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朗読まとめ【天地静大 下巻】山本周五郎の傑作長編 読み手七味春五郎 発行元丸竹書房
上巻はこちらです https://youtu.be/lBuAd4v0YAI 1959年(昭和34年)12月24日~翌年10月31日 『北海道新聞、中日新聞、神港新聞に連載』 「樅の木は残っ…
【睡眠作業用朗読】吉川英治AudioBook『野槌の百』 読み手七味春五郎 発行元丸竹書房
■あらすじ 文豪の描く男と女のドロドロの愛憎劇。最後に光るは、母の愛、かな? 名作「八寒道中」 https://youtu.be/dtYvGROydMc の後日譚。 ■登場人物 百……刀鍛冶を…
【朗読 長篇第一回】銭形平次捕物控『幽霊大名』野村胡堂作 字幕付き ナレーター七味春五郎 発行元丸竹書房
毎週日曜夜八時配信! この動画は、銭形平次捕物控の長篇作品になります。全部で四五編となります。 これまでの長篇集はこちらから、 https://www.youtube.com/play…
【朗読】山本周五郎アワー『花杖記 2024.ver』 ナレーター七味春五郎 発行元丸竹書房
■あらすじ 1957年(昭和32年)9月 『小説新潮』 54才のこの年は、 深川安楽亭 https://www.youtube.com/watch?v=E_ySyB3eakg 枕を三度叩いた https://www.yout…
眠くなる朗読/夏目漱石 坊ちゃん 字幕付き ナレーター七味春五郎 発行元丸竹書房
■坊っちゃんの解説
夏目漱石による中編小説。二番目に書かれました。ちなみに処女作は、「我が輩は猫である」どちらも一人称で書かれているんですね。
坊っちゃんは、1906年、明治39年雑誌ホトトギスの付録として出されています。元来の江戸っ子で無鉄砲を自覚する、新米教師の活躍を描いていおり、明治維新後、近代化の進む東京から、古い慣習の残る愛媛へ。そこで、元来の無鉄砲と、正義感をつらぬく坊っちゃん もっとみる
【朗読】山本周五郎『五辨の椿 第二話』2024Ver 作業睡眠用 ナレーター七味春五郎 発行元丸竹書房
■あらすじ
不治の病にかかった最愛の父の死。その父を苦しめていた奔放な母。出生の秘密を知ったおしのは、復讐の殺人鬼に墜ちていく——羅刹となった娘の仇討ちは。山本周五郎の異色作。
全六回
■登場人物
おしの……薬種商「むさし屋」の一人娘。
おその……「むさし屋」の家附きの娘で、喜兵衛の妻。
喜兵衛……「むさし屋」の当主。養子として家業の繁栄に努める。
定次郎……「むさし屋」の手代。喜兵衛の信 もっとみる
【朗読】山本周五郎『五辨の椿 第一話』 作業睡眠用 ナレーター七味春五郎 発行元丸竹書房
■あらすじ
不治の病にかかった最愛の父の死。その父を苦しめていた奔放な母。出生の秘密を知ったおしのは、復讐の殺人鬼に墜ちていく——羅刹となった娘の仇討ちは。山本周五郎の異色作。
全六回
■登場人物
おしの……薬種商「むさし屋」の一人娘。
おその……「むさし屋」の家附きの娘で、喜兵衛の妻。
喜兵衛……「むさし屋」の当主。養子として家業の繁栄に努める。
定次郎……「むさし屋」の手代。喜兵衛の信 もっとみる
【眠くなる朗読/宮沢賢治】【セロ弾きのゴーシュ】 ナレーター七味春五郎 発行元丸竹書房
宮沢賢治は、日本の詩人にして童話作家である。現在では著名な人物だが、生前はほとんど名を知られず、国民的作家となったのは、死後に応答宮澤清六や草野心平らの尽力により、賢治の作品は多くが発刊されることになった。生前、注目はあつめていたのだが、発刊されたのは、詩集一冊と、注文の多い料理店のみである。賢治がうけとった原稿料は、総じて五円あまりであったという。満37才没。結局、賢治の死は、あまりに早すぎたわ もっとみる
朗読まとめ【天地静大 下巻】山本周五郎の傑作長編 読み手七味春五郎 発行元丸竹書房
上巻はこちらです
https://youtu.be/lBuAd4v0YAI
1959年(昭和34年)12月24日~翌年10月31日 『北海道新聞、中日新聞、神港新聞に連載』
「樅の木は残った」が、毎日出版文化賞を受賞(辞退)。演劇化、映画化、テレビドラマ化がつづき、TBSの「山本周五郎アワー」が人気を博します。脂ののった56才の周五郎が著した、幕末小説。お聴きください。
「樅ノ木は残った」 もっとみる
【朗読】芥川龍之介 睡眠導入作業用AudioBook 珠玉の短編を十一作詰め合わせしております。 ナレーター七味春五郎 発行元丸竹書房
羅生門、鼻、蜘蛛の糸、桃太郎、猿蟹合戦、トロッコ、藪の中、鼠小僧次郎吉、三右衛門の罪、或敵討の話、或日の大石内蔵助
■羅生門
1915年(大正4年)11月に雑誌『帝国文学』発表
平安時代、天変地異がうち続き、衰退した都で、一人の下人が途方にくれる。主人から解雇された彼は、このままでは盗賊になりはてるしか道はないと思い悩む。
書かれたのは、東京帝国大学在学中のことで、さすがの芥川も無名の時 もっとみる
【睡眠作業用朗読】吉川英治AudioBook『野槌の百』 読み手七味春五郎 発行元丸竹書房
■あらすじ
文豪の描く男と女のドロドロの愛憎劇。最後に光るは、母の愛、かな?
