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育休ライフ 21周目

いつも閲覧ありがとうございます。
半径5mの人を幸せにしたい、シムラトモタカと申します。
8年間中学校教員ののち小学校へ異動して、今は育休中です。
ここでは、育休中に感じたことや娘の成長、仕事を離れることで見えてきたことなどを中心に書いていきます。


今週は私にとって実に刺激的な週。いろいろな方からたくさん力を分けてもらった。娘のことは今回書かないが、娘はしこたま元気です。


外の世界とふれあうこと


大学時代の野球部同期と毎年夏休みにBBQをする行事が慣例になっている。なかなか個性が立っていてそれぞれが独立している野球部だったので、毎年会うたびにたくさんの刺激をもらっている。正直そのメンバーに会うと刺激をもらえるぶん、今の自分のふがいなさも同時に感じてしまっていたが、今年はネガティブな感情なく良い部分を吸収できた気がする。

印象的な話は、同期の起業家2名の話。身近に起業している人がいることも幸せだが、その人がどんな信念を持って働いているかを改めて知ることができた。
ふたりとも「社会がよくなるために働いている。」と、とてもシンプルだった。私は起業するためにはまずは資金だと思っていたが、それより大切なことは”志”であることを知った。学校では感じたことのない筋の通った高い志だった。
「日本をよくするために戦う、挑戦する。」
「日本に生まれたことに感謝」
言うことは簡単だが、それを形にしている人から話を聞けること、もはや話を聞く以前に同じ空間にいるだけでパワーをもらえるようだった。

同期のメンバーには教員もいればサラリーマン、個人事業主などさまざまな職種がいる。そんな同期も30代。30代にもなると仕事や家庭など成熟してくるから、誰から話を聞いても学びになることが多い。それぞれ、自分の視点で考えをもっている、考えを伝える力を持っていることが素晴らしいと思う。


”自分自身はどうなんだ”
と問われているようだった。私には強い意志があるだろうか。私の背中は誇れるものだろうか。育休をとり、資格を取り、それで満足していないだろうか。妻には「あなたがやっていることも十分すごいこと」と言われた。身近に心強い味方がいてうれしいし、応援してくれる人がいることはとても幸せなことだと思う。その一方で、その環境に甘んじてはいけない、自分が存在する意味、価値を社会にどう還元できるかも考えながら毎日を過ごしたい。

育休も8月を終えると残り7か月。今やっていることは自分の身になっているし、この選択をしたことによって新たに出会う人、モノ、環境が自分の人生に大きな刺激を与えていることは間違いない。自転車操業のように毎日走り続けてきた生活では決して見えなかったことが見えている。こんなチャンスをくれた妻には感謝しかないし、こんなチャンスがあるのだから貪欲に吸収していきたい。


感心したこと、備忘録


・経営者の仕事は社員を成長させること。
社員一人一人の可能性をどこまで広げられるか、どの選択が一番その人のためになるのか考え抜くこと。そのために社長と社員一人一人と約束を交わし、それを相互に守ることで人間同士のつながりがうまれる。それを地道に一人ずつつなげていくと組織が契約書のつながりではなく人間同士のつながりに変わっていく。そうなれば会社はフィクションでいい。


・教育は背中を見せること
信頼は言葉ではなく行動からうまれる。私の仕事で言えば先生がどんな背中を見せているかが、子どもに大きな影響を与える。どんなに失敗しても挑戦する姿勢を見せれば、子どもは自然と挑戦する子になる。


・育休の現実
民間ではまだまだ育休取得が難しい現状がある。育休をとると、戻ってきたときの椅子がなかったりそれ以降のキャリアアップが図りにくかったりするらしい。教員は育休後に学年主任を任されたり重要なポジションになったりする変わった職場でそれでいいの?とも思うけれど、民間と比べるとありがたい環境なのかもしれない。私も次年度の椅子があるという漠然とした安心感があるから、育休を堂々と取得できる。だから、私が育休をとり、「男性の育児参加」「男性育休取得推進」といったメッセージが強まることで、板挟みになり苦しくなる人もいるかもしれない。自分の環境だけがすべてではないこと、今の環境が本当に恵まれていることを再確認。



オーソモレキュラー栄養医学について


保育園での栄養講座をきっかけに、「食」を通して自分や家族の健康を考えている。その栄養講座で出会った「オーソモレキュラー栄養医学」が新鮮でで、”栄養を体にある細胞一つ一つに届ける→そのために必要な栄養素をしっかりと摂取する→そうすることで今ある不調が改善したり今以上のパフォーマンスを発揮できたりする”という考え方にとても共感した。

普段の食事では栄養が足りないことやほとんどの人がミネラル不足、タンパク質不足に陥っていることを知り、書籍を読むことで自分自身の食生活がいかに栄養的に未完成であることもわかった。
私の中でのキーワードは

「たんぱく質」「鉄」「亜鉛」「ビタミンB群」「ビタミンD」

これらをサプリメント含め十分に摂取することで、全身の細胞に栄養が行きわたり、集中力や免疫力、様々な能力が向上するらしい。まだ自分自身での体感がないから”こうです!”とは言えないが、オーソモレキュラーを続けることで自身の体にどんな変化が出るのかとても楽しみにしている。

まだまだ学び途中のため、わかっていないこともあるが、まずは挑戦。やってみる。オーソモレキュラー栄養医学は素晴らしい考え方だと思うし、教育現場で伝えていく内容だと思うからこそ残りの育休期間でその効果を感じ、新しい食生活を我が家のベーシックにしていきたい。この挑戦は始まったばかりなので、これから少しずつ状況を記録できたらいい。

今回のオーソモレキュラー栄養医学は、正直、私の体よりも妻の不調改善のための挑戦だと思っている。妻は頑張りすぎる性格から、慢性的な腰痛、背中痛、疲労感が常にある。お世辞抜きに妻は今時見ない一本筋の通った教師である。たまにやりすぎて”お上”から”ご指導”が入るが、信念を曲げずにとことんやりぬくし、その思いの強さや姿勢を心から尊敬している。そんな妻が毎日つらそうにしているのをどうにかしたいと改善するために様々なことを試してきたが、どれも「対症療法」であり根本から健康にはなれていなかった。だからこそ、今回の挑戦に期待は大きい。
大きく変わると書いて”大変”とよむ。オーソモレキュラー栄養医学は今までの食生活とは大きく異なるから、はじめは適応することに苦労すると思う。私は”これ!”と決めたら一気に全振りしてしまうことがあるので、それが家族の負担にならないよう”少しずつ変える”を意識しながら、楽しく食生活を改善したい。その積み重ねが大きな変化となり、妻や娘が健康に生活できたら、それ以上の喜びはない。
家族のために尽くす。なかなかいい”主夫業”をしている。笑


育休でなければ出会わなかったオーソモレキュラー栄養医学。何度も何度も言うが、この選択をさせてくれた妻に感謝だし、認めてくれた職場にも感謝。
栄養講座がなければ、オーソモレキュラー栄養医学に出会うことはなかった。そして栄養講座を開いてくれた保育園のスタッフさん、栄養指導をしてくださる病院の先生にも感謝。

オーソモレキュラー栄養医学にかかわらず、様々な人のおかげで今の自分がある。たくさんの”縁”や”つながり”がある。私は本当に恵まれている。感謝しかない。それを忘れずに生きたい。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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