【朗読まとめ 新書太閤記】その八「京都将軍編」 吉川英治のAudioBook ナレーター七味春五郎 発行元丸竹書房 1 AudiobookChannel 2024年4月25日 02:58 この作品は、当初読売新聞に1939年1月1日から1945年8月23日まで、掲載されました。以降の原稿は、「続太閤記」としていくつかの地方紙に掲載されました。前半の中断は、終戦が原因となったそうです。 日本の天下を統一した豊臣秀吉の生涯を昭和の文豪が描く!■用語集然諾……ゼンダク・引き受けること。承諾。紊乱……ブンラン・乱れること。乱すこと。説破……セッパ・相手の説を言い負かすこと。論破。蠢動……シュンドウ・虫などがうごめくこと。転じて、取るに足りない者が策動すること。醜族……シュウゾク憂暗……ユウアン・憂鬱、暗鬱閑雲野鶴……カンウンヤカク・なんの束縛も受けず、悠々自適して、自然を楽しみながら暮らす境遇。隠士……インシ・俗世を離れて静かな生活をしている人畸形……キケイ・生物体において、多くは先天的に、一般とは異なる形態を示すもの。腺病質……センビョウシツ・体格が貧弱でリンパ節などの腫脹(しゅちょう)を起こしやすい、小児の虚弱体質。拝賀……ハイガ・目上の人に(新年などの)祝い事の喜びを申し上げること。寵姫……チョウキ・君主や諸侯の特にお気に入りの女。 愛妾。経綸……ケイリン・国家を治めととのえること。その策。忌憚……キタン・いみはばかること。遠慮。佞臣……ネイシン・佞奸(ねいかん)な臣下。主君にこびへつらう家来。瀟洒……ショウシャ・すっきりとしゃれている様子。俗っぽさがなく、あかぬけしていること。恬淡……テンタン・あっさりとしていて、名誉・利益などに執着(しゅうじゃく)しないさま。潰乱……カイラン・敵に敗れ秩序を失って、まとまりがつかないこと。雄図……ユウト・雄々しい企て。壮大な計画。多恨……タコン・うらむ気持やかなしむ気持が多いこと。 また、そのさま。出蘆……シュツロ・引退して世俗を離れていた人が、再び官職などに就くこと白虹……ハッコウ・霧やぬか雨などのとき見られる白色の虹(にじ)。 武器、また兵乱の象とされた。 霧虹ともいう。尾濃……ビノウ・尾張 東海道一五か国の一国。桃李……トウリ・試験官が採用した門下生。自分がとりたてた人材。嶮岨……ケンソ・けわしいこと。けわしい所。霏々……ヒヒ・雨や雪などが、しきりに降るさま。春眠……シュンミン・春の夜の快い眠り。春の眠り。併呑……ヘイドン・あわせのむこと。他の勢力を自分の勢力下に入れること。飛札……ヒサツ・急用の手紙。飛書。馬匹……バヒツ・馬のこと。渡渉……トショウ・川をわたること。国富……コクフ・国の経済力。国全体の富(とみ)。篤学……トクガク・学問に熱心なこと。結髪……ケッパツ・元服すること。馳駆……チク・駆使すること。馬を駆って走ること峨々……ガガ・山や岩壁などが、高くけわしくそびえ立つさま。督戦……トクセン・部下を激励・監視して戦わせること。黙契……モツケイ・暗黙の間に成り立った、意志の一致または契約。■登場人物木下藤吉郎……のちの豊臣秀吉弥右衛門……日吉の父お奈加……日吉の母おつみ……日吉の姉筑阿弥……日吉の継父於福……楊景福。日吉の友達五郎太夫……お福の父。陶器職人捨次郎……五郎太夫の下僕利琴……お福の母仁王……日吉の友達加藤弾正……日吉の親戚となる小竹……日吉の弟渡辺天蔵……土匪の頭蜂須賀小六……蜂須賀一族の長松原内匠……小六の部下仁田彦十……小六の部下。古弓売りに化ける乙若……弥右衛門の友人で、織田家につかえる斉藤秀龍……道三。美濃の戦国大名難波内記……道三の家中蜂須賀七内……小六の舎弟斎藤義龍……道三の息子。父と美濃の覇権を争う明智十兵衛光秀……光安の客分で、日吉をつかまえる。明智光安入道……道三の配下明智弥平治光春……光安の息子織田信長……織田家の藩主織田信広……信長の兄織田信行……信長の弟平手中務……信長の側近。親代わり五郎左衛門……中務の子前田犬千代……信長の家臣で、藤吉郎のライバル。柴田権六勝家……信長の家臣林美作……信長の家臣がんまく……秀吉の同僚。信長のしのび浅野又右衛門長勝……織田家の弓の衆寧子……長勝の娘。藤吉郎の妻こひ……寧子の母おや屋……寧子の妹権蔵……ごんぞ。藤吉郎の若党。山淵右近……工事奉行山淵左馬介……鳴海城を預かる武将。信長を裏切るつもり。森三左衛門可成……斉藤家から織田家に仕えることになった、信長の重臣森蘭丸……三左衛門の子息さい……信長の侍女池田勝三郎……清洲会議に出席した4人の織田家重臣の一人。信長とは乳兄弟。松平元康……今川の人質にして、若干21才の武将。後の徳川家康。竹中半兵衛……斉藤家の旧臣堀尾茂助……幼名小太郎。父の死とともに浪人するが、藤吉郎につかえる。 #吉川英治 #長編 #朗読 #小説 #小説 #朗読 #長編 #吉川英治 1 出版社「丸竹書房」を運営しています。 記事をサポート