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凡人を自覚する

書店に行けば、本本本、大量の書籍に会える。当たり前だ、書店なのだから。しかし本が商品として陳列されるまでのストーリーに想いを馳せると、とんでもない才能、努力、運と縁、そしてエネルギーを凝縮した物体であるということに圧倒される。

誰もがページを開設し文章を書くことが出来るこのサイトを巡るだけでも、自分には逆さに振っても出せないフレーズ、スクロールを延々としなければならないのに読み飛ばさせない力量の人がごまんといるのだ。また、絵を掲載する人も多いが、この人もう金取っていいんと違う?というくらい、その辺のプロ顔負けの人が大量にいる。note、こええ!それでも書籍化に漕ぎ着けるのはごく一部。マジでこええ。

ここにいる人たちが、沸沸と内面で沸騰させて溢れ出たものをぶつけてるんだとしたら、まず自分の思いを沸騰させるなり発酵させるなり、あーもう醸造でも何でもいいや、とにかく吐き出さなければならないんだ、と確固たる意志で出力するしか対峙することができない。

とにかくどの分野に於いても層が厚く、最近始めたばかりの新参者なぞ、それこそ草履を懐で温めるところから始めないとやばいレベルだ。色んな人のところをまわり、再自覚した。本当に自分は凡人だ。

凡人の書く、精一杯の思いを読んでくれるそこのあなた。感謝しています、ありがとう。

サポートしていただいた分は、書籍の購入に使いたいです。素敵な本へのお礼として。