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日々の言葉 #36『三流のすすめ』

今日の日々の言葉は、安田登さんの『三流のすすめ』から。

能楽師の安田登さんがおすすめする、「三流」の生き方を紹介した本です。

何かをやるのなら、その道を究め、トップクラスの「一流」になれ。

そんな言葉を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。「三流」なんて、下の下、恥ずかしくて口にもできないような空気がありますよね。

なのに「三流」を勧めるなんて!?

本を読んでみたら、考え方がゴロンと変わってしまいました。

それに、みんながみんな「一流」をめざし、それ以外の人はすべて「負け組」って、健全な社会でしょうか?

「そんな社会って、ヘンでしょ」そう語る安田さんは、子どものころから飽きっぽかったそうです。

三流とは、
「いろいろなことを専門にする人=多流」
中国の古典では、こういう意味があるんだそう。

おお、なんかすごいやん、三流!!

本当にそれが好きな人は、人の評価なんて気にしてないんです。日々の仕事やSNSでの発信、友人との会話などにおいて、相手の“評価”を過度に気にしていないでしょうか?

それは自分を「一流」に見せようと背伸びをしているのかもしれません。

他者の評価から自由になれたとしたら。どんな感情を感じそうですか?

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