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福祉/介護

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#障がい者

2024年度 福祉住環境コーディネーター資格試験には追補情報出題されます

2024年度の福祉住環境コーディネーター試験は 第52回 申込期間 6月7日(金) ~ 6月18日(火) 試験期間 7月12日(金)~ 8月1日(木) 第53回   申込期間 10月11日(金) ~ 10月22日(火) 試験期間 11月15 日(金)~ 12月5日(木) となっています。 使用する公式テキストは2級・3級とも「改訂6版」のままですが、第52回・第53回試験においては追補情報が出題される可能性が高いです。 先日、その追補情報の解説で「福祉住環境コーディ

車いす生活の住宅選びのポイントとは

母が事故により車いす生活になります。 現在、病院でリハビリ中ですが現在の自宅では車いす生活は難しいです。 自宅の建物自体が築年数が経っているのでバリアフリーリフォームより、建て替え(注文住宅)か、土地建物を売却しバリアフリーになっている建売り住宅に住み換えか母と相談中です。 何か住宅選びのポイントを教えて頂ければうれしいです。 宜しくお願いします。 中途障がいのかたは、障がいを受け入れるまで時間がかかるかたもおられるのでご本人の気持ちを大切になさってください。 おそ

社会福祉士が携わる「アルコール依存症」問題について

地域包括で社会福祉士として勤務しております。 最近、相談事例で多いのがご家族のアルコール依存症の問題です。 地域包括センターで勤務する専門職は、保健師、社会福祉士、主任ケアマネジャー(主任介護支援専門員)ですが、このようなケースは社会福祉士が大半を受け持っています。 断酒会のご紹介や精神保健福祉センターへ引き継ぐことくらいしかできず、自分自身の依存症への知識が乏しく感じています。 何か生涯学習として学べる場所があれば教えてください。 ひとつの地域包括支援センターに勤務され

病院・クリニックとコラボする時代へ

ハウスメーカーや工務店など「建築に特化」した事業展開が一般的ですが、「医・介・住」の時代は病院・クリニック内へ新たな相談室の創設し、「住まいのかかりつけ医」が必要な時代だと感じています。 治療・診療室とは別の1室に児童福祉分野、介護福祉分野、建築(住環境)分野等の相談が1か所で出来るような「複合的相談サポート室」の創設を早期に目指していますv

H.C.R2023 国際福祉機器展感想

今日で国際福祉機器展も最終日ですね! 私は一足先にWEB展で出展製品を全て拝見させて頂きましたが、それぞれの感想をまとめましたので、是非ご覧ください。 私は介護福祉建築のプロなので毎年チェックさせていただいてますが、建築・設計分野の来場者数が昨年は2%程度とは少なすぎですね。。 それだけ無知なバリアフリー住宅や障がい者・高齢者に携わる専門家も多いという事なので相談・依頼先は慎重に!

福祉住環境コーディネーター1級・2級・3級

国家資格ではないので、持っていても食べていけないという理由で敬遠されがちな「福祉住環境コーディネーター」ですが、医療職のみ分かりえる身体や障がいの症状や、介護福祉職のみ知り得る福祉用具や介護方法、建築職としての常識など、分野を跨いだ知識・情報を学ぶことが出来ます。 他分野との仕事の際も相手が持っているか否かで打合せのスピードや精度が全く変わると実感しています。 3級 住宅メーカー、不動産、福祉用具、工務店等の営業担当者自宅の新築やリフォームを検討している方 2級 建築士

身体障がい(車椅子生活)の在宅住環境

介護福祉建築において「福祉住環境コーディネーター」の知識は重要ですが、医療職が行う治療やリハビリテーションの方法を知っておくことが在宅でのQOLの向上に繋がります。 最近は、埼玉県総合リハビリテーションセンターのテーマ別研修を受講しております。 同じ身体障がいの症状でも原因が別であればサポートの仕方も異なるので、介護福祉建築は奥が深いですv

