朗読時代小説 樅の木は残った「十五話 貝合せ」山本周五郎作
でも、伊達騒動事態は歴史的な事件なので、結末はわかってるわけですよ。悲劇っていう。ただ、江戸時代を通じて語られてきた原田甲斐の悪役像を、山本周五郎はくつがえしてるんですよね。作中の原田は、悪人ではないけれど、まだまだ昼行灯的な活躍です。
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