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育休ライフ 34週目

いつも閲覧ありがとうございます。
半径5mの人を幸せにしたい、シムラトモタカと申します。
8年間中学校教員ののち小学校へ異動して、今は育休取得中です。
ここでは、育休取得中に感じたことや娘の成長、仕事を離れることで見えてきたことなどを中心に書いていきます。


いよいよ育休期間も残り4か月。
半年たつまではとても長く感じていたが、半年を過ぎるとあっという間に時間が過ぎていくように感じている。きっと、終わりが近づけば近づくほど残りの時間が短く感じるだろう。より一層、毎日の時間を大切にしたい。


どんぐり娘


最近、娘はどんぐり拾いにはまっている。近くにどんぐりがたくさん落ちている公園があり、毎日のようにそこに行ってはどんぐりを拾っている。上着のポケットにどんぐりを入れる。数個どころではない、20個くらい入れる。そして、公園で同年代の子と遊んだり、児童館の先生と遊んだりすると、そのどんぐりを遊んだ相手に渡す。おばちゃんの飴玉のように渡してくる。その光景がたまらなく可愛らしい。また、どんぐりの入ったポケットを触りながら「不思議なポケット」の童謡を歌う姿も最強にかわいらしい。去年の秋には見られなかった娘の姿を見られて感動。そして毎日のようにそんな姿を見て癒される幸せを日々感じている。ただ問題点は一つ。家中にどんぐりが転がっている。この前は洗濯機の中から出てきた。笑

秋を感じる自然豊かな公園が近くにあってよかった。


新たな挑戦は自治会です。


保育士試験の後に、どんなことに挑戦するか悩んでいたが、どうやら自治会発足が思った以上にハードで、やりがいがありそうなので、そこを新たなチャレンジとしてこの期間の課題としたい。私は縁あって自治会長だが、自治会役員を経験したことはないし、前住んでいた家では自治会の存在すら知らずに会費だけ払うような人だった。これまで自治会とは全く無縁だった私が、今こうして自治会長として自治会を立ち上げようとしていることに不思議な縁を感じる。きっと私は今まで見えないところでたくさんの地域の方に助けられてきたのだと思う。その恩返しのつもりで、今の地域をより良いものにし、微力ながら、私のできる限りで地域に貢献したい。

以前の日記にも書いたが、自治会をイチから作ることは本当に大変。先が見えないことが多かったが、ある程度会議を詰めていき、やることが見えていても大変。総会が自治会のスタート地点だが、総会を開催するまでに住民説明会を開き、合意形成を図る必要があるので、まずはそこをゴールに資料作成に当たる。この住民説明会が非常に重要で、この会のはじめにどんなことを話すかで、自治会の加入率が決まると思う。むしろ、住民説明会のお知らせの資料の時点でも、加入率は決まる気がする。だからこそ、そこまでの準備が大切だと思うし、今がまさにその準備期間なのである。

住民説明会までに作成する資料は以下の通り。
1.自治会則
2.年間事業計画
3.予算書
4.説明会のお知らせ
5.出席票、念書

1.自治会則
これは自治会の骨子となる部分。どうしても堅苦しい言葉で書かれるため、わかりやすくこちらの意図を伝える必要がある。テンプレはあるのである程度の体裁は整う。

2.年間事業計画
各自治会の色が出るところ。「うちの自治会はこんなことやるよ!」とアピールする1枚。大切なことは持続可能であることだから、やる気のある現役員ができても、次に役員になる方でもできるような内容である必要がある。これがなかなかいい塩梅にすることが難しい。自分の仕事であれば自分の裁量で融通が利くが、ほかの誰でもできるようにシステム化することが今までにない経験で新鮮かつ難しい。ただ、これは私が学校現場に戻り、様々な提案をするときにも生きるスキルだとも思う。学校現場では毎年違った分掌を与えられるため、誰でも企画運営できるような提案書を作成することは、働き方改革につながると思う。
年間事業計画は詳細を示さないので、総会で議決されたあとからが勝負。せっかく住民の方に承認された計画なら、よりよいイベントを提供したいと思う。

3.予算書
今年に限ってはある程度の金額をそれぞれの事業費に振っていくしかない。しかし、何世帯加入するのかが未定、つまり歳入の部分が未定のまま予算を組むことになり、不安が残る部分。予算書では全世帯加入見込みで予算作成をするが、それを総会の時点で達成することは不可能。役員のほうで大方の予想を付け、「予算書ではこれくらいの歳入見込みだけど、実際はこれくらいだよね」といった現実的な歳入の額を踏まえて予算を組んでいく必要がある。幸い、市からの補助金、交付金もいただけるようなのでお金に困ることはないと思うが、会費をいただく以上は明瞭会計、お金の使い道はすべてオープンにする気持ちで臨みたい。私は国や政治家のようにお金の流れを隠さない。堂々とお金をいただくし、堂々と使う。

4.説明会のお知らせ
ここが今一番の悩みどころ。調べてみてもお堅い文章のテンプレしか出てこず、これでは住民にインパクトは与えられないと感じている。ただ、フランクすぎるお知らせも不安を与えてしまうかもしれないので、次回の役員会はこのお知らせを練ることに時間を割きそう。
個人的に大切にしたいことは、以下の通り。
1.役員がそれぞれどんな思いで地域をよくしていきたいかが伝わること
2.自治会の面倒さ、ややこしさを払しょくできる運営であること
3.地域のみんなで自治会を創り上げていきたいこと
まずは説明会に来てもらわなければ私たちの思いを伝えることはできないので、住民の心に何か引っかかるような資料作成を目指したい。せっかくなら「自治会運営、面白そう!」と思ってもらいたい。そのためには、現役員が面白そうに、楽しそうに運営している姿を見せるしかない。その一端がこのお知らせに表れると思う。今までにない”お知らせ”つくります。


5.出席票、念書
これは説明会のお知らせを一軒ずつ手渡しする際に書いてもらう物。この資料自体は事務的なものなので大きな意味付けはしないが、一軒ずつ手渡しする、つまり住民の方と面と向かって話ができるチャンスはとってもとっても大切にしたい。キンコン西野さんが今になっても公演チケットの手売りをしているように、成果を出す人は見えないところで地道に活動している。私の自治会は約300世帯が入居する分譲地なので、全世帯ご挨拶に行くつもりで一軒一軒に思いを伝えたい。役員も私以外は仕事をしながらやっているので、忙しいと思う。私は育休期間だからこそできることがある。地道に活動する中で、住民の方とかかわりを持つことはもちろん、活動を通して何か視野が広がればいいと思っている。


ざっと、今抱えている自治会のことについて記録として残す。自治会と言えば面倒なこと、お金だけ払うもの、と考える人が多いと思うが、いざやってみると地域活性化の無限の可能性を感じる活動であることがわかる。きっとこれからうまくいかないこともたくさんあるが、

「原点回帰、古き良き時代の再現」
「みんなにやさしい地域を創る」

この夢は持ち続けていきたい。がんばります。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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