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20、キレるタケシ。桜木は……

大きな白木のテーブルを男性四人が囲んでいる。
皆、一様に押し黙っている。
私の立っているすぐ眼の前だ。
ルカの父親のタケシに丸山、他に二人の男性社員……皆、立ったまま難しい表情をしている。

――ここはタケシの設計事務所だ。
再びこの場所にタイムスリップして来たみたいだ。

「もう元の世界に戻して! お願いだから!」
 
私の右側で誰かが叫んだ。
見るとルカが立っていた。
ルカは両手で眼を押さえて泣いている。
ルカは青いボーダー柄の白いシャツを着て、相変わらず赤いバンダナを首に巻いている。

「……ルカ」
 
私はルカの肩に手を置いた。

「話しかけないで!」

ルカは私の手を振り払った。

「違うんだルカ。見てみろ、また俺達はこの場所にタイムスリップしてきた」

「この場所って何!」
 
ルカは両手を少し下げ、指の間から周囲を覗き見た。
ルカの眼にも白木のテーブルを囲んでいるタケシ達の姿が眼に入ったのだろう、ルカは両手を胸の前まで下げ、口を開けて皆の様子を見ている。

「お父さんの設計事務所だよ」
 
私は再びルカの肩に手を置いた。

「俺達は最初に事務所にタイムスリップした時とは反対に、今度は入り口側から事務所の中を見ている様だ。ほら、向こうに応接スペースが見える。それに、どうやら今は夜らしい。窓の外が暗い」
 
ルカはすぐ左側の壁を見た。

「九時二十六分……。夜なのだとしたら、お父さんはとっくに家に帰っている筈……」
 
壁に掛けられた時計を見たのだろう。
針は九時二十六分を指している。
確かに遅い時間だ。
普段ならタケシは家に帰っているのだろう。
 
テーブルの左側には丸山、右側には二人の男性社員、そしてテーブルを挟んだ私達の正面にはタケシが立っている。
タケシの顔は疲れ切っていて精彩を欠いている様に見える。
今、外回りから帰って来たのだろう。
黒いピーコートを着たままだ。
テーブルには黒革の手袋が置かれている。
 
テーブルの右側、私達に近い方に立つ中年の男性社員が口を開いた。

「……繰り返しになりますが、田所様を始めとしたご依頼者様からキャンセルのお話を受けております。キャンセルの理由……それは皆様はっきりしません。おそらく桜木からの嫌がらせを受けての事かと存じます」
 
タケシは大きく息を吐くと、眉間を指でグッと摘まんで眼をつむった。

「中川君、施工業者への嫌がらせも相変わらずだって?」
 
タケシは眼をつむったまま、その男性社員に聞き返した。

「……君島の息子さんは、例のクラブのトイレで桜木に怖い眼に遭わされたそうです。君島社長を問い詰めたら話してくれました。中村アーキテクトには大量のピザが届いたそうです。他は先ほど報告した通りです。ですので、大切な取引先のいくつかが、また私達の事務所から離れてしまうかと……」
 
中川という社員から報告を受けたタケシは俯いた。

「……社長、永峰先生とクレイドルの来栖部長の方はどうなりましたか?」
 
中川の奥、タケシの左隣にいる若い男性社員がおずおずと口を開いた。

「……永峰の親父は当てには出来なそうだ。インチキ弁護士め。……多分、愛人の事を奥さんにバラすって桜木に脅されたのだろう。まぁ、弁護士の当ては他にもあるから気にするな。来栖部長の方は大丈夫だ。ウチとの関係は今まで通り変わらないって言って下さった。お互い握手までしたから大丈夫。内川、心配するな」
 
若い男性社員は内川と言うのだろう、ホッとした様な表情を浮かべた。
丸山と中川も大きく息を吐いた。
 
すると、丸山の携帯電話が鳴った。
丸山は折りたたみ式の携帯電話の画面を開くと、

「あ!」

と小さく叫びタケシの顔を見た。

「……クレイドルの来栖部長です」
 
タケシの顔が引きつった。
二人の男性社員は顔を見合わせている。
 
丸山は携帯電話を右耳にあてた。

「はい、もしもし丸山でございます! 部長! いつもお世話になっております! どうされましたこんな遅くに……ゴルフですか? え? 違う? はぁ……。桜木! 最近良く聞きますね、そのワード! この前の流行語大賞、あれ本当は『桜木』ってのが大賞だと……え? と申しますと……」
 
