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ねじまげ物語の冒険 作品紹介!

 両親を事故で失い、虐待を受ける洋一を救いに現れたのは、ほら吹き男爵ことミュンヒハウゼンであった。

 洋一の両親は単なる図書館職員ではなく、書かれたことが現実になると言う伝説の書と、本の世界を守り続けた一族の最後の生き残りであった。

 一方ミュンヒハウゼンは、幕末、中間世界に渡った侍たちとともに、宿敵ウィンディゴと戦い続けてきた。
 中間世界の侍は、ウィンディゴとの戦いで命を落とし、もはや奥村親子しか残っていない。

 洋一の両親を殺したのは、このウィンディゴである。

 ウィンディゴは、創造の力を使い、本の世界をねじ曲げて、その力を吸い上げ、現実の世界に出てこようとしている。

 洋一は、両親の敵を討つために、三人の仲間とともに、ロビンフッドの冒険の世界へとびこんだ。

 だがそこでは、主人公ロビンフッドは、遠くパレスチナでなくなり、ちびのジョンは目的を見失い、ノッティンガム州庁官の手下に成り下がっていた――


 本の世界にやってきた洋一と太助だが、ウィンディゴの策略により、ミュンヒハウゼン、奥村と離れ離れになってしまう。子供たち2人だけで、本の世界を旅しなければならなくなる。

 ちびのジョンには出会えたが、物語の変遷は彼にもおよび、チビのジョンは泣き虫ジョンと呼ばれ、州庁官の家来にまで、いじめられている始末――

 洋一と太助は、ジョンを助け、ロビンフッド救い出すことを決意するが、
そのためには、伝説の書を使う必要があった。

 けれど伝説の書には、危険な秘密があったのだ。

 ウィンディゴは創造の力で、ロビンの世界にアーサーの物語を持ち込んでしまう。
 洋一たちはロビンを救うだけではなく、アーサー王の宿敵、モルドレッドとも戦わなければならない。

 伝説の書に呪われた洋一が、創造の力で、ウィンディゴと対決する。

 呪われた子供たちが、森の一味とともに、銃士騎士を相手に、大立ち回りを演じる、痛快娯楽エンターテイメントが、ついに完成!

 洋一は、本の世界を守り、両親の敵を打つことができるのか――というお話です。

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