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【人類史】

[参照]
LEMURIA CH/レムリア・チャンネル
Geo Origin【ジオ・オリジン】

●NHKスペシャル「人類誕生」

分子人類学
【篠田謙一】
静岡県生まれ。新潟に住んだ。1979年京都大学理学部卒業、産業医科大学解剖学講座助手、1986年佐賀医科大学解剖学講座助手、1994年講師、1996年助教授、同年「マカク属近縁数種の長管骨のアロメトリーについて」で佐賀医科大学医学博士。2003年国立科学博物館人類第一研究室室長、2007年研究部研究主幹、2009年人類史研究グループ長、2011年人類研究部研究グループ長、研究主幹。2014年人類研究部長、2015年研究調整役、2016年同博物館副館長。2021年国立科学博物館館長に就任。
京都大学および放送大学客員教授も務める。
2016年11月から2020年10月まで日本人類学会会長を務めた。


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約5500万年前
超古代文明があった?
→258万8000年以前の文明の痕跡は全て失われる?

白亜紀のティラノサウルス
10万頭いたと推定して、化石になり
かつ発見される確率は0.0046%程度

約1000万年前頃
アフリカの東部で形成された大地溝帯の影響による乾燥化のため、アフリカでは森林が減少し、サバンナ(熱帯草原)が増加
→サバンナ仮説

約1000万年前
アナドルビウス
中央及び西ヨーロッパで進化していた
古代の霊長類から進化したもの

870万年前の頭蓋骨の化石
2015年中央アナトリアで発見
アンカラ大学アイラ・セビム・エロル博士
(トルコのジュラシックパーク)
→類人猿独特の特徴がない
アナドルビウス・トゥルカエと命名
→アフリカだけで進化したのではなく、
ヨーロッパやアジアでも進化していた?
チョラキエルレル遺跡

700万年前人類誕生?
最古?はサヘラントロプス・チャデンシス
→トゥーマイ猿人
犬歯が退化している
(アフリカ・チャド北部)
2020年発表の論文→日常的に二足歩行をしていなかった?

610→570万年前
オロリントゥゲネンシス
(アフリカ・ケニア)
直立二足歩行

605万年前頃
トラキロスの足跡(直立二足歩行跡)
(ギリシャのクレタ島トラキロス村)
2021年10月論文発表
→アフリカ以外の地中海にも未知の人類が生息していた?

577→432万年前
アルディピテクス・ラミドゥス
→(ラミダス猿人)
(アフリカ東部の森林・サバンナ)
奇跡的に全身発掘(愛称アルディ)→調査2009論文発表
木の上で生活、手を使って食料を集める
オスが両手で果物を抱えて特定のメスの元に運ぶ
オスとメスが協力、オス同士争わず、子育てを手伝う雄が出てきた→一夫一妻制

420→120万年前
アウストラロピテクス
直立二足歩行の能力高まる
→背骨や喉が発達→言語が生まれるきっかけ
骨盤が横に広がる→内臓を支える
足が遅い・木登り下手デメリットあり
地殻変動で乾燥、森が減少
食べ物を両手で運べて有利

390→290万年前
アウストラルピテクス・アファレンシス
アフリカ乾燥化・草原化加速
足裏が進化
集団行動、仲間と生きる
幼虫・草の根食べる

366万年前
アウストラルピテクス・アファレンシス?
最古?の直立二足歩行足跡の化石発見
(1976年タンザニアのラエトリ遺跡G)