丸山は額の汗を拭いながら私の脇を通り、入り口の扉から出て行ってしまった。

……再び事務所内に重苦しい空気が流れた。
ルカは首のバンダナをグッと握り締めている。

「……社長、こんな時に申し訳ありませんが……」
 
内川は絞り出す様に声を出すと、コーデュロイの茶色いジャケットの内ポケットから白い封筒を出しテーブルの上に置いた。
 
「内川君、これ辞表じゃないか!」
 
中川という社員が封筒を覗きこんで声を上げた。
白い封筒の真ん中には細い文字で「辞表」と書かれている。

タケシは白い封筒を手に取ると、「辞表」という文字をじっと見つめた。

「暫く前から桜木に脅されていて……」
 
内川が消え入る様な声で話し始めた。

「ウチは母との二人暮らし……。いや、母は嫌がらせを受けていません。でも、これからどうなるか……。それに、僕はもう皆さんを裏切っているし……」
 
内川はそこまで話すと言葉を詰まらせた。

「すいません!」

内川は泣きながら一礼すると、私の身体をスリ抜けて外に出て行ってしまった。

「桜木は内川も脅していたのか……。とんだ年末になったな」 
 
タケシは両手をテーブルに付いて頭を垂れた。

……今は年末らしい。
そうすると、最初に私達がこの事務所にタイムスリップした時よりも、今は一ヶ月程後の時間になるのだろう。
桜木は一ヶ月の間にタケシの事務所に対して様々な嫌がらせを行ったのだろう。

「……社長」
 
中川がタケシを呼んだ。タケシは顔を上げた。

「内川君がウチの顧客や取引先の情報を桜木にリークしていたのではないでしょうか? 桜木に脅されて……。桜木の情報源は内川君です。でも、内川君は素直な人間です。だから罪悪感に耐えられなくなって……」
 
中川は下唇を噛みしめて顔を伏せた。
でも、すぐにタケシに向かって顔を上げた。

「内川君を追いかけます! 社長、怒らないであげて下さい!」

中川は涙ながらにそう叫ぶと、ルカの体をスリ抜け入り口の扉を飛び出して行ってしまった。
タケシは茫然と立ち尽くし入り口の扉を見つめている。
 
すると入り口の扉が開き、中川と入れ替えに丸山が入って来た。
丸山はタケシを見たりドアの外を見たりとして不思議そうな表情をしている。
携帯電話での話しは終了したのか手には持っていない。

「……一体どうしたんですか? 内川が泣きながら出て行くし、中川さんが凄い勢いで走って行くし……」

「来栖部長は何だって?」

タケシは何も答えず丸山に尋ねた。

「いや、部長は……。例のクリニックの件、白紙に戻したいって……」
 
丸山がそう答えるとタケシの唇が小刻みに震えた。

「……それだけか?」
 
タケシはじっと丸山を見つめている。

「いや……。はっきりとは言いませんでしたが、今後ウチとの取引は中止したい様な事を仰っていました……」
 
タケシはテーブルに手を置いたままその場に座り込んでしまった。

「……ひどい。お父さん、可哀そう」
 
ルカはぼろぼろと涙を流している。

優しいなルカは……。
確かにタケシは可哀そうな状況に陥っていると思う。
桜木のやり方はひどい。
ルカが悲しむのは無理もない。
でも、私は違う、悲しくはない。
涙なんて流れない。
私は冷たいのだろうか? 
私は人の心が分からない駄目なヤツなのだろうか? 
普通は自分の親がこんな目に遭ったら悲しくて泣いてしまうのだろう。
親というのはそういう存在なのだろう。
……私には親はいない。
私は無から突然この世に現れ出た存在。
そりゃ普通の人間とは感性が違うよね。
私も普通に親から生まれていたら、普通の人間の様に涙を流せるのだろうか? 

その時、突然眼の前が白く光った――


――――――――――――――――――――――――――――――


――え、どういう事? 
ふんぞり返ってソファに座っている桜木、その正面には立ったまま桜木に向かって深々と頭を下げているタケシ。

――私はまた、タイムスリップしてしまった様だ! 

ここはタケシの事務所の応接スペースだ。
最初にこの事務所にタイムスリップした時と同じ位置で私は二人を眺めている。
私の右側のソファに桜木が座り、左側のソファの脇にタケシが立っている。
二人の奥には事務所のオフィスが見える。
桜木は黒革のロングコートを着たまま足を組みふんぞり返っている。
桜木の左腕のギプスは外れた様だけれど、左手の甲の辺りに包帯が巻かれている。

「お父さん! そんな事をしないで!」

私の右側にはルカがいた。
ルカはタケシに向かって大きな声で訴えかけたけれど、タケシにも桜木にもその声は聞こえていない。

「声が小さくて聞こえねえなぁ?」
 
桜木は右耳に手の平を添えてニヤニヤとした顔でタケシを見た。

「……大変申し訳ありませんでした」
 
タケシは頭を下げたまま、かすれた声で桜木に謝った。
桜木は肩を揺らして笑い始めた。

タケシは体を折り曲げたまま顔を上げた。

「全て水に流しては頂けないでしょうか? 社員も皆、休みを取らせています。このままではウチの事務所は潰れてしまいます」
 
タケシは青白い顔をしていて髪の毛も乱れている。
まるで病人の様だ。
 
すると、桜木は身を乗り出して右手の人差指で何度も床を指した。
タケシは桜木の動作の意味が分からないのだろう、困惑した表情で桜木の顔を見つめている。
私も意味がよく分からない。

