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呼んでないのにパニックはくる

パニックは突然やってくる。座って落書きをしていたら、唐突に吐き気。と同時に体の力が入らなくなり、トイレの前で五体投地する羽目になった。頓服で何とか凌いだものの、布団に潜り込んでガタガタ震えている。寝っ転がって深呼吸しながら、別のことをしていた方が気が紛れるので、これを書いている。

初めてパニック発作が出たのは、よりにもよって、就寝中だった。パニック障害の名は知っていたが、普通、ストレスの溜まっている人が、電車や人混みで恐怖に駆られる症状だと思っていた。

当時、1時に寝て7時に起きる生活、ストレスも特になかった。しかも就寝中。だから、目が覚めて「息が出来ない、気持ち悪い、力が入らない、震える」状態に脳卒中かと戦慄し、速攻で救急車を呼んだ。

結果的に検査結果は異常なし。明け方やんわり心療内科をすすめられて家に帰らされた。

心療内科でロールシャッハ とWAISⅲを受けたらあらびっくり。ロールシャッハの結果が、完全にやばい人状態だった。後で調べて分かったが、一般的反応から尽くズレていた。お医者さんから「日常生活に向いていないタイプ」というパワーワードをいただき、いまに至る。非日常の連続なら向いているのだろうか。ドラマ24のジャック・バウワーだっけ、あの人のような生活をすればいいのか?日常が続く限り治らないのか、と考えるとなかなか悲惨だ。

なったもんは仕方ないかあ、と向いてない日々を過ごすしか選択肢はない。つらい。


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