大手ハウスメーカーも新築からリフォーム市場へ

リフォーム会社の選定について
新築注文住宅においては、大手ハウスメーカー各社揃ってますがリフォーム工事となると自社物件でないと扱えないと断られます。
一般的な工務店のリフォームとの違いをご享受願います。


大手ハウスメーカーの起源は認定工法住宅としてスタートしているので、独自の工法や資材を使い続けている一方で、耐震実験など開発費もかけているので、ブランドとして残っているのだと思います。

木造に限らず鉄骨系ハウスメーカーも同様で、ヘーベルハウスなどはリフォームなどで社外工務店が外壁を弄ると保証外になるなど自社建築物へ規制をかけているケースもありますね。

一方、今後の新築着工数は野村総研さんが発表しているように(画像)、年々減少しており、リフォーム市場が生き残りのカギとなるため、新築に重点を置いていた大手ハウスメーカーは自社物件以外のオープン化されている工法住宅にも「条件」を設けて手を出さざる得ない状況になると考えられます。

また、省エネ住宅が主流になる今後、一般的な工務店も意識・技術改革が必要となり、言われたことだけ施工する会社は生き残ることが大変な時代になるのではないでしょうか。

リフォームを安心できる会社に依頼される場合は、金額だけに飛びつかず、『提案内容の抱負さ」で施主が選択できる安心感がポイントになりますね。

街の工務店では取引している住宅設備機器メーカー・代理店があるので、そのメーカー以外の製品を選んだ場合は、ほぼ定価に近くなったりすることがあります。

リフォームで取り入れたい商品がある場合は、先に取り扱いの有無を確認したり、他メーカーの類似品で検討したり賢く交渉できると良いですね。

ご参考になれば幸いです。

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(質問者からのお礼コメント)
分かりやすい回答ありがとうございます。
今後、リフォーム市場の形態が変わることに期待したいと思います。
新築着工数の予想推移は衝撃的でした。




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