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日々の言葉 #62『風と共にゆとりぬ』

今日の本の言葉は、朝井リョウさんの『風と共にゆとりぬ』から。

「読んで得るもの特にナシ!!」と帯に大きく書かれているとおり、本当に読んで楽しい一冊でした。

こういう力の抜け感、ヘタレっぷり、素直な行動力、とてもうらやましい!
(褒めてます)

「主人公がどこまで『見えている』人物なのか」は、ラジオのパーソナリティをしていたときの話で、「わたしって、こんなに世間とズレてるの。おもしろいでしょ」という自覚が透けてみえると、おもしろさは半減してしまう……という内容です。

「自分というキャラクターをどれだけ自覚しているか」は、とても重要なのだけど、一方で、「自分が世界や社会や会社や相手のことについて、どれだけ見えているか」はさらに重要なポイントだと思います。

別の言葉でいうと、「視点の数」でしょうか。

上司がやってくれないから進まない。

部下が言うことを聞いてくれない。

あの人のやり方はおかしい。

周囲への不満が募ってきたときこそ、自分が「どこまで見えている」のか、振り返りたい。

そこには、思ってもいなかった「視点」があるかもしれないから。

自分の視点と、相手の視点について、率直に語り合うことこそ「コミュニケーション」の第一歩。
相手とわたしの間に生まれるものを、大切にしたいのです。

「コミュニケーション」を別の言葉で言うと、どうなる?

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「なぜ」が人生を深くする。
毎日、小さな問いを発信しています。
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TCS認定コーチであり、7つの習慣セルフコーチング認定コーチのしんちゃんです。
コーチングに興味ある!という方は、こちらのnoteもぜひ!


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