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「極端」な優先度をつける

始めに

おはようございます。EventHubの下河原です。
EventHub Advent Calendar 2022 の12日目の記事を担当しております(下書きのままになっていて、公開が間に合いませんでしたが。。。凡ミスすみません。)
昨日は岡本さんの「スパイスとわたし」でした。岡本さんは、食に造詣の深い方で、特に一般の人がなかなか踏み込まないような深い食の領域にまで探求心で潜り込まれ、新しい食の楽しさを教えてくれるので、非常に面白い記事でした!

ちなみに

いつも最後に書いてますが、最後までいかない方もいると思うので。。。笑EventHubでは、シリーズAの資金調達を受けて、採用活動を強化しています!!是非素敵な方と一緒に会社を成長させていきたいので、ご興味ある方はご連絡ください!!!


自己紹介リンク (@Yshimogawara)

優先度の重要性について:きっかけ

今年は社会人になって良くも悪くも、色々な経験をさせていただいた1年でした。毎年自分のモットーは「新入社員の方と比較しても、一番この1年で自分が成長したと胸を張って言える1年を過ごす」なのですが、これが思わぬ形で具現化された1年かもしれません。

振り返ると春先、今年人に言われた言葉で一番胸に刺さったものがあります。5月半ば、雑談がいつしか自分の悩み相談になっていた際に、とある同僚からこういわれました。

「仕事を増やすのは簡単だけど、仕事を減らすのは難しいんです。一番大事なのは、優先度をつけて、やらない仕事を見つけることです。やらなくてもいい仕事を見つけるのは誰でもできますよ。」

厳しくも、それ以上に愛と激励の言葉だなと思いました。

労働の仕方の違いについて

いみじくも過去10年、金融機関で働いてきた自分としては、「40%の時間で80%のものを作り上げるのではなく、200%の時間で100%を作ることが正義」というのが刷り込まれていました。この考えについては、徐々に自分が調整出来ていると思っていたのですが、どうやらこれは気のせいだったようです。

10年間骨の髄まで叩き込まれたものが、1年そこらで取れるわけがない。

過去の自分のキャリアにおいては、とある仕事を納品する・作り上げるにおいて、「何が出来るかを常に考えて、思いついたことは全てやる」というのが正義でした。

同じ考えで転職後のキャリアをスタートさせて仕事に取り組んだ結果、働き方も違う新しい世界で、「自分が作り出した仕事全てを効率的に全て対応していく」ということが出来なくなっており、対応漏れが生じたり、優先度間違いが生じたりという事例が発生していました。

過去のキャリアにおいても「優先度をつける」ということは意識してやっておりましたが、優先度が明らかに低い仕事というのはなかったので、イメージ「60% / 40% で優先度をつける」ことはやってきても「99% / 1% で優先度をつける」とか、場合によっては100% / 0% で優先度をつけるということはやってきませんでした。優先度はつけていたが、「極端」な優先度をつけていなかった、ということになります。

「極端」な優先度をつけることの重要性

かの「7つの習慣 / Seven Habits」で有名なStephen Covey (スティーブン・コヴィー)も優先度をつけることの重要性を説いた上で、「緊急性」「重要度」の2軸で優先度を考えることが必要であると説いています。


優先度マトリックス (7つの習慣から引用)

すごく当たり前のことのように見えますが、当たり前を当然のようにやることがいかに難しいか。。。

  • 優先度を「当然できる」ものとしてみなすのではなく、故意に意識すること

  • 優先度に基づいて、自分がやる仕事・人にお願いする仕事を分けること

  • 自分がやるにしても、人にお願いするにしても優先度(high / middle / low)をつけて、期限を区切ること

を意識することの重要性を改めて感じた1年でした。

「NO」の重要性

マスカレードホテルを見た時に「ホテルマンはNOと言わない」と長澤まさみさんが仰っていました。逆に言えば自分、そして多くのこれを読まれている方は(恐らく)ホテルマンではないので「NO」と言っていいのだと思います。

「なぜやらないのか」の言語化・思考整理をして、「他にやるべきものに時間を使うべきだ」という確信があるのであれば、NOと言っていい。なんならNOと言った方がいい。

但し、「やりたくないからNO」はダメだよ、と。我が家の猫にも言って聞かせたいものです。

やりたくないよおお


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