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こりゃ、ロシアは核を使えないんじゃん?キーウ経済大学学長の読みが頷ける。

民間軍事組織ワグネルを率いるプリゴジンがモスクワに向けて進撃したことは皆さんもご存じかと思う。

結局、プリゴジンはモスクワに辿り着く前に進撃をやめてしまったが、いずれにしてもプーチンの弱さ、情けなさが色々と浮き彫りになった格好だ。ロシア市民の多くもプリゴジンを支持しているようだし、プーチンの立場は相当危うくなっているに違いない。

詳しいことは各々で情報を取りに行ってほしいのだが(※私のツイッターも参考にしてほしい)、この事件に触れて面白い考察をしている人が居る。

キーウ経済大学学長でゼレンスキー政権顧問、元ウクライナ経済大臣でピッツバーグ大学准教授の「ティモシー・ミロバノフ」氏だ。

ミロバノフ氏はプリゴジンの行動に対して怯え散らすだけで何も出来なかったプーチンのクソ情けない様子を見て、「こりゃ、ロシアはエスカレートして核を使う事はないんじゃね?」――こう考えたようだ。

以下、ミロバノフ氏のツイートを邦訳して紹介したい(※太字筆者)。


――――――


●ロシアの反乱はウクライナにとって有利な状況を作り出した。

プーチンがプリゴジンを殺し、あるいは彼の支持者を取り締まればロシア軍は弱体化する。

そうでなければ、プーチンが手を引いたことになる。オフランプもエスカレートもない。プーチンは圧力に屈しただけなのだ。1/

●同盟国がウクライナへの軍事支援を控えている唯一の理由は、ロシアによるエスカレーションを恐れているからだ。

もしプーチンが自国内の反乱に対してエスカレーションできないのであれば、彼は弱く、エスカレーションなどまったくできないのだ。2/

●プーチンがプリゴジンを武力で始末できなかったのなら、彼らが従うかどうか確信が持てなかったということだ。しかし、その場合、ウクライナや西側の行動に対する核対応は論外である。

つまり、ロシアでどのような展開になろうとも、ウクライナは戦略的優位を得る。3/

●西側諸国がウクライナに空軍の長距離兵器を提供することを妨げるものは何もない。

プーチンはエスカレートすることができないようだ。ケルチ橋、クリミア、それからヘルソンとハリコフ、最近ではベルゴロド、そして今はプリゴージンだ。意味のある反応はない。4/

●プーチンのウクライナでの戦争は、迅速かつ華々しい結果を得ることができなかった。そのため、プーチンの立場が危うくなった。そして今、彼の権力が内部からどのように挑戦され始めたかを見ている。

これ(ウクライナでの戦争)がどのように終わるのかを質問してきた人々は、今、潜在的な答えを見ている。5/

●しかし、リスクもある。プリゴジンがベラルーシに移り、ウクライナに新たな戦線を張ることだ。そうすることで、彼はそこにコミットし続け、プーチンが彼を生かしておくための合理的な価値を提供することになる。

答えはすぐに出るだろう。6X


――――――


以上だ。

プーチンは自国の内乱すら鎮圧出来ず、ただ震えてションベンちびっていただけなのだ。このチキン野郎は政府専用機でモスクワを発ち、なんとペテルブルグに逃げ出したというクソ情けない情報も入ってきている。

プーチンは自身の存在や権力を脅かす者に対してエスカレートした攻撃を加える事も出来なかったのだが、それはワグネルの強大な軍事力、そして寝返った多くのロシア軍兵士、といったところに恐怖して何も出来なかったのではないかと考えられる。

だとするならば、核の報復を恐れてウクライナへの武器供与を渋る理由などない。プーチンちゃんは事態をエスカレート出来やしないんだから。

日本を含めた西側諸国は、ウクライナにガンガン武器を供与すべきだ。バカなロシア市民どもはプーチンよりもプリゴジンや犯罪者集団のワグネルを支持している。プーチン政権はガタガタだし、今がチャンスじゃないか。

暫く前から思っていたが、ここに来て確信したね。ヤツらは核を使えねぇよ。

さぁ、ミロバノフ氏の言うように戦争終結が見えてきたんじゃないか? 親露派のバカ野郎どもは放っておいて、さっさとプーチンやロシア軍は叩きのめしてしまおうじゃないか。



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