勝手に喜べる守備範囲が広いのは人生楽しくなるんだろうな
事業承継チャレンジがめでたく終了したワタシ。次の道で新しいチャレンジ中。
他人が褒められて嬉しいことってありますか?しかも、全く知らない他人が褒められて。
他人を褒められて嬉しいってことは、けっこう自分は得しているなーと。だって、身内やらチームメイトやらやらが褒められても嬉しいのに、その嬉しくなる範囲が広がるんだから。
テニス界には伝説のプレーヤー、ロジャーフェデラーがいる。
そんなフェデラーに日本記者が聞いた。
「あなたのような世界的な選手が日本から出ないのはなぜか?」
まぁまぁ、聞きたいことはわかる。フェデラーが偉人すぎるからね。まだ、錦織圭も出てきていない時代だったし。
この類の質問に当たり障りなく返すのが普通。フェデラーが日本に興味なんてないから当たり障りない回答をする。と、思い込んでいた。
しかし、先の質問にフェデラーはこう答えた。
「何を言うんだ君は?日本には国枝がいるじゃないか」
国枝とは国枝慎吾。
フェデラーが国枝慎吾を知ってくれてて嬉しいと同時に、
そりゃ、世界最高選手なんだから当然という思いもあり。
ただ、単純に世界的プレーヤーが日本選手を褒めてくれて嬉しかった。
しかも、リップサービス感がない。
#と思う
#じゃないと、「何を言ってるんだ」にはならない
この話は2007年の話。当時からこの話は仲間うちでもやっていた。
そして、もう1人。ワタシの好きなサッカーから。
サッカーは世界からみて日本はまだまだレベルは高くない。
#野球は世界一
#吉田沙保里は霊長類最強
そんなサッカー界でも世界の偉人から褒められた?称えられた?恐れられた選手がいた。
オランダ代表にスナイデルという選手がいた。
オランダ代表としての最多出場記録保持者にして、所属していたインテルではUEFAチャンピオンズリーグ優勝を含む3冠達成に貢献。
要はこちらも伝説のプレーヤー。偉人。
そんなスナイデルが記者に質問された。
「今まで対戦した選手の中で最も上手いと思った選手は?」
そりゃ、世界の最高峰で戦ってきた選手。当然、その舞台でバリバリやってる選手の名前が上がると思った。
この質問の前には
「世界最高のMFは誰?」
の問に「グティ」とそれこそレアルマドリードという世界最高峰のチームで活躍した選手の名前を挙げている。
そんなスナイデルに記者は聞いた。
「今まで対戦した選手の中で最も上手いと思った選手は?」
スナイデルは食い気味でこう答えたらしい。
「小野伸二」
小野伸二がオランダへ渡った時にスナイデルと戦った経験がある。
戦っただけなら、別に印象には残らない。しかも、スナイデルほどの選手が覚えている。
こういうの震えるほど、嬉しい。別に小野伸二の知り合いでも何でもない。好きなサッカーの好きな選手。それでも、具体的に名前が挙がるのは嬉しい。
こうやって、勝手に喜べる守備範囲が広いのは人生楽しくなるんだろうな。もっともっといろんなものにアンテナ張って、喜べるポイントを増やして行こう。
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