夏本番！8/7～【週末お勧め映画4選】ドラえもん映画からA24新作など
ようやく長い梅雨が明けて、いよいよ本格的な夏になった8月。映画もそれに合わせたかのように、今週末から『夏休み映画』が公開されていく！今回は8月7日から公開の作品から、筆者が期待を寄せてる4作品を紹介したいと思う。『ドラえもん』の新作からA24作品などバリエーションに富んでいるぞ。
【シリーズ最大ヒット作『のび太の宝島』コンビの最新作『ドラえもん のび太の新恐竜』】
『ドラえもん』連載50周年にあたる今年のドラえもんは映画も40作目。今作は、1作目から時を経て再び恐竜を題材にした冒険物語。脚本・監督を手掛けるのは、シリーズ最大のヒット作となった『のび太の宝島』の川村元気×今井一暁のコンビだ。春休み映画として公開予定だったが、新型コロナウイルスにより延期になっていた本作。50周年記念＆映画40作目という事で、否が応でも期待が高まるというもの。この夏の大作映画の本命だ。
【A24×『スイス・アーミー・マン』監督の最新作！『ディック・ロングはなぜ死んだのか？』】
A24スタジオが送る新作は、無人島で死体との共同生活（しかも死体役はダニエル・ラドクリフ！）を描いた『スイス・アーミー・マン』（2016年）で世界を驚かせたダニエル・シャイナート監督の新作。
今作は、実際の事件を題材に、片田舎で起きたある奇妙な事件を巡るミステリー。タイトルからしてただ事じゃない予感をさせる本作。果たして今回はどんなぶっ飛んだ世界を見せてくれるのか、楽しみ！
【天才子役が演じるのはシャイア・ラブーフの自伝的物語『ハニーボーイ』】
『ワンダー 君は太陽』(2018年)、『クワイエット・プレイス』(2018年)で俄然注目を集める天才子役のノア・ジョブ。今作は、PTSDに苦しむ元・天才子役が父親との過去を振り返る物語。共演は『WAVES』(2020年)にも出演し、ここ最近、特に注目を浴びるルーカス・ヘッジズ。そしてトランスフォーマーシリーズなどで知られるシャイア・ラブーフとハリウッドの注目俳優が終結している。
監督のアルマ・ハレルはこれまで数々のドキュメンタリーを撮ってきた監督。今作はジャイアラブーブの自伝的作品でもあるので、そういう意味で相性良いのでは。2019年のサンダンス映画祭の審査員賞を受賞しているぞ。
【どん詰まりラッパーのリアルがここに『追い風』】
実在するラッパーDEGの、ほぼ実話に基づいて製作された青春映画。人を傷つけたくなとあまりに愛想笑いが板についてしまったDEG、ある日、友人の結婚式に昔自分が好きだった女性がくることが分かり…。本作は「MOOSIC LAB 2019」長編部門で最優秀男優賞・ミュージシャン賞を受賞している。ラッパー映画と言えば、入江悠監督のサイタマノラッパーシリーズや、実在するラッパーSEEDAの『花と雨』（2020年）などがある。偶然、劇場で予告編を観たが愛想笑いする主人公と自分が重なる部分もあって興味ある1作だ。
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