今日の始まりに【2023/09/21 金融ニュース】
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本日のひとことコメント
現在の体重: 73.6kg
目標体重: 70.0kg!
引き続き昨日もなかなか運動ができず。マクドナルドで販売されているエビの商品が気になるのですが、我慢します。。。
米国ニュース
FOMC
決定内容
FF金利目標を5.25% ~ 5.50%で据え置き
金利経済予測
2023年末:5.50%~5.75%(6月予想と同一)
2024年末:中央値5.1%(6月時点4.6%)
2025年末:中央値3.9%
2026年末:2.0%
成長率予測
2023年:2.1%(6月予想0.4%)
2024年:1.5%
失業率
2023年末:4.1%
2024年:4.1%(6月時点4.5%)
パウエル議長会見
全般的な方向性
デュアルマンデート(インフレと失業率)に焦点を絞る
今回の会合で現在の政策スタンスの維持が提案され、全会一致で支持された
政策金利の据え置きを決定したからといって、われわれが求める政策スタンスに達した、もしくは達していないということを意味するものではなく、金利が適切な水準に到達したと示す説得力のある証拠を見たい
今後の政策についても、データとリスクの評価に基づいて決定する
FRBの予測は計画ではない、政策は適宜調整するし、意思決定はFOMCごとに行う。適切ならさらに金利を引き上げる用意がある
現時点での焦点は金利を維持する水準を探すこと
適切な政策スタンスに近づくにつれ、リスクは二面的になっていく、政策が過度になるリスクと、過少になるリスクは同等になりつつあり、適切な制約的水準を模索する必要がある
インフレ率
インフレ率は目標を大幅に上回っているが、、インフレ期待感は十分に制御されている
一方で、インフレ率を2%まで引き下げるには、まだ長い道のりがある。インフレを2%に戻すことに強くコミットすべく、十分に制約的な政策を達成し、維持することを約束する
過去3回のインフレ指標は極めて良好だった、ただ3回以上の良好な指標が必要なことはよく理解している
エネルギー価格が上昇し高止まりすれば、支出が影響を受け、インフレ期待に影響が及ぶ可能性がある
経済状況
実体経済は非常に活発。実質GDPの伸びは予想を上回ったし、消費支出は特に堅調であり、住宅建設も活発化している。一方で、企業投資については金利が重しになっている
成長率が予想を上回っており、経済活動が力強いことが、利上げが必要だと考えられる主な理由。
ソフトランディング(経済の軟着陸)への道筋が広がったとしても、FRBに制御不可能な要因に左右される可能性がある
労働市場
労働市場は引き続き逼迫しているが、需給バランスは改善傾向にあり、名目賃金の伸びは緩和の傾向を見せている
インフレを抑えるには、トレンド以下の成長率と労働条件の多少の軟化が起きる瞬間が必要かもしれないし、特に労働市場の幾分かの軟化は必要だとなお考えている
その他
長期利回りの上昇は成長と国債供給が主な要因、インフレ期待ではない
GDPが予想よりも強いことについては多くの説明が考えられる
活発な労働市場と賃金の上昇により全体的な家計の状況は良好
ドットプロット
ニュースに関するコメント
「タカ派的な見送り」になるというのは想定されていた通りなので、特段サプライズある決定でもなければ、パウエル議長の会見内容もある程度想定通りな印象です
個人的に力強いという印象を持ったのは、今後の経済・失業率の予想が2023年6月時点より上方修正されていることであり、その上でパウエル議長が利下げに関して全く議論に上がっていないことを強調したことから、金利は市場が想定している以上に相当長い期間維持されるという印象です
重要コメント
マッカーシー下院議長
政府機関閉鎖の回避に近づいている
ホワイトハウスには追加予算の要求だけではなく、議会と一緒に取り組むことも要求した
ボースウィック・BofACFO
個人消費が前年比4.0%と増加している状況で、米国がリセッション入りするという展開は想定しづらい
ウッド・アークインベストマネジメントCEO
利上げが多くの資産価格に悪影響を及ぼしてきたが、今最高の時期を迎える準備ができている
UAWスト、解決の兆しが見えず
ストランティスは、ストの影響で保管状況に制約が応じているとコメントし、350人超のレイオフに踏み切る可能性があるとコメント
UAWは追加でメルセデスに部品提供している工場でストに入ったと発表
欧州ニュース
経済指標
英インフレ率
8月総合CPI:前年同月比+6.7%、予想+7.0%、前月+6.8%
8月コアCPI:前年同月比+6.2%、予想+6.8%、前月+6.9%
ニュースに対するコメント
BOEが次回会合で利上げをすると予想している人が多かったものの、予想外にインフレ率が低かったことから、市場では0.25pt利上げする確率は現在市場で50%程度まで低下しています
GSや野村は「英中銀金利は既にピークをつけた」との見解を表明しており、多くの市場参加者が英国のインフレ率について、かなりポジティブな見方に転換している印象です
重要コメント
デコス・スペイン中銀総裁
現在の金利水準を維持すれば、インフレ率は目標まで低下するだろう
サンドストローム・PIMCOマネーマネージャー
年内に追加1回の利上げされる可能性は高い
インフレが依然として予想よりも若干根強い状況
ソフトランディングの可能性は間違いなくあるが、リセッションに入る可能性も十分にはある
英、ガソリンおよびディーゼル車の新車販売禁止を2035年まで延期
どういう自動車を買うのかは消費者の判断に任せるべきであり、政府が決めるべき内容ではない
2050年までのネットゼロ達成は依然として目指しているが、よりバランスの取れた方法で行う必要があるだろう
その他ニュース
コモディティ
原油
反落
FRBが金利を据え置いたものの、年内の追加利下げを示唆するなど「タカ派的見送り」となったことが背景。ブレント先物は93.53ドルで1周間ぶりの安値。WTIは90.28ドル
金
上昇
FOMC後には上げ幅を縮小
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