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シンアキコ/ライター
2020年1月12日 21:36
観る者の心に確実になにかを残す作品だと思った。タイトルどおり、ほぼ走り書きの雑感。【雑感】登場人物、彼らが背負う背景、生きている「今」は、どれもシビアだ。しかし目の前で繰り広げられるのは、しめっぽい悲劇ではない。おとぼけアリの会話劇とユーモラス、そして風刺。坂口安吾の「ファラス」というともっとバカバカしくすっとんきょうなものというイメージだが、風刺や皮肉をまじえた「笑劇」という