毒親にならないための_マイルール-2

「だったら、そんなクソみたいな遺伝子で子作りをすんなよ」という話。

はじめに

おそらく、下田美咲 信者気味の方をのぞいて、ほぼ全ての人が「なんでお前がそんなことを語れるんだよ」「お前が毒親じゃないという根拠はどこにあるんだ」と思っているのではないか、と思います。

「そういうことは無事に子育てを終えてから言えよ」

「そのマイルールで育てている息子が、この先どうなるか分からないじゃん。グレるかもよ?」

「子どもが成功してから書けば?」

まるでそんな声が聞こえてくるような気がしている中で、私は今回のnoteを書き始めています。このnoteを発売した暁には、実際に、そんなコメントがわんさか届くんだろうなぁ、とは思っています。

ただ、その件について、最初に一言伝えておきたい。

はい、分かります、私もそう思っています!!!!

はっきり言って、2019年現在の私は「まだまだ"子育ての正解"を語るに相応しくないスペックの持ち主だ」と思っています。なぜなら、そう、きっと皆さんがモヤっとしているその通り「まだ育てている途中で、すべてが仮説でしかないから」です。

私はまだ、母親になって2年数ヶ月しか経っていません。育てあげた子どもは1人もいませんし、息子がこの先どんな風に育っていくのかは未知数です。万人から見て「立派だ」とか「成功者だ」と言われるような人材に育つのかは謎ですし、自殺したり犯罪者になったり引きこもりになったり精神病を患って親子で苦労する可能性もあります。そうだとしたら、私の語る子育て論には需要がない(反面教師としては役に立つかも)ということになると思います。

【美咲式の子育てが、子どもにどういう影響を与えるのか】ということの答えが出始めるのは、ずっと先のことです。

ですが、育て終えた頃に書いたのでは間に合わない親子が、世の中には沢山います。

ありがたいことに、2019年現在の「下田美咲」には沢山の愛読者さまが存在していて、毎日noteを書いているだけで億ションに住めるような状況です。それってかなりの読者数だと思っていますし、相当な信頼を寄せられているのだと感じています。

noteの売上は、読者さんからの信頼です。noteを売る側の経験をしたことがある人ならわかるのじゃないかと思いますが、noteの売り上げって最強に【読者からの信頼】が可視化されているデータだと思うんですよね。

で、そんな下田美咲読者の方の多くは20〜30代の女性です。その次に10代と40代の女性です。

つまり、子育て真っ最中の人がかなり沢山いますし、もうちょっとしたら子育てをする人や、いつかは子育てをしたいと考えている人が沢山います。子育てとは無縁の年代の読者さんってほとんどいません。

何が言いたいかというと、私の子育てが終わってから書いたんじゃ、私のことを支えてくれている読者さんたちの子育ての力にはなれないんです。間に合わないんです。

今書かないと、超遅いんです。

子育てが終わってから書いた方が、つじつまが合うことは百も承知です。今の私にはまだ、子育ての教科書を書く資格がないことも理解してます。

だけど!

だからこそ尚更、書籍としてはしばらく書けるチャンスがなさそうなテーマだし、私のことを信頼してくれている読者さんの多くは「一刻も早く、下田美咲の子育て論が知りたい」「今書いてくれないと間に合わない」「毎日迷っていて困ってる」「根拠はなくてもいいから取り急ぎ書いてほしい」と思ってくれていて、それは定期的に寄せられ続けてきた声で、私としても「いや、そうだよね。私が子どもを育て終わる頃は、みんなも育て終わってるもんね・・・!今知りたいよね・・・!」と感じるので、時期尚早だとわかっているけれど、書くことにします。

このnoteに書いていく子育て論が、合っているのかは、私にも分かりません。ここから先、息子がどんな道を辿って、どんな大人になるのか、それもまだ分からないことです。

ただ、私は、我が子には【幸せな子ども時代】を過ごして【楽しく生きていける大人】になってほしい。そのために私は「親として」どうあるべきだろうか。そう思いながら子育てに取り組んでいます。

このnoteは、そんな私こと【下田美咲の育児にまつわるマイルールBOOK】です。

子育て真っ最中の私が【親として・どんなつもりで・どう育てているのか(どう育てていくつもりなのか)】を整理して書いていきます。言い方を変えると【下田美咲的・毒親にならないためのマイルール】です。何度も言いますが、あくまでマイルール。それ以上でも以下でもありません。

なので全ては仮説で、当たるかは分からない計算ですが、一応、私は常にあらゆることを計算して子育てに取り組んでいます。こう思うからこうするし、こんなことが起きたら困るからこうするし、こうなるといいなと思いながらこうしているなど。

ポイントとしては、この辺りを意識しています。

毒親にならないための マイルール-3

ということで、全ては仮説ですが、私と同じ時代に生まれた読者の人に向けて、書いていきます。あと「今のうちに書いておかないと、育て終えた頃には多くのことを忘れてそうだし」という記憶力の都合もあって、このタイミングでの執筆を決意しました。

身内しかいない空間でオフレコトークをするようなスタンスで書きます。作家としてはだいぶフライングとなりますが【私の子育て論をリアルタイムで共有するためのnote】を全力で書いていこうと思います。

2019.11.22 下田美咲


毒親にならないための10のこと 
〜美咲式・親としてのマイルール〜

毒親にならないための マイルール-2

ルール1♦︎子どものことを、けなさない

私が心に決めていて、夫にも常日頃から念を押しまくっているのが「親は、絶対に、子どものことをけなしてはいけない」というルールです。

なぜかと言えば「だったら、そんなクソみたいな遺伝子で子作りをすんなよ」という話だから。容姿にしても、能力にしても、基本的にはどれも遺伝子で決まるものです。もちろん、血反吐を吐くような努力だったり、血まみれになるような手術だったりをすれば、遺伝子を越えた自分になることは可能ですが、そこまでするかどうかは本人が決めることで、親としては遺伝子通りの状態を「最高!大好き!」と言わないと、かなり変な話。

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