「黒須、それだったら誠意を見せてもらわないとな?」
 
桜木はタケシをじっと見つめている。
するとタケシは言葉の意味を理解したのだろう、眼を大きく開き、鼻から深く息を吸った。

「……やめて、お父さん。やめて……」
 
ルカはわなわなと震えている。
……一体、どういう意味なのだろう? 
私には桜木の言わんとしている事が分からない。
 
タケシは一瞬ためらう様な表情を見せたけれど、両手を太腿に置くと両膝を床に着いた。

「柔道経験者らしいな黒須さん? だったら礼節はわきまえているよな?」
 
タケシは両膝を床に着いたまま真っ赤な顔をしている。耳まで真っ赤だ。

……分かった、そういう事か。
桜木、どこまで腐っているの!

「そんな事までしなくていいよ、お父さん!」

ルカはタケシのすぐ眼の前で腰を屈めて叫んだ。
タケシは両手を床に着いて桜木を見上げた。

「申し訳ありませんでした、桜木さん」
 
タケシは謝罪の言葉を口にすると、両手を床に着いたまま額を床に押し付けた。
――タケシは桜木に向かって土下座をした。


「聞こえねえぞ、黒須!」
 
桜木は勝ち誇った顔でタケシの後頭部に罵声を浴びせかけた。

「もうやめて!」
 
ルカは両手でタケシを抱き締めようとしたけれど、体をスリ抜け転倒してしまった。

――瞬間、ルカは私の右側に戻ってしまった。

「申し訳ありませんでした!」
 
タケシは額を床に押し付けたまま大きな声で謝罪した。
桜木はゲラゲラと笑いだした。

「全く最高のバレンタインデーだな。どんな女のチョコよりお前の土下座が一番だぜ」
 
タケシは体を小刻みに震わせながら額を床に押し付けている。
ルカは私に抱きつくと泣き出してしまった。

小さな白木のテーブルに置いてあるカレンダーのページは二〇〇六年二月。
今日は十四日のバレンタインデーなのだろう。
タケシと桜木が七王子駅で一悶着を起こしてから、おそらく三、四ヶ月。
その間に桜木の嫌がらせによって、タケシの設計事務所は倒産寸前にまで追い込まれたのだろう。

「……で、この紙袋は一体どういう事だ? バレンタインチョコか?」
 
桜木はテーブルの上に置いてあった小さな白い紙袋を手に取った。

「……それで勘弁して下さい」
 
タケシは顔を上げ、すがる様に桜木の顔を見つめている。
一体、何が入っているのだろう?

桜木は紙袋を逆さにした。
テーブルの上に何かが落ちた。

――札束だ! 
帯の付いた一万円札の束が三つ。
――三百万円だ!

「殊勝な心がけだな」
 
桜木は札束を紙袋に戻すと、コートの中から携帯電話を取り出し画面を開いた。

「話しはついたな。これからちょっと行くところがあってな、金は有り難く納めさせてもらうぜ」
 
桜木は立ちあがると入り口の方へ向かって歩き出した。

「桜木さん、これで全て終わりにして頂けるのですね?」

タケシは立ち上がると懇願する様に桜木の背中を見つめた。
桜木は振り返ると二コリと笑顔を見せた。
タケシは安心した様に大きく息を吐いた。

「これで全て終わりね……」
 
ルカが私の腕の中で呟いた。
 
すると、桜木の表情が一変した。

「終わるわけねえだろ、馬鹿野郎。まだ始まりに過ぎないからな」

桜木は冷たい眼差しをタケシに向けた。
タケシの顔から一瞬で血の気が引いた。タケシの身体が震える。
桜木は口元に笑みを浮かべた。

「お前の娘、なかなかカワイイじゃねえかよ? ルカって言ったか、倉方高校の美術科に通っているらしいな?」

「……娘が何ですって?」
 
タケシはよたよたとした足取りで桜木に向かって行った。

「何で……。何で、あいつは私の事を知っているの!」

ルカも体を震わせている。
私の体も震えてきた。
ルカに一体何をするつもりだ!