名作「八寒道中」
https://youtu.be/dtYvGROydMc
の後日譚。
■登場人物
百……刀鍛冶を目指していたが、破門される。
おしげ……百の母
お稲……賛之丞の恋人だったが、三五兵衛が寝取る。
安成三五兵衛……悲しい笛の音を響かせる、紀州の侍。妹を死なせた賛之丞をかたきと付け狙う。
村上賛之丞……鮎 もっとみる
【睡眠作業用朗読】黒門町伝七捕物百話 七 邦枝完二「色娘」 ナレーター七味春五郎 発行元丸竹書房
■テレビドラマ、伝七捕物帳原作
捕物作家クラブに参加する作家によって、合同企画「黒門町の傳七捕物帳」は生まれました。『京都新聞』に連載されたシリーズで、野村胡堂をはじめ、著作権のきれているもののみ、読んでまいります。
※この作品は、メンバーシップで公開された分割版の総集編となります。
私の読んだ全八巻の桃源社の巻末にはこうあります。
「捕物作家総動員! 大家新鋭が腕を競って同じ主人公、伝七 もっとみる
【朗読 長篇第一回】銭形平次捕物控『幽霊大名』野村胡堂作 字幕付き ナレーター七味春五郎 発行元丸竹書房
毎週日曜夜八時配信!
この動画は、銭形平次捕物控の長篇作品になります。全部で四五編となります。
これまでの長篇集はこちらから、
https://www.youtube.com/playlist?list=PLbLffmEwTDprPA_TkWCNyyek_EKsRjHwj
『幽霊大名』は、
昭和二十九年 主婦と生活 四〜六月号掲載作品。シリーズとしては、331作目に当たります。
野村 もっとみる
【天地静大(最終話!) 第十七回 二十二話、静かなる山河】山本周五郎の傑作長編〜毎週土曜夜八時〜 朗読時代小説 読み手七味春五郎 発行元丸竹書房
1959年(昭和34年)12月24日~翌年10月31日 『北海道新聞、中日新聞、神港新聞に連載』
「樅の木は残った」が、毎日出版文化賞を受賞(辞退)。演劇化、映画化、テレビドラマ化がつづき、TBSの「山本周五郎アワー」が人気を博します。脂ののった56才の周五郎が著した、幕末小説。お聴きください。
「樅ノ木は残った」「赤ひげ診療譚」に続く作品
幕末、東北の小藩出身の青年が、学問の道を志しながら、 もっとみる
【朗読】山本周五郎アワー『花杖記 2024.ver』 ナレーター七味春五郎 発行元丸竹書房
■あらすじ
1957年(昭和32年)9月 『小説新潮』
54才のこの年は、
深川安楽亭 https://www.youtube.com/watch?v=E_ySyB3eakg
枕を三度叩いた https://www.youtube.com/watch?v=ze7Afab59uQ
茶摘みは八十八夜から始まる https://www.youtube.com/watch?v=CFVVnoA9Ivw
ち もっとみる
【朗読】黒門町伝七捕物百話 四、岡田八千代「蔵座敷」 ナレーター七味春五郎 発行元丸竹書房
テレビドラマ、伝七捕物帳原作
捕物作家クラブに参加する作家によって、合同企画「黒門町の傳七捕物帳」は生まれました。『京都新聞』に連載されたシリーズで、野村胡堂をはじめ、著作権のきれているもののみ、読んでまいります。
私の読んだ全八巻の桃源社の巻末にはこうあります。
「捕物作家総動員! 大家新鋭が腕を競って同じ主人公、伝七と獅子っ鼻の竹を縦横に活躍させ、異色の中に新鮮味があふるる野心作揃い。 もっとみる
文豪の描く辰巳芸者の心粋【朗読】吉川英治AudioBook『春の雁』 読み手七味春五郎 発行元丸竹書房 #忠臣蔵
■あらすじ
骨董の商いで、上方から江戸のとくいをまわる、旅商人の清吉。深川の芸者・秀八にいれこんで、大金を渡してしまう。
■登場人物
清吉……長崎からながれてきた旅の商人
秀八……人気芸者だったが、とあることがきっかけで、困窮している。
通船楼のおかみ
傳兵衞……大泥棒
◆用語集
御寮人……ゴリョウニン・貴人のむすこ・娘の敬称。更に広く、人の妻・子女の敬称。
花柳界……カリュウカイ・遊里 もっとみる
【朗読】山本周五郎アワー『美少女一番乗り』 ナレーター七味春五郎 発行元丸竹書房
■あらすじ
1938年(昭和13年)4月 『少女倶楽部増刊号』
山本周五郎35才。毎月二、三の短編を発表。馬込の中心にいた尾崎士郎が中国戦線に去り(前年から日中戦争勃発)国家総動員令が施行されるなかで、「机にこびりついて、原稿を書いていた」。大衆娯楽に身を沈めながらも、人間の真実を書こうと奮闘努力をつづけ、後年にそのケツジツみることになりますが、ともあれ——
お聴きください。
■登場人物
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