小説 最高の休日 4
いくらなんでもはやすぎたかな。
店が開くにはまだ20分もあった。スマフォをだしラインチェック、それからヤフーのトップ画面を出す。例のお笑い芸人のセクハラニュースの新情報がまた出ている。ほんとに下らないと思いつつタップしてみてしまう。真帆はそんな自分に嫌気がさしつつも変えられないでいる。
1日のうち、こうやってスマフォを触る時間を足したら、一体どれぐらいの時間ができるんだろう。その時間で何かもっと生産的なこと、役に立つことができるんじゃないかな。
真帆はそうも考える。しかし結局