障がい者住宅設計のノウハウ

テレビ番組の住宅番組と言えば「大改造!!劇的ビフォーアフター」でしたが、最近は「突撃!隣のスゴイ家」など色々な番組が増えてきましたね。 殆どがデザイン住宅で工夫した造りが観られますが、障がい者住宅(車椅子使用の方や寝たきりの方など)を扱った放送は皆無です! ご本人のプライバシーや安全性を尊重し取り上げないのが主な理由だと思いますが、逆に「健常者だから自分には関係ない」などという考えがあるのも確かだと感じます。 ユニバーサルデザイン思考での住宅はありますが、障がい者住宅の

歩行空間ネットワークデータとウーブン・シティ

障がいのある方が外出する際、症状の違いにより様々な障壁がありますが、外出時に便利なツールがあるのを知りました! 国交省のバリアフリー「歩行空間ネットワークデータ」 詳しくは↓↓↓ グーグルマップのように歩行空間ネットワークデータも全国展開あsれることを期待しています♪ 自動運転車やロボット盲導犬などにも路面状況を共有する試みは凄いですね! 「環境」と「IT」の融合はトヨタなどの施設都市ウーブン・シティでも研究されると思うのでアンテナを張っておこうと思いますv

車椅子と玄関段差について

玄関土間と玄関廊下に段差がある戸建て住宅が一般的でした。 理由として建築基準法施行令第22条1                「床の高さは、直下の地面からその床の上面まで45cm以上とすること」とあるので、玄関土間が地面と同等の高さだと室内の床が上がるためです。 車椅子を使用されている場合、                    A. 1台の車椅子を家の中と外出時の両方で使用する           B. 外出用の車椅子と自宅で室内用車椅子に乗り換える

障がいや車椅子生活になったときの住宅のトイレリフォームは難しいのでしょうか

障がいや車椅子生活になったときの住宅のトイレリフォームは難しいのでしょうか。 父が脳梗塞で入院中ですが、リハビリ後退院して自宅生活に戻ったときの相談をMSWとしています。 入浴や食事は外部サービスを利用したいですが、トイレはリハビリ次第で自分で出来そうなので、ポータブルトイレは補助的にして今までのトイレを活用できればと思います。 ご自宅のトイレ環境や部屋との配置が分かりませんが、リハビリでは作業療法士さんとトイレの移乗訓練などされると思います。 脳梗塞という事で、杖をつい

障がい者住宅は「戸建て」か「マンション」か

障がい者住宅について 障がいのある方は「一戸建住宅」と「マンション」のどちらが住みやすいのでしょうか? 最近は建売住宅や分譲マンションでもバリアフリーになっているので、将来、要介護になって車椅子使用になったときのことを考えて検討したいと思います。 持ち家があればリフォームも検討しますが、現在は賃貸アパート暮らしです。 障がいの症状(車椅子使用や片麻痺など)によって、トイレアプローチや手すりの有無なども変わってきますが、ベースとなる住居では以下のチェックポイントが挙げられ

車椅子で入浴介助

車イスの障害者は入浴するのは大変なんですか? 障がいの症状にもよりますが、全介助の場合など浴槽への移乗時、介助者の手が滑って転倒という事故が怖いです。 最近では座面に座ったまま浴槽内に移乗できる機器や、車椅子でシャワー浴といった機器なども一般的になりました。 施設などの浴室は面積が広く機械浴設備があったりしますが、在宅における入浴はこれからの分野だと感じます。 簡単ですがご参考になれば幸いです。

障がいのある家族のいる福祉住宅について

障がいのある家族のいる福祉住宅について 現在の住宅をリフォームするにあたり福祉住環境コーディネーターに相談したところ、障がいについての知識が乏しく的外れな提案をされました。 バリアフリーといえば床が平坦で手すりを付ければよいという安易な提案でしたので驚きました。 こちらがあれこれ要望出すくらいなら、知り合いの大工でも出来るので、どのような専門家に相談すべきかご教授願います。 最近はバリアフリー住宅と称して、福祉住宅へ参入してくる会社も増えましたね。 確かに福祉住環境コ