一緒に食事ができるって、まさに「楽園」なんですね……。

おまけに、ほとんどのものがネットで購入できる時代に、電車を乗り継ぎ、バスに揺られて、朝ごはんだけを食べに行くなんて、贅沢な時間の使い方ですよね。

帰りに、一箱本屋を置かせていただいている書店「葉々社」さんに立ち寄りました。

ちょうど本好きなおばあさんが来店されていて、読んだ本、読みかけの本、読みたいと思っていた本について、ずーっとおしゃべりされていました。

その姿のうれしそうなこと!

こんな笑顔が見られるなら、我が家の一階を改装してなんかやろうかな……なんて考えてしまいました。こちらは今年のミッションとはズレるので、妄想が広がる前にストップ!笑


朝ごはんイベントの名前に使われている「馳走」とは、「走り回って食材を集めること」を意味しています。

食べるとは、命をいただくこと。その命を、文字通り「走り回って集め」てくださったわけです。

魚を捕った人はもちろん、米や野菜を育てた人、お味噌をつくった人、そして調理してくれた人たち、たくさんの「手」を経て、できあがった一膳。ありがたくて、沁みる。

晴れ女の異名をもつ主催者と助っ人のみなさんのおかげで、明るく照らされている「楽園」。たくさんのパワーをいただきました。ご“馳走”さまでした!

次のイベントが気になる方は、「楚々soso 葉山」のインスタをチェックしてみてください。

https://www.instagram.com/soso_hayama/

2月は、今までになく人と会う予定をたくさん入れてみました。さて、どんな体験ができるか楽しみです。



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