音を感じ、理解する
私たちは様々な音の中で日々過ごしています。
そして、自分自身も様々な音を出して日々過ごしています。
PCのキーボードを叩く音、文字を書く音、紙が擦れる音、物をデスクなどに置く音、食事中の音、飲み物を飲んだ時の音・・・
普段なら気にならないのに、突然と他人が出している音が気になることってありますね。そして気になると、もう気になって気になってしょうがない時とか。
そうそう、とあるお客様との会議にて、キーボードの音がNGのお客様がいらっしゃり、会議中のPCは禁止だったことがあったのを思い出しました。
ところで、人の音が気になるケースあっても、自分が出している音、そこに注目したことはありますか?
ただ単に音を出す、出さないだけでなく、同じ状況でもその音に違いがあります。
例えば同じキーボードを叩く音でも、歩いているときの足音でも、自身の気持ちの状態によって出ている音が違うことを。
今の自身の状態がどうなのか?隣の人の状態がどうなのか?
それらを感じるセンサーは様々にありますが、音に意識を向けてみるとまた違う見え方がするのかもしれません。
ちなみに、お寺で精進料理を食べる際は、沈黙の中。
お箸やお椀を置く音、たくわんのかみ切る音、汁物を飲み込むときの音、すべてが響き渡ります。
ある和尚さん、姿は見なくても、朝のほうきの掃く音で弟子の状態を理解されているとのことです。
私たちが持っている様々なセンサーを用いて、自分を知る。周りを知る。
コーチ、チームコーチとして一つ大事なことですかね。
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