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【ミニマリスト生活の極み】映画365日のシンプルライフから学ぶ本当に必要なものとは?

こんにちは、しもんです。

最近流行っている「ミニマリスト」をご存知ですか?
所有するものをできるだけ少なくして、身軽に生きるライフスタイルです。

この生き方が、消費社会に生きる私達にどのような変化をもたらすのか?
これを映したのが映画「365日のシンプルライフ」です。

自分の今の生き方に、なにかしっくりこないと感じている方や、ものに溢れた生活に満足感を感じられない方におすすめです。

この記事では、この映画のあらすじと、私が学んだことを共有します。

モノに満ち溢れた生活に飽き飽きしていた主人公

この映画の主人公は、フィンランドの普通のサラリーマンです。
彼は、家に何でも揃っている、不自由のない生活を送っていました。

しかし、彼はなんとなく、今の生活に飽き飽きしていました。
代わり映えのない日常の中で、変化を求めていたのかもしれません。

このような方はこの記事を読んでいる方の中にもたくさんいらっしゃると思います。

現に私がそうです。今の何不自由ない生活に満足しているが、どこか物足りなさを感じている。
その穴を埋めようとして、たくさんのものを消費して快楽を得ようとします。

例えば、ゲームを買ったり、高級なかばんを買ってみたり、漫画を買ったり。
消費社会にコントロールされている典型的な人間ですね。

それでも、買っても買っても自分が心から満足することはなく、次から次へとさらなる快楽を求めて商品を買っていく。
こんな負の連鎖に陥る可能性が、現代社会には潜んでいるのです。

モノに執着しない主人公のおばあちゃん

満足感のない人生を変えようと、主人公は幼少期から頼っていたおばあちゃんにアドバイスを求めに行きました。

「自分はモノをたくさん持っていて、幸せなはずだが、幸せと感じていない、どうすれば幸せになれるのか?」

おばあちゃんの答えはシンプルでした。

「人生はモノではできていない」

確かに、おばあちゃんの家にはものがあまりなく、それは、「死んだら持っていけないから」という考えに基づいていました。

これを受けて主人公は決心しました。

「よし、家のモノを全部なくそう」

家が空っぽの生活を開始

主人公は生活を一変させました。

家にあったものをすべてレンタル倉庫に預けたのです。
もちろん、服から何まで全部です。
(裸では捕まるので、コートのみ着ていました)

そして、ルールを
「一日一個まではモノを取ってこれる」
「一年間は新しくモノを買ってはいけない」
と設定しました。

このチャレンジは、本当に自分の生活に必要なものを見つけ出して、必要ないものをなくすために開始しました。

友人からは、「現実逃避をしたいだけ」などと、心配されましたが、彼の決心は揺るぐことなく、この生活は一年間続くことになります。

悲惨な一日目

一日目は、コートにくるまって床で寝ました。

外は雪が降っていて、布団などありません。
娯楽のテレビなどもないので、時間が立つのが遅い。

その時の主人公の顔は、まさに人生に絶望している人そのものでした。

朝を迎えると新聞が届きました。唯一の娯楽を手に入れて、退屈を凌ぐことができました。

一日目に取ったのが「ブランケット」です。
友人の意見もあり、寒さをしのげる、体もふけるなどの理由から選ばれました。

次にシャツ、次にマットレスと毎日モノを取り出していきました。

このときの主人公は満足感を感じました。

なぜなら、一度なくなったものが戻ってきて、自分の生活がモノによって満たされることを感じられたからです。

「いなくなってその大切さに初めて気づく」とは恋愛で言いますが、
モノに関しても同様です。

大きく考えが変化した一週間目

モノがなくなって絶望し、モノが戻ってきたことによって幸せを感じていた主人公ですが、一週間が立って7つのモノを取り出したところで、
「もう取り出す必要はない」
と、その後しばらくは、倉庫に行くことはありませんでした。

このことから、原始的でも、最低限不自由のない生活を送るためには、7つのモノだけが必要のようです。

ぜひ、彼が何を最低限必要としたのか、映画で見てほしいです。

ちなみに、この後、彼は4ヶ月間スマホ無しで生活しました。

現代人からしたら考えられないですよね。
スマホに支配されていると感じる人は、一度手放してみるのも良いかもしれませんね。

ホスト会の帝王のローランドさんも、スマホに支配される人生が嫌なので、朝から夕方の仕事前までは、スマホにロックを掛けて一切触らないそうです。

365日のモノなしチャレンジの結果

半年のチャレンジを終えて50個のモノを取り出して、もう何も欲しくないと言っていた主人公ですが、一年のチャレンジを終えた後は、
「豊かな生活を送るために必要なものは100個くらい」
との結論に達していました。

正直、「結構あるな」と思う方もいるかも知れませんが、これってかなり少ないです。
服や下着、食器も一つずつで数えるので、服だけで100個持っている方も多いかと思います。

私もざっと数えてみたところ、1000個くらいのモノに囲まれて暮らしている事がわかりました。
これを10分の1にするのは、かなりきついと思います。。

それでも、この映画を見て断舎離してみようと思いました。

なぜなら、
「人生はモノでできていない」し
「モノが多すぎるのは、抱えきれない重荷を抱えているのと一緒」
ということを、この映画から学んだからです。

死んだときに持っていけないモノに執着せずに、他に大切なものを見つけて、良い人生を送りたいと思います。

ここまで読んでくれた方、本当にありがとうございます。
あなたの人生が、より良いものになるために少しでも役に立てていたら幸いです。

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