見出し画像

199、オミクロン対応2価ワクチン発症予防効果71%はウンコくさい

国立感染症研究所は、オミクロン株対応2価ワクチンの「発症」予防効果71%だとする暫定的な分析結果を発表した。

ワクチンの発症予防効果71% オミクロン株対応(共同通信) - goo ニュース

もはや、ワクチンのメリットみたいなものを声高に叫ぶ分析や研究について疑り深くなっている私は、いつものように自身で資料を確認してみた。

001024250.pdf (mhlw.go.jp)
※新型コロナワクチンの有効性を検討した症例対照研究の暫定報告(第五報):オミクロン対応 2 価 ワクチンの有効性

……しかし、やっぱりどうにも胡散臭い。とっても胡散臭くてウンコ臭いのだ。

だって、感染研はワクチン接種歴を年代別に比較してないし、何よりオミクロン対応2価ワクチン接種者が少なすぎるのだ。ひじょ~~にウンコ臭いのだ。

資料によると、研究対象者は全体で4,040人。うち陽性者2,089人、陰性者1,951人。16歳~93歳までが参加しているが、30代までが全体の57.6%で若い世代が全体の6割程度を占めていることとなる。

しかしだ。しかし、それにもかかわらずこの資料では、年代別にワクチン接種歴別の陽性者数と陰性者数を比較する作業をしていないのだ。

なぜか資料では、ワクチン接種歴別の陽性者数と陰性者数を比較するのみであり、さらになぜか、ワクチン接種歴別の陽性者数と陰性者数を「4,040人全体」と比較した割合を記載しているのだ。


年代別に接種歴別の陽性者数と陰性者数をまとめることはおろか、ワクチン接種歴ごとの全体(※未接種ならば435人)と比較した陽性者と陰性者の割合を比較することすらしていないのだ。

……これは、どういうことなのだろうか?

性格の悪い私の推理ではこういうことだ。

要するに、年代別の接種歴ごとに陽性者数と陰性者数を分けてしまうと、以前の厚労省の資料のように接種者のほうが陽性者数が多くなってしまうという都合の悪い結果が招来される恐れがあるからに違いないのだ。

ワクチン接種歴別の陽性者数と陰性者数は、行動パターンや生活パターンが似通った年代別に分けて比較することが肝要だし、そのほうが意味のあるデータになるかと思うのだが、自分たちにとって都合の悪い結果に繋がるおそれがあるから、感染研の連中は敢えて接種歴別の陽性者数と陰性者数を比較するようにしたのだろう。

そうして、こういった目くらまし的な小技を繰り出すことについて矛盾を感じせないよう、敢えて接種歴別の全体数から陽性者数と陰性者数の割合を提示せず、4,040人全体からの割合を比較して提示するという、これまた非常にスマートではない気持ちの悪い比較の仕方をしたのだろう。

矛盾を感じさせる気持ちの悪い部分が一つだけ存在すると非常に目立ってしまうが、そういう部分が他にも存在すればカモフラージュ的に騙せるだろうと小者全開な策を講じたというのが答えだろう(アホか)。

さて、肝心のオミクロン対応2価ワクチンの「発症」予防効果についてだが、BA.1とBA.4~5合わせて193人だけしか接種対象者が存在していない。

――いやいや、分母として少なすぎるだろ! 年代別に陽性者数と陰性者数を比較してもいないし、これで発症予防効果が71%って言われても俄かに信じがたいんですけど? 

すげー小さい部分を拾い上げて全体として語るのってどうなんだろうね? 

誰かの後頭部の1センチ四方だけをチラ見して、「この人はホラン千秋ちゃんに違いない!」と大喜びしているけど、実際はなんつーことはないクリス松村だったみたいなオチのような気がしてならない(なんのこっちゃ)。

ていうか、BA.1もBA.4~5も、それぞれの全体に占める陽性者と陰性者の割合って大して変わりゃしないんだけどね?


BA.1 :陽性者49人(48.0%)、陰性者53人(51.9%)
BA.1 :陽性者39人(42.8%)、陰性者52人(57.1%)

――って、別に打っても打たなくても大して差なんてありゃしないじゃねぇか! ホラン、言わんこっちゃない(しつこい)。

(※ちなみに言っておくと、未接種も1回~5回接種も陽性者数と陰性者数の割合は大して変わりゃしない。各自赤字部分を確認してみてほしい)

71%の「発症」予防効果なんて数字のマジックに過ぎないことがご理解いただけたと思う。

そもそも、こうやって作り出した怪しげな数字にしたって、あくまで「発症」予防効果であって「感染」予防効果ではないことにも留意していただきたい。

ファイザーはワクチンに感染予防効果があるかのテストすらしていないからね。

公聴会でファイザーの幹部が、ワクチンは感染予防のテストをしていないことを認めた - ニコニコ動画 (nicovideo.jp)

ということで、何度も言うが感染研の言う発症予防効果71%なんて胡散臭いウンコ臭い数字だと言わざるを得ない。

つーか、誰がこの感染研の資料作成に絡んでいるのだろうか? 

……あぁ、なるほどねww

何が「FASCINATE study」=「魅力的な研究」だよ。ふざけるのも大概にしてほしい。

あぁ、ウンコ臭くて敵わない。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?