「嫁さんはマユミ、下の娘はサヤだよな? 良い家族だ」

タケシは桜木の眼の前で跪いた。

「お願いです! 家族には手を出さないで下さい!」
 
タケシは桜木の足にすがりついた。

「おいおい、人聞きの悪い事言うなよ!」
 
桜木はタケシを蹴り飛ばした。

「お前の家族には何も迷惑をかけてはいないぜ? 今のところはな」
 
桜木はタケシを見下ろしながらニヤリと笑った。

「そんな、そんな――」
 
タケシは床に座り込んだまま何度も首を振った。
桜木はタケシの脇に立膝を着くと、タケシの頭に手を置いた。

「黒須よぉ、全ては今後の誠意次第だ。また暫くしたら金を頂きに来るからよ?」

「一体、どうやって金を工面するんだ! その金だって必死に集めたのに!」
 
タケシが桜木の顔を見上げて叫んだ。
すると桜木は立ち上がり蔑む様な眼でタケシを見つめた。

「娘を売り飛ばしたらどうだい? 色々と紹介するぜ?」
 
桜木は声を上げて笑い始めた。
ルカが小刻みに身体を震わせる。
私はルカの身体を抱き締めた。

――桜木、許せない!

「あばよ。また来るぜ」
 
桜木は右手を上げると事務所の入り口に向かって歩き出した。
右手でシャドーボクシングをしながら機嫌良さそうに笑っている。

タケシは真っ赤な顔をして桜木の後ろ姿を睨みつけている。

――タケシ、もう我慢しなくて良いよ。
あいつは――腐った鬼だ! 
生きている価値もない!

するとタケシは突然立ち上がった。

「桜木いいい!」

タケシは立ち上がると桜木に向かって走り出した。

「あ?」

桜木が振り返った瞬間、タケシは桜木の顔面を右手で殴りつけた。
――桜木の身体が吹き飛ぶ!

「お父さん!」

ルカが泣き出しそうな声で叫んだ。
ルカとは反対に私は胸のすく思いがした。

――そんなヤツ殺してしまえ!

「うおおおお!」
 
タケシの中の何かが弾けてしまったのだろう、タケシは床に転がった桜木を無理矢理立たせると、鬼の様な形相で腹にパンチを喰らわせた。
桜木は眼を見開き、口から涎を垂らしてその場に崩れ落ちる。

「お前……こんな事をしてタダで済むと……」

「黙れ!」
 
タケシは桜木の頭を両手で掴むと右膝で顔面を跳ね上げた。
乾いた音がして桜木の鼻から何かが噴き出した。

――血だ! 
真っ赤な血だ! 

「お父さん、お願いだからやめて!」
 
ルカは泣き叫んでいる。

タケシは怒りで我を忘れた動物園の象みたいだ。
馴染みのある飼育員だろうが徹底的に痛めつける。
いや、相手は飼育員ではなく自分に嫌がらせを続けてきた桜木だ。
暴力は止まる事を知らないだろう。

タケシと桜木にこんな出来事があったなんて知らなかった。
マスコミも一切報道していない。
……そういえば、そもそもマスコミは桜木の存在について全く触れていなかった。
なぜだろうか? 
……でもそんな事どうでもいい、桜木を殺してしまえ! 
そんな血も涙もない男なんて殺してしまえ!

「ひいいい!」
 
桜木は泣き喚きながら入り口に向かって這って行く。

「どこに行くんだ!」

タケシは桜木の背中を掴んで立ち上がらせた。

「……悪かった! もう姿を現さないから……」
 
桜木は泣きながらタケシに訴えた。
でも、タケシは何も答えず桜木を事務所の中央へ引っ張っていった。

「お願いします、許して!」
 
桜木は両手をバタバタとさせて泣き喚く。
するとタケシは桜木の耳元に口を寄せた。

「……終わるわけねえだろ、馬鹿野郎」

タケシは桜木の両腕を掴むと自分の胸を桜木の胸に押し当てた。
そしてそのまま右足で桜木の両足を後ろから払った。

「あ!」
 
桜木は短い叫び声を上げると後方に倒れた。
その時、桜木は大きな白木のテーブルに後頭部をぶつけた。

――何かが砕ける様な鈍い音が事務所内に響く。
ルカが何やら叫びながら私の胸に抱きついた。

タケシは荒い息をしながら桜木を見下ろした。
桜木は仰向けに倒れたまま動かない。
タケシが爪先で身体をつついても、眼を開いたまま微動だにしない。

「……シン君、あの人動かなくなったよ? 死んじゃったの?」
 
ルカは震えながら私にしがみついている。

ルカとは反対に私はこみ上げる笑いを必死で抑えた。
――桜木の無様な姿が可笑しくてたまらない! 
あれほど威張り散らしていたヤツが今は痛めつけられて倒れている。
もしかしたら死んでいるかもしれない! 
不謹慎だという気持ちはもちろんある。
でも、この高揚感は抑えられない! 
もしかして私の身体の奥深くには、残忍さを楽しむ異常な感情が隠れていたのだろうか? 
この異常な感情を持った私が、本当の私なのだろうか?
 
その時、眼の前が白く光った――


➡ 21、タケシの殺人~体内ブラックホールの攻撃~

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