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育休ライフ 3週目

4月も後半、育休生活にも慣れてきた。
ふと、仕事のことを考えるときはあっても、仕事がしたいなあと悩む気持ちがないから、これはこれでよい選択をしているのだと思う。

毎日のように支援センターやルームに通っていると、顔見知りの方やそれぞれの家庭の様子が少しずつ見えてくる。私は妻に倣って、毎月初めに支援センターの予約をとって、何曜日はココに行く!といったイメージがあるけれど、同じように考えているママさんもいて、そういう方とは同じ曜日に出会ったり、同じ時間帯に公園で難民になっていたりする。声はかけないけれど、なんとなく連帯感がある。
「子育て、おつかれさまです」
「月曜日は支援センター休みだから、このルームに来るよね~」
「この時間帯、家だと収集つかないよね~」
いろんな気持ちが聞こえてくる気がする。これはこれで、育休をとらないとわからない世界。新たな発見である。面白い。


仕事に関しては、唯一、小学校の隣にある子育てルームの園庭から、校庭が見えるので、どんな授業をしているかいつも見てしまう。児童への声掛けとか、集団の動かし方とか、児童の様子とか…。自分だったらこうするな、とか思ってしまうあたりが、職業病だと思う。もっとほほえましい感じで、小学校の授業風景を見たいものである。


娘は最近、どんどん言葉を覚えている。毎日何かしら言えるようになっている。面白かったのは
「びっくり~」
を覚えたこと。赤ちゃんのような発音ではなく、はっきりと
「びっくり~」
というのがとてもかわいらしい。
そして、なんとなく”びっくり”なタイミングでいうのも面白い。
言葉の意味も理解していると思うと、私が使う言葉をより一層美しくせねば!と気が引き締まる。うそ、そんな気にしていない。

保育園の先生から「娘の月齢は、頭で考えたことが優先されて、体が限界を迎えても遊びたい気持ちが勝って、動き続けてしまう」と教わった。
たしかに、4月になってからは、娘がやりたいことをほとんどやらせてきた。私の体力的にしんどいなあと思っていも、娘のためと思って付き合っていた。その結果、足元がふらふらになりながらも遊んでいるときがあったり、夕方急に大泣きしたり、「限界を超えたな」という日が何度もあった。これは、のびのび育てたい気持ちを持ちながらも、娘がブレーキを掛けられない分、こちらがブレーキをかけてあげる場面も大切だなと感じた。
これを保育士さんは個々に対応していると思うとプロフェッショナルにはかなわないと思う。そして、そんな尊い仕事がもっと社会から認められてほしいと心から思う。


妻は相変わらずのボロボロ具合である。朝早く家を出て、娘の寝顔しか見られない日もあった。しんどいなあ。妻の性格上、何事にも手を抜けないので、どうにかサポートして納得いく働き方をしてほしいし、そのためにできることを最大限したいと思う。ちなみに今週妻のクラスに雷が落ちたらしい。本領発揮である。楽しみである。


健康維持で続けているランニング、とてもいいリフレッシュになっている。頭の中を整理できるし、いろいろな考えが浮かんでくる。それを記録することで、自分の思考が整理されて、今まで気づかなかったことに気づけたり、見えなかったことが見えてきたりすると思う。この感覚、この時間を大切にしたい。



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