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気づき

はじめて”気づき”が起こったのは、就職し約1年後、職場の人間関係や慣れない仕事に疲れ、これまでの人生で最も辛く暗い冬の時期から4ヶ月が経った頃でした。

もう二度と目覚めませんようにと真剣に祈りながら眠りにつき、当然のようにいつも通りの憂鬱な朝を迎える日々(笑)

生きている本当の意味を知りたいと思うのは、うまくいっている時ではなく、いつも苦しい時でした。

深夜2時、あの世に聞いた、この世の仕組みという本を読んでいたとき起きた気づきは、”自分が思っていた自分は、本当の自分ではなかった”というものでした。

『〇〇でなくても幸せになっていいんじゃない?』という幸せになるための条件がいくつも並んだ文章を読んだとき、「私が幸せの条件を満たした時にだけ幸せになれるのではなく、私という存在そのものが幸せだったんだ」という気づきが起きたのです。「〇〇がないから幸せになれない」という幸せになるための絶対的な条件はどこを探しても見つからなかったのです。

それまでは、ある条件を満たすことで幸せという状態になれると思っていました。自分は〇〇な性格で〇〇という特徴があるetc…生まれてから身につけた様々な思込み、それが外れたのです。
同時に、”過去も未来もなくあるのは今だけ。”という気づきも起きました。
ここから「今この瞬間だけを意識したとき、何か問題はあるだろうか?」と今に意識を集中することで思考をストップできることを学びました。

翌日が仕事だったため、その日はそのまま寝ました。翌日起きたとき、憂鬱な思いが全くなくなり無敵になったような感覚で朝を迎えたのを覚えています。それは覚醒体験、目覚めと言われる体験だったのかもしれません。

自分に起こったことが気になりネットで同じような体験をした方を調べるも、確信的な情報や正解は得られず、スピリチュアルの探究は6年以上に及びました。

当時は自身と同じような体験をした人が書いたブログ記事も少なく、覚醒者の体験談、覚醒後どうなったかを知ろうとすればインドの覚者の本等やや怪しめの本を読むしかなかったのです。

当時も会社員をしていたので、この体験後、世間の常識と自身の気づきから学んだことの乖離が大きく、今後社会人としてやっていけるかも3年程は不安でした。

ただ不安の中でも、精神的に苦しい時は何も考えない時間を作ること、考え事をしている自分に気づき今この瞬間に意識を戻すこと。それさえ忘れなければ心が楽になることは理解していました。

考えごとをしてしまう時、辛い時は”今この瞬間”に意識を戻すようにしてみて下さい。読んで下さった方の心が楽になる一助になれば嬉しいです(^^)


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