330万年前
ケニア西部トゥルカナ湖畔の
ロメクウィ遺跡にてロメクウィ石器発見

318万年前頃
アウストラルピテクス・アファレンシス
の全身40%の骨格が残る
愛称ルーシー(元ネタビートルズ)
1974エチオピアで発見

240万年前
ホモ・ハビリス
小柄・腕長い・顎弱い
他の動物の食べ残し・骨を割って骨髄を
食べる→脳が大きくなり少しずつ賢くなる

210万年前
中国エリア
アシューリアン石器を初めて使う?
道具の発展と脳の進化が連動している

200万年前
骨髄をより効率的に割って食べるため、
(化石人類)が石(石器)を使う

?万年前
腐りかけた果物で酔う(お酒の起源)
岩のくぼみに野生ぶどうが発酵、それを飲む
ミード(蜂蜜酒)
マルーラ→アフリカ発酵した果実

190〜180万年前
ホモ・エレクトス180cm
本格的に二足歩行
運動効率増加、長距離走って狩りできる
→持続狩猟(長距離狩猟)
他の動物か長期間走ると体毛により熱中症になる→弱らせて狩る
大臀筋発達、体毛少なくなって熱発散
体温調整
獲物を熱中症で弱らせる
背筋が真っ直ぐになる→目線高くなる
脳が大きく重くなっても支えられる
両手が使えて武器で狩りがはかどる

170万年前
アシューリアン石器の使用始まる?

150〜100年前
南アフリカ・スワートクランス
石器・骨角器と共に焼けた骨?発見

120万年以上前
褐色肌に関連する遺伝子変異(MC1R)
存在している→毛皮がなかった?

142万年前
ケニア・バリンゴ湖付近
土器の破片のようなもの発見

75〜50万年前
ホモ・エレクトスが火を使用?
防御 獣を追い払える
暖房 暖を取れる
明かり 夜でも活動できる
調理 食べ物を焼ける
熱調理により咀嚼時間短縮
チンパンジー6時間→1時間
消化の良くない生の肉や硬いものを食べる回数が減り、顎が細くなる。
消化エネルギー節約→脳によりエネルギーを使えるようになる
栄養のある肉食べて脳が急速に発達
→食事の時間が減り、余暇の時間が増える

心の進化
年老いた歯のない頭蓋骨発見→介護されていた
仲間を思いやる心が生まれる

鳴き声→言葉に発達
言葉を使えるようになる
過去・現在・未来を伝えられるようになる

食事時間短縮により余裕ができて
ユーラシア大陸各地に進出

66万〜47万年前
ホモ・ハイデルベルゲンシス(ホモ・エレクトスの子孫)複雑な狩り
50万〜3万年前 デニソワ人(アジア)
40万〜2.8万年前 ネアンデルタール人
30万〜現在 ホモ・サピエンス

ホモ・サピエンスが生き残った理由
環境への適応力
コミュニケーションや協力能力がすぐれている→集団での努力や文化の発展が可能
→知識や技術の蓄積が進む→生活の質や生存確率が向上
自然災害や気候変動、疫病から運よく助かった

20万年前 ネアンデルタール人活躍
屈強な骨格・大型動物を至近距離で狩る
洞窟に住み、死者を埋葬する習慣あり

20万年前人類の人口約5000人

19万年前
地球規模の気候変動
アフリカ寒冷化で乾燥→砂漠
サピエンス絶滅寸前
一万人〜数百人まで減少
ホモ・サピエンス
アフリカ南端ピナクル・ポイントに避難
洞窟に石器・火の跡、貝殻

貝殻→新たな食べ物を食べる

空白の10万年?
ホモサピエンスの誕生から10万年もの間
ずっと狩猟を続けている想定が不自然
何度か文明が発展・消滅した可能性あり

トルコのフリギアバレー
1400年前の車輪跡の化石
アフリカ北西部
サハラの目、アトランティスに酷似

7〜5万年前頃
ホモ・サピエンス認知革命の始まり?
7万年前人類の人口約50万人

5.5万年前
装飾品つける
ネアンデルタール人とホモサピエンス交配

4.5万年前頃まで
ロシアのデニソワ洞窟では、デニソワ人がネアンデルタール人よりも前から居住していた可能性のあると発表

4.3万年前
アトラトル→テコ原理投げやり威力2倍
狩り効率UP

4万年前
人間としての進化
意識が生まれる
認知革命(ホモ・サピエンスのみ)
考える力→ 客観視能力
共同幻想→無いものを有るものとする
ウワサ話をする(虚構を伝える力)
想像する(ここにないもの・ことを考える)

4万年前ネアンデルタール人絶滅?
火山噴火→食料減少が原因?

集団で狩り→協力→社会性が生まれる
分業→共同体

言語の発達
効率良く狩りをするため合図として発達?
自分ができないことを、できる仲間に任せる
→伝達(伝えるから達成して!)

1番乗りで日本列島に到着したグループが
話した言葉が日本語の原型?

38,000年前
黒曜石の使用発見

(国立科学博物館・国立台湾史前文化博物館
3万年前の航海徹底再現プロジェクト)

作り話(フィクション)ができる
→狩りで作戦が練れる

原始宗教(アミニズム)の始まり
(同じものを信じる)精霊(共同幻想)
占い・祈り・音楽
呪術師(シャーマン)の誕生
壁画・儀式の跡
フマーネ洞窟(イタリア)
ラスコー洞窟(フランス)

29,000年前日本
姶良カルデラ(桜島)噴火?
姶良(あいら)Tn火山灰降り注ぐ
→寒冷化の原因?

18000年前
アルタミラやラスコーなど、洞穴絵画を描く

16,000年前日本
土器を作る
保存・煮ることができる
生で食べれない木の実を煮て食べれるようになった

狩猟
ナウマンゾウ一頭約5トン推測
可食部約2トン→1回の食事約2,000人分
多すぎて取り合いにならない
みんなで分け与える

15,000〜12,000年前頃
グリーンランドに隕石が落ちて、地球の地軸が傾く?→(ヤンガードリアス期(寒冷期)の原因?)

12,000年前
氷河期が終わり気候が安定
農耕生活始まる

12,000年前頃
神という概念が生まれる?

農耕により、富を蓄えられるようになる
(貧富の差の始まり?)

縄文時代後期
秋田県の大湯環状列石(遺跡)
計算機のような石版発見

武器で同じ人種を殺す、縄張り争い
他人の富を強奪する(戦争の起源)

12,000→10,000年前人類の人口
約500万→800万人

12,000年前(トルコ)
ギョベクリテペ世界最古の遺跡・宗教施設?
掘り出されてすぐハイアット土地購入
→観光地化、世界遺産問題
ギョベクリテペ遺跡 (文化遺産:2018年)
トルコ


日本人が知っている「世界四大文明」は欧米では通じない!…「日本特有の教科書用語」が生まれた「驚きの理由」

日本の読者にとっては、「世界四大文明」(メソポタミア、エジプト、インダス、黄河)は耳慣れている言葉であろうが、じつは学説ではない。考古学者の江上波夫が普及させた教科書用語である。

4大文明→木を切りすぎて砂漠化?

紀元前8700年前メソポタミア北部
自然銅加工ペンダント出土

紀元前6100→5100年
ハラフ文化
ブッラ(初期トークン)
記録や計算に使われた道具
→物の計量や記録の効率向上→経済や社会の発展
ハッスナ文化
農業や動物の家畜化
→食糧生産の増加や経済の多様性につながる

紀元前5500→4800年
サマラ文化
灌漑技術の導入
サマラ焼き(陶器)が交易促進
→地域間の結びつき強化

紀元前5500→3700年
ウバイド文化
神殿が建設され階級社会が形成
車輪→交易の拡大・社会構造の変化
紀元前5400古代都市エリドゥ

紀元前4000年
ウルク期
紀元前3200年シュメール人
ウルク古拙文字が創られる→楔形文字の原型?
→メソポタミア文明につながる

最初の王 エンメバラゲシ
紀元前2800年頃在位
→シュメール初期王朝時代

紀元前4500年前
鉱石から精錬された銅発見?

紀元3500年前人口約1,000万人

脳の大きさと群れを維持できる数は比例
タンバー数→神を作る
①宗教→神
②文字(経験伝達)
③お金(価値共有)
④国家

紀元前5世紀前後
知の爆発(ギリシャ・インド・中国)
金持ち時間たっぷり
遊び・研究・芸術の発展→哲学の進化

大航海時代
科学革命
産業革命
第一次世界大戦
1914欧米列強が支配した植民地
地球の表面面積の85%

核兵器の開発
第二次世界大戦
情報革命(インターネットの発明)

人口爆発


AIの